Google アナリティクスには「ページ/セッション」という項目があります。
これは、あなたのWebサイト・ブログを訪れたユーザーが平均何ページ読んだかを示しています。例えば、あなたのブログを訪れた人が、3ページ読んだ後に帰ったら、ページ/セッションは”3″になります。
そして、”この「ページ/セッション」を改善する”ということは、PV(ページビュー)を増やす上で、とても重要になります。
なぜ、「ページ/セッション」の改善が重要になるのか?
あなたのブログの訪問者数が月間5万人のとき、あと5000PV増やそうと思ったら、どうすれば良いでしょうか?
“記事を増やす”
という選択も正しいですが、「ページ/セッション」を”0.1″改善しても、5000PV増えます。
訪問者数 | ページ/セッション | PV |
---|---|---|
50,000人 | 1 | 50,000PV |
50,000人 | 1.1 | 55,000PV |
記事数の増加だけで、5000PVを稼ごうと思ったら、結構大変です。記事1件あたり”500PV”稼げるとしたら、記事を10件も増やす必要があります。
もし、簡単に「ページ/セッション」を改善できれば、もっと楽に、効率的に”PV”を増やすことができます。
「ページ/セッション」を1.16から1.26に改善するために行ったこと
今回ご紹介する「ページ/セッション」を1.16から1.26に改善した方法は、とても簡単で、誰でも今すぐにできます。
その方法とは、記事の本文の後に「関連記事」をリンクすることです。
例えば、「Windows7とWindows10の違い(比較)」という記事では、次のようにリンクしています。
たった、これだけで「ページ/セッション」「直帰率」「平均セッション時間」が大幅に改善されました。
関連記事の設置前 | 関連記事の設置後 | |
---|---|---|
ページ/セッション | 1.16 | 1.26(5.54%改善) |
直帰率 | 87.91% | 85.10%(3.20%改善) |
平均セッション時間 | 54秒 | 57秒(4.96%改善) |
※また、関連記事の設置は、内部リンクの強化・SEO対策にも繋がります。
関連記事の選び方
当然のことならが、関連記事は、その本文の内容に合っているものを選びましょう。
例えば、『WordPressって何?徹底解説』という記事があれば、「WordPressのプラグインまとめ」「WordPressのおすすめテーマ」「WordPressを外出先で編集する方法」など、同じ内容の記事をリンクしてあげます。
全く関係ない記事を貼り付けていても、訪問者は興味を示しません。邪魔なだけです。あくまでも、訪問者のことを考えて、ふさわしい関連記事を設置してください。
関連記事の数は5件、多くても8件までに抑えるのが良いでしょう。
今は、関連記事を自動表示するためのツール・プラグインも高精度なものが色々あるようですが、僕は、一つ一つ手作業で記事を選んでいます。
最後に
いかがでしたか?
本文の直後に関連記事を設置するという手法は、GIGAZINEやLIGを始め、多くのブログで用いられています。それだけ、効果が高いということですね。
まだ、関連記事を設置していなくて、PVの増加に悩んでいる方は、是非、関連記事の導入してみてください。