SBI証券でログインや重要な手続きの際に行われる”電話認証”
しかし、いざ実行しようとした時に「電話が繋がらない」「発信しても自動応答にならない」といったトラブルに遭遇することがあります。
実はこの不具合には、通信環境やスマホ設定、着信拒否設定、キャリアの仕様、SBI証券側の混雑や障害など、さまざまな原因が関係しています。
本記事では、SBI証券の電話認証が繋がらない時に考えられる原因と自分でできる対処法を分かりやすくまとめました。
急いで手続きを進めたい方の参考になる内容なので、ぜひチェックしてみてください。
目次
SBI証券の電話認証が繋がらない原因と対処法
ここからは、SBI証券の電話認証が繋がらない原因と対処法を解説していきます。
1、登録電話番号が間違っている・変更されている
SBI証券の電話認証は、あらかじめ登録されている電話番号に対して自動音声で発信されます。
そのため、以下のようなケースでは認証が成立しません。
- スマホ買い替え時に番号が変わった
- MNP(乗り換え)で番号変更した
- 固定電話→スマホに切り替えた
- 古い番号をそのままにしていた
- 家族名義の番号で登録していた
番号自体が異なっている場合は、いくら発信しても繋がらず、認証コードも受け取れません。
対処法
以下の手順で登録番号を確認し、必要であれば修正します。
- SBI証券にログイン
- 「お客様情報 設定・変更」へ移動
- 登録情報の電話番号を確認
- 変更が必要なら「登録情報変更」から更新
番号変更後は、電話認証が正常に動作するようになります。
- 固定電話を登録している場合、スマホに変更した方が安定しやすい
- 仕事用のIP電話や050番号の場合、認証が通らないことがあるため注意

2、発信者電話番号通知を非通知にしている
SBI証券の電話認証では、利用者側が電話発信するケースもありますが、その際に「非通知発信」設定になっていると自動音声側が受付できず、認証が成立しないことがあります。
対処法
スマホの電話アプリ設定を確認します。
- iPhoneの場合
設定 → 電話 → 発信者番号通知 → ON - Androidの場合
電話アプリ → 設定 → 通話設定 → 発信者番号通知 → 「番号を表示」
一時的に変更する場合は、頭に *31# を付けずに発信すること。

また、企業の自動音声は発信番号が「通知あり」「通知なし」「番号不明」になることがあり、非通知拒否と噛み合わず失敗することもあります。
非通知関連は見落としやすい原因のため、電話番号が合っているのに繋がらない場合は必ずチェックしたいポイントです。
3、電話回線の混雑・SBI証券側の集中アクセス
SBI証券の電話認証は、自動音声サーバーを経由して処理されます。
そのため、特定の時間帯やイベント時にアクセスが集中すると、以下のような現象が発生します。
- 発信しても繋がらない
- 自動音声が再生されない
- 認証コード案内まで遷移しない
- 途中で切断される
- 通話が確立せず失敗扱いになる
特に以下のタイミングは混雑しやすい傾向があります。
- 市場オープン前(平日9:00前)
- 大引け直前(15:00前)
- 米国市場オープン前後(夜22:00〜23:30頃)
- IPO申し込み・抽選期間
- メンテナンス明け直後
- 相場急変時・ニュース急騰時
これらのタイミングは、ログイン・注文・情報確認・各種手続きが集中するため、認証処理に遅延が出やすくなります。
対処法
混雑の影響を受けた可能性がある場合は、以下を試してください。
- 数分〜数十分空けて再度実行
- 混雑時間帯を避ける
- 株式市場のピーク時間帯を外す
- 米国市場オープン前後は避ける
- 深夜〜早朝帯に試す
- メンテナンス情報を確認する
また、公式サイトの「お知らせ」やアプリの通知で障害案内や混雑情報が出ていることもあるため、確認すると状況把握が早くなります。
- Wi-Fi切ってLTE/5G回線で試す
- スマホを再起動する
- SIMの優先回線を切り替える(デュアルSIMの場合)
など、通信面の影響を最小化する方法も有効です。

4、通話設定やSIM関連の不具合
スマホ側の通話設定やSIMの種類が原因でSBI証券の電話認証が正常に動作しないことがあります。
特に以下のケースは頻発します。
よくある例
- データ専用SIMを使っている(音声通話不可)
- デュアルSIMで優先回線が通話不可になっている
- VoLTEがOFFで発信できない
- 圏外/電波弱で通話が確立しない
- 格安SIMで通話仕様が異なる
- 機内モードがONになっている
- キャリア障害が発生している
- 固定電話やIP電話しか登録していない
このような環境下では、電話自体が繋がらなかったり、発信しても途中でエラーになることがあります。
対処法
症状のパターン別に対策を整理します。
- データ専用SIMを使用している
→ 音声通話ができないため電話認証不可
対策
・音声通話対応SIMに切り替える
・スマホの番号登録を変更する - デュアルSIM設定が原因
→ 優先通話SIMが未設定 or 無効になっている
対策
Androidの例
設定 → SIMカード設定 → 優先SIM → 通話を選択
iPhoneの場合はSIM設定から音声回線を選ぶ - VoLTE設定がOFFになっている
→ 4G通話不可で発信できず失敗
対策
設定 → モバイルネットワーク → VoLTE → ON
(端末・キャリアによる) - 電波問題(圏外/弱電波)
→ 発信はできても通話確立前に切断される
対策
・Wi-FiをOFFにしてモバイル回線確認
・5G→4G切り替え
・場所を移動(屋内→屋外など) - 格安SIMの仕様による制限
→ 一部回線で自動認証通話が遅延することあり
対策
・標準電話アプリを使用
・IP電話や050番号を避ける
・回線障害情報を確認 - 機内モード/通話禁止設定系
→ 通話自体がブロックされる
対策
・機内モードOFF
・通話制限アプリ解除
特に楽天モバイルの場合
- Rakuten Link → データ通話
- 標準電話 → 音声通話
と仕様が異なるため、認証が必要な場面では標準電話アプリでの発信が推奨です。

- 音声通話対応SIMか
- 優先回線が正しいか
- VoLTEがONか
- IP電話になっていないか
この4点を確認するだけでも、改善するケースが非常に多いです。
5、通話アプリ・IP電話経由を使っている
SBI証券の電話認証は、基本的に「音声回線(携帯キャリアの通話回線)」を前提に動作します。
しかし、以下のような通話方法を使っている場合、認証が正常に通らないことがあります。
よくある例
- Rakuten Link などのデータ通話アプリ
- LINE Out / Skype / WhatsApp / Telegram
- 050番号のIP電話(例:050 plus、SMARTalkなど)
- 企業内のPBX経由内線
- Wi-Fi通話(VoWiFi)
- 固定電話のネット電話サービス
これらは「データ通信経由」で発信する仕組みのため、SBI証券側の自動音声認証システムに対応せず、接続エラーや無応答になるケースが多発します。
症状として起こりやすい例
- 発信はできるが認証が成立しない
- 自動音声が途中で切れる
- 番号案内まで進まない
- そもそも発信できない
- 認証コードが流れない
- 受信ができない(IP電話は着信制限あり)
特に楽天モバイルの「Rakuten Link」はよく原因になります。
対処法
認証時は必ず「標準の電話アプリ」を使うのがポイントです。
標準電話アプリ(キャリア通話)を利用
- IP電話アプリを閉じる
- 050番号ではなく携帯番号を登録する
- Wi-Fi通話(VoWiFi)をOFFに切り替える
- Rakuten Link→標準電話へ切り替え
- 格安SIMの場合も音声回線を必ず使用
楽天モバイルは仕様上、
- Rakuten Link → データ通話
- 標準通話 → 音声通話
となっています。
認証系は標準通話で行う必要があります。

SBI証券に限らず、証券会社や銀行、行政系の認証でも同様なので覚えておくと役立ちます。
6、海外からの利用
SBI証券の電話認証は日本国内の音声通話回線を前提に設計されているため、海外滞在時は以下の理由で認証が正常に動作しないことがあります。
よくあるケース
- 海外現地SIMに差し替えている
- 日本の電話番号でローミングOFF
- ローミング対応していない国に滞在中
- 海外IPアドレス規制にひっかかる
- 自動音声が回線仕様で遮断される
- IP電話しか受信できない環境
特に「日本の電話番号に認証を発信 → 受け取れない」というパターンが最も多いです。
症状として起こりやすい例
- 着信が来ない
- 呼び出し音なしで切れる
- ローミングで遅延→途中で切断
- 音声が再生されない
- IP電話経由になり不成立
海外滞在者に多いのは、現地SIMを挿しっぱなしで日本番号が受信できていない状態です。
対処法
海外から利用する場合は以下をチェックしましょう。
- 日本の電話番号を維持しているか
→ MNP等で番号変更してないか確認 - 音声ローミングをONにする
設定例(iPhone)
設定 → モバイル通信 → 通信のオプション → データローミング→ON
設定 → モバイル通信 → 音声通話とデータ → ローミングON - 現地SIMではなく日本SIMを優先回線に設定
例:デュアルSIMの場合
・音声通話:日本SIM
・データ通信:現地SIM
などに設定 - VoLTE Roaming対応かチェック
一部キャリアはVoLTEローミング非対応の国あり
→ 3Gに落とすと通話できる場合あり - 海外IPで拒否される場合はVPNで日本接続
・VPNを日本サーバーに変更
・SBI証券サイト/アプリで再試行 - IP電話は避ける
海外で利用されがちな「050番号」「Skype」「LINE Out」などは認証通話に不向き
- 現地SIMでデータ通信
- 日本SIMは音声OFF
- IP電話アプリを使用
→ 結果:認証不可
この状態では電話認証はほぼ成功しません。
場合によっては電話認証以外の認証が利用できる場合もあるので、サポートに相談するのも手です。

海外から手続きが必要な場合は、出国前に日本番号のローミング設定を整えておくと安心です。
まとめ
SBI証券の電話認証が繋がらない原因は、登録番号の違いからスマホ設定、通話アプリ、SIMや回線の仕様、さらには混雑や海外利用まで幅広く存在します。
まずは、登録情報とスマホ側の通話設定を確認し、非通知設定や迷惑フィルタ、IP電話アプリなどを避けるだけで改善するケースも多く見られます。
また、相場の時間帯やシステム障害など、SBI証券側の要因で繋がりにくくなることもあるため、時間を空けて試すことも有効です。
それでも改善しない場合は、サポート窓口へ問い合わせれば個別の状況に合わせた案内を受けられます。
電話認証は重要なセキュリティ手段なので正しく仕組みを理解しながら落ち着いて対応していきましょう。





