Webサイトを運営していると、「訪問者数が伸びない」「急に訪問者数が激減した」など、様々な悩みがでてきます。
訪問者数を増やして、稼げるWebサイトにする。
そのためには、”SEO対策”がとても重要です。
※SEO対策とは、WebサイトをYahoo!やGoogleの検索結果の上位に表示させるための対策です。
しかし、インターネットでSEO対策について調べると、間違った情報を多く見かけます。
例えば、次のSEO対策は、絶対にしてはいけません。
- キーワードを詰め込む。
- 隠しテキストを入れる。
- 被リンクを購入する。
間違ったSEO対策をすれば、検索結果の上位に表示させるどころか、Googleからペナルティを受けて、Webサイトが検索結果に表示されなくなります。
では、どうすればいいのか?
その答えである”正しいSEO対策”は、Googleウェブマスター向けガイドラインに書かれています。
Googleウェブマスター向けガイドラインとは
Googleが検索結果の順位を決定するための指針です。
つまり、Googleウェブマスター向けガイドラインを見れば、「何をすれば検索順位が上がり、何をすれば検索順位が下がるか」が分かります。
Googleウェブマスター向けガイドラインを見ると、大きく3つの内容に分かれています。
- デザインとコンテンツに関するガイドライン
- 技術に関するガイドライン
- 品質に関するガイドライン
ひとつひとつ見ていきましょう。
デザインとコンテンツに関するガイドライン
「どのようなWebサイトを制作するべきか」記載されています。
例えば、「Webサイトは分かりやすい構造にする」「サイトマップを用意する」「1ページ中にリンクを増やし過ぎない」「タイトルを分かりやすくする」「リンク切れをなくす」などです。
技術に関するガイドライン
「Googlebotと相性の良いWebサイトにする方法」記載されています。
Googlebotとは、Googleが採用しているWebサイトの内容を調べるためのロボットです。
▲ウェブマスターツール「クロールの統計情報」
Googleは、このロボットが集めた情報を元に、Webサイトの検索順位を決定しています。
そのため、このガイドラインを読んで、Googlebotと相性の良いWebサイトにすることが重要になります。
品質に関するガイドライン
「不正行為について」記載されてます。
Googleからペナルティを受けて、検索順位が下がるといったことがないように、内容をしっかりと理解しましょう。
Googleの基本方針は次の通りです。
- 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
- ユーザーをだますようなことをしない。
- 検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
- どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトといえるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。
この基本方針に合致していないWebサイトは、Googleからスパムサイトと見なされる可能性があります。
もし、この基本方針に記載されていない方法で、不正に検索順位を上げても、そのうちGoogleで新たな対応策を実施します。
Googleでは、抜け道を探すことに時間をかけるより、ガイドラインを遵守しましょうと提案しています。
まとめ
Googleウェブマスター向けガイドラインは、読みやすいものではありませんが、実際、検索順位を決めているGoogleが公表しているガイドラインなので、信ぴょう性は100%と言えます。
Googleの意図は、インターネット人口を増やして、圧倒的なシェアを占めているGoogleの検索エンジンを多くの人に使ってもらうことだと考えられます。
それがGoogleの収益の拡大に繋がるからです。
そのためにも、Googleは今後も、インターネットの信頼性を下げるような品質の低いWebサイトを淘汰していくでしょう。
だからこそ、目指すべきは、”Googleが考える品質の高いWebサイトの制作”です。
このGoogleウェブマスター向けガイドラインを何回も読み、しっかりと理解し、安定的に成長するWebサイトを目指しましょう。