筆王ZEROでWindows11が使えない!互換モードのやり方は?

「筆王ZEROをWindows11で利用したい!」

そんな方は多いのではないでしょうか?

ネット上の口コミ・評判でも”筆王ZEROはWindows11に対応していないの!?”という報告が数多くありました。


Windows11と言えば、2021年10月5日にリリースされたOS(オペレーションシステム)です。

一定以上の要件を満たしたパソコンであれば無償アップグレード対象であることから気軽な気持ちでWindows11にした方も多いでしょう。

この記事では、筆王ZEROはWindows11でも利用できるのかどうかを解説していきます。

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筆王ZEROとは

まずは、筆王ZEROについて簡単におさらいしましょう。

筆王ZEROは、2007年から2010年までソースネクストで販売された年賀状・ハガキ作成ソフトになります。

大きな特徴は、業界初の”毎年0円”です。

一度購入したら対応OS(Windows 2000/XP/Vista)の正式サポート終了までは、毎年無料で最新版にアップデートされます。

年賀状ZEROを購入すれば、毎年年賀状ソフトを購入しなくても新年度の干支が入った年賀状テンプレートを利用できるということですね。

有効OS拡張サービスについて

Microsoftでは、2017年4月11日をもってWindows Vista(ビスタ)のサポートを終了しました。

これによりセキュリティ更新プログラムや有償サポートが受けられなくなり、ウイルス感染や個人情報漏洩のリスクなどを減らすために次期バージョンに更新する必要がありました。

筆王ZEROでは、Windows Vista以降の「Windows7」「Windows10」でも引き続き利用できる有償オプション「有効OS拡張サービス」を提供。

2016年8月22日まで販売されていました。

筆王ZEROはWindows11で使えない

結論を言っておくと、筆王ZEROはWindows11で使えません。

ソースネクスト公式サイトでも次のように案内されています。

Windows11のパソコンで筆王ZEROを使用したい 【筆王ZERO】

「筆王ZERO」はWindows11に対応していないため、Windows11では利用できません

Windows11に対応している筆王は、「筆王Ver.26」以降の製品です。

「筆王Ver.26」以降の製品をお持ちでない場合、最新の「筆王」の購入をご検討ください。
※「筆王ZERO」の住所録やデザインをご利用いただけます。

つまり、筆王ZEROに「有効OS拡張サービス」を付けていたとしてもWindows11では利用できないということです。

Windows11で利用するためには、2021年8月19日に発売された筆王Ver.26以降を購入する必要があります。

互換モードで動く可能性あり

Windows11には、Windows11で動作しないソフトを使用するために互換モードが用意されています。

ネット上の口コミでも”互換モードで動いた”という声がありました。

互換モードで筆王を利用する場合は、

  • 筆王のアイコンで右クリックしてから「プロパティ」を開く
  • 「互換性」タブを開いてから「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックを入れる
  • バージョンを「Windows Vista」「Windows Vista(Service Pack1)」「Windows Vista(Service Pack2)」「Windows7」「Windows8」から選択する
  • 「適用」→「OK」をクリックしてから筆王を開く

の手順で行うことが可能です。

最後に

今回は、筆王ZEROのWindows11の対応状況について解説しました。

現在、筆王ZEROおよび有償オプションである「有効OS拡張サービス」の販売も終了しています。

基本的には、筆王で引き続き新年度の干支や便利な新機能で年賀状作成したい場合は、新しく筆王を購入する必要があります。

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サラリーマンをしながら、当ブログを運営していましたが、2018年に独立し現在はフリーランスとして活動しています。今まで、数々のWebサイト・ブログを構築してきました。このブログでは、今までの経験で得た知識を活かし、Web制作・SEO関連を中心に、最新のIT関連ニュースを発信。また、ファイナンシャル・プランナー技能士の資格を活かして金融関係の情報も発信しています。