ahamoが海外で繋がらない原因と対処法【完全ガイド】 

ahamoは海外82の国と地域で追加料金なしでデータ通信が利用できる便利なプランですが、現地で「ネットが繋がらない」「圏外になる」といったトラブルが起こることがあります。

原因は、海外ローミング設定の不備や現地対応ネットワークの未選択、利用可能データ量の超過、端末やSIMの不具合などさまざまです。

この記事では、ahamoが海外で繋がらないときに考えられる主な原因と、旅行先や出張先ですぐ試せる対処法をわかりやすく解説します。

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ahamoは海外で使える?

ahamoは、海外でも使えます。

NTTドコモが提供するahamoには「海外82の国・地域で追加料金なしでデータ通信が可能」という国際ローミング機能が標準で付いており、特別な申し込みは不要です。

項目 内容
対応国・地域 91カ国・地域(アメリカ、韓国、タイ、ヨーロッパ各国など)
利用可能期間 出国日から連続15日間まで(16日目以降は通信停止、日本帰国で再開)
データ容量 最大30GB/月(国内プランの容量内で利用可)
※大盛りオプション加入中でも30GBが上限となります。
通信速度制限 月間30GBを超えると最大1Mbpsに制限
利用可能サービス データ通信・SMS・音声通話(発着信は国際料金適用)
設定の必要性 データローミングをオンにする必要あり
注意点 対応周波数・現地電波状況により繋がりにくい場合あり

ahamoが海外で繋がらない原因と対処法

さっそく、ahamoが海外で繋がらない原因と対処法を解説していきます。

1. 海外ローミング設定がオフになっている

ahamoを海外で利用する場合、端末の「データローミング」設定をオンにしないと現地の通信事業者に接続できません。

初期設定や国内利用時にはオフになっていることが多く、そのまま海外に行くと圏外のままになります。
特にiOSアップデートやSIM入れ替え後には設定がリセットされている場合があるため注意が必要です。

対処法

  • iPhone:「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「データローミング」をオンにする
  • Android:「設定」→「モバイルネットワーク」→「データローミング」をオンにする
  • 設定変更後は一度機内モードのオン・オフを行い、再接続を試す
この設定がオフのままだと、現地でいくら待ってもネットに繋がらないため、渡航前に必ず確認しておくことが大切です。

2、現地の対応ネットワークに接続していない

ahamoは海外利用時、現地で提携している通信事業者の回線に接続して通信を行います。

通常は自動で接続されますが、電波状況や端末の設定によっては他社ネットワークに繋がろうとして失敗し、圏外のままになることがあります。

また、渡航先で複数のキャリアが利用可能な場合、自動選択がうまく働かず接続できないケースもあります。

対処法

  • スマホの「ネットワーク選択」を手動に切り替え、ahamo公式サイトで案内されている現地提携キャリアを選択
  • 選択後、一度機内モードをオン→オフにして再接続
  • 提携キャリアの4G/5G対応状況を事前に確認(3Gや2Gのみの地域では通信不可の場合あり)
旅行や出張の前に、ahamo公式ページで渡航先の提携事業者一覧を確認しておくと、現地での接続トラブルを防ぎやすくなります。

3、利用可能なデータ量を超過している

ahamoの海外利用は、国内利用分と同じデータ容量を使えますが、海外ローミングでは月間最大30GBまでという上限があります。

この上限を超えると速度が最大1Mbpsに制限され、動画視聴や大容量ファイルのダウンロードが難しくなります。

さらに通信量が多いと一時的に接続が不安定になったり、ページ読み込みが極端に遅くなることもあります。

対処法

  • ahamoアプリまたはMy docomoで海外利用分のデータ残量を確認
  • 上限に達した場合は、Wi-FiスポットやホテルのWi-Fiを活用
  • 長期滞在や大容量通信が必要な場合は、現地SIMやモバイルWi-Fiの利用も検討
  • 動画視聴やオンライン会議など、容量を多く消費する使い方は控えめにする
特に海外では地図アプリやSNSの自動再生などでデータ消費が早く進むため、滞在中はこまめに残量を確認することが重要です。

4、SIMカードやeSIMの不具合

海外でahamoが繋がらない原因の一つに、SIMカードやeSIMの不具合があります。

物理SIMの場合は接触不良や汚れ、破損が原因で回線を認識できないことがあり、eSIMの場合はプロファイルの読み込みエラーや設定不備で通信ができなくなるケースがあります。

特に機種変更やOSアップデート直後、SIMの差し替えを行ったあとに発生しやすいです。

対処法

  • 端末を再起動して再接続を試す
  • 物理SIMの場合は一度抜き差しし、端子部分のホコリや汚れを拭き取る
  • eSIMの場合は、ahamoのマイページからプロファイルを削除→再インストール
  • 別の端末にSIMを挿して動作確認(端末側の不具合切り分け)
特にeSIMは再発行や再設定が必要になることもあるため、長期の海外滞在前には物理SIMを予備として持参すると安心です。

5、対応周波数の違いによる接続不可

海外の通信事業者が利用している周波数帯(バンド)が使っているスマートフォンの対応周波数と合わない場合、ahamoのSIMを入れていてもネットワークに接続できません。

特に古い端末や日本国内専用モデルは、海外の主要バンドをカバーしていないことがあり、4Gや5Gではなく3Gや2Gしか繋がらない、あるいは全く繋がらないというケースもあります。

対処法

  • ahamo公式サイトやスマホメーカーの公式ページで、端末の対応周波数(バンド)を確認
  • 渡航先の通信事業者が利用している周波数帯を調べ、端末が対応しているか照合
  • 非対応の場合は、現地対応バンドを持つSIMフリー端末の用意や、モバイルWi-Fiの利用を検討
海外旅行や出張の前に対応バンドを確認しておくことで、現地で「圏外」のまま困るリスクを大きく減らせます。

海外のフリーWi-FiはVPNがないと危険

海外のカフェ、空港、ホテル、ショッピングモールなどで提供されるフリーWi-Fiは便利ですが、その多くは暗号化が不十分、あるいはまったく暗号化されていません。

この状態で利用すると、同じネットワーク上の第三者に通信内容を盗み見られたり、パスワードやクレジットカード情報、個人データを抜き取られる危険があります。

特に海外では観光客を狙った「なりすましWi-Fi(偽のアクセスポイント)」も少なくありません。

見た目は正規のWi-Fiと同じSSIDでも実際には攻撃者が設置したもので接続すると全ての通信が監視されてしまう可能性があります。

こうしたリスクから身を守るには、VPN(仮想プライベートネットワーク)の利用が必須です。

VPNを使えば通信が暗号化され、同じネットワーク上にいる攻撃者からもデータを守ることができます。さらに、接続元のIPアドレスを隠すことで、位置情報や利用履歴を追跡されにくくなります。

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ABOUTこの記事をかいた人

サラリーマンをしながら、当ブログを運営していましたが、2018年に独立し現在はフリーランスとして活動しています。今まで、数々のWebサイト・ブログを構築してきました。このブログでは、今までの経験で得た知識を活かし、Web制作・SEO関連を中心に、最新のIT関連ニュースを発信。また、ファイナンシャル・プランナー技能士の資格を活かして金融関係の情報も発信しています。