「LINEだけネットに繋がらない」「他のアプリは使えるのに、LINEだけ読み込みが遅い」
そんな不具合に悩む人は少なくありません。
メッセージが送れない、画像や動画が読み込めない、通話ができないといったトラブルは、ちょっとした設定ミスや通信環境の問題が原因である場合がほとんどです。
この記事では、LINEだけがネットに繋がらないときに考えられる主な原因と今すぐ試せる対処法を分かりやすくまとめています。
iPhone・Androidどちらにも対応しているので急いで直したいときも安心。
まずは、簡単なチェック項目から順番に確認して、スムーズにLINEを使える状態に戻していきましょう。
目次
LINEだけネットに繋がらない不具合の原因と対処法
ここからは、LINEだけネットに繋がらない不具合の原因と対処法を解説していきます。
1. モバイルデータ通信やWi-Fiが不安定
LINEだけ繋がらないときの原因として最も多いのが、モバイルデータ通信やWi-Fiの不安定さです。
他のアプリは表示できてもLINEの画像・動画・通話などは通信量が多いため、電波が弱い場所では読み込みに失敗しやすくなります。
特に地下・ビルの中・移動中などでは接続が途切れやすく、LINEだけ送受信が止まるケースがよく見られます。
対処法
- Wi-Fiを一度オフ→オンに切り替える
- 機内モードを10秒ほどオンにしてからオフに戻す
- 4G/5G と Wi-Fi を切り替えて再接続
- 別の場所に移動して電波状況を改善する

2. LINEアプリの通信設定がオフになっている
スマホ本体の設定によってLINEだけモバイルデータ通信が制限されているケースがあります。
低電力モードやアプリごとの通信制限が有効になっているとLINEだけネットに繋がらなくなることがあります。
また、バックグラウンド通信がオフになっているとメッセージ受信が遅れたり通知が届かなくなることも。
対処法
iPhone
- 設定 → モバイル通信 → 下へスクロールし「LINE」がオンになっているか確認
- 設定 → プライバシーとセキュリティ → 位置情報サービス → LINEの権限確認
- 設定 → 一般 → Appのバックグラウンド更新 → LINEがオンか確認
Android
- 設定 → アプリ → LINE → モバイルデータ →「データ使用を許可」をオン
- 設定 → アプリ → LINE → バッテリー → バックグラウンド制限がある場合は解除
- 省電力モードをオフにする

3. スマホの一時的な不具合
スマホ自体の動作が不安定になっている場合、LINEの通信だけが遅くなったり、読み込みに失敗したりすることがあります。
特に長時間スマホを再起動していない、アプリを多く起動したままにしている、ストレージ(容量)が不足している場合は、不具合が起きやすくなります。
メモリ不足が原因でアプリの動作が重くなり、LINEだけ返信できない・通知が来ないと感じるケースも多いため、まずはスマホの状態をリセットするのがおすすめです。
対処法
- スマホを一度再起動する
- 使っていないアプリをすべて終了する
- ストレージの空き容量を2〜3GB以上確保する
- 写真や動画が多い場合はクラウドに移動して容量を軽くする

まずは、試しておきたい簡単な解決方法です。
4. LINEアプリのバージョンが古い
LINEだけネットに繋がらない、メッセージが送れないといった不具合は、アプリのバージョンが古い場合にも発生します。
古いアプリは最新のiOS・Androidとの相性が悪くなることがあり、通信エラーや表示の不具合が起こりやすくなります。
また、LINE側のシステム変更に対応できず、正常に通信できなくなるケースも見られます。
対処法
- App Store(iPhone)またはGoogle Play(Android)で、LINEを最新版にアップデート
- アップデート後、一度スマホを再起動するとより安定する場合あり
- OS自体が古い場合は、OSアップデートも検討する

5. LINEのサーバー側で障害が発生している
LINEだけ急に繋がらなくなった場合、アプリ側ではなくLINEのサーバーに障害が発生している可能性もあります。
特に「今日に限って急に不具合が増えた」「SNSでも同じ報告が多い」といった状況では、LINE全体で通信エラーやログイン障害が起こっていることがよくあります。
サーバー障害が原因の場合、ユーザー側の設定をいくら見直しても改善しないため、復旧を待つ以外の対処法はありません。
対処法
- X(旧Twitter)で「LINE 障害」「LINE 繋がらない」などで最新情報を確認
- ダウンディテクター(DownDetector)で障害報告の増加をチェック
- LINE公式サイトやアプリ内「お知らせ」で障害情報を確認
- 復旧まで待つ(数分〜数時間で回復することが多い)

急にLINEだけが読み込めない場合は、まず障害情報も確認しておきましょう。
6. セキュリティアプリやVPNが通信を妨害している
スマホにインストールしているセキュリティアプリやVPN(仮想プライベートネットワーク)が原因でLINEの通信がブロックされてしまう場合があります。
フィルタリング機能や通信制御が働くことでLINEだけが不安定になるケースは珍しくありません。
特にVPNが混雑していると接続が重くなり、メッセージや通話が途切れたり、画像が読み込めなくなることがあります。
対処法
- VPNを一度オフにして、LINEが繋がるか確認する
- セキュリティアプリの「通信制限」「アプリ制御」設定でLINEが制限されていないかチェック
- フィルタリングアプリ(iフィルター、スマホ制限アプリなど)がある場合は一時的に解除
- プロファイル(構成プロファイル)が入っている場合は見直しも有効

まとめ
LINEだけネットに繋がらない不具合は、通信環境の不安定さやスマホ設定の誤り、アプリの不調など、ちょっとした原因で発生することが多いトラブルです。
しかし、多くの場合は、再接続・設定の見直し・アプリ更新などの簡単な対処で改善できます。
特に通信環境の確認・LINEの通信設定・スマホの再起動は、すぐに試せる効果的な方法です。
また、サーバー障害やVPNの影響といった外部要因も考えられるため、状況に応じて原因を切り分けることも大切です。
LINEが急に繋がらなくなったときは、この記事で紹介したポイントを順番にチェックしていけば、多くの場合すぐに解決できます。
ぜひ参考にして快適にLINEを利用できる環境を取り戻してください。





