spacedeskを使ってサブディスプレイ化しようとしたものの「端末が検出されない」「接続中のまま止まる」「黒画面になる」など、うまく接続できずに困っていませんか?
Wi-Fiでも有線でも使えるのがspacedeskの魅力ですが、その分、設定や環境によってつまずきやすいポイントも多いのが実情です。
spacedeskが接続できない原因は、同一ネットワークに接続できていない、ファイアウォールやセキュリティソフトのブロック、アプリやドライバーのバージョン不一致、USB・有線設定の問題など、複数の要因が考えられます。
原因を切り分けずに操作を繰り返してもなかなか改善しないケースも少なくありません。
この記事では、spacedeskが接続できないときによくある原因をWi-Fi接続・有線接続それぞれの視点から整理し、初心者でも順番に確認できる具体的な対処法をわかりやすく解説します。
どこをチェックすればいいのか分からない方は、ぜひ参考にしてください。
目次
spacedeskが接続できない原因と対処法
ここからは、spacedeskが接続できない原因と対処法を解説していきます。
1、同一ネットワークに接続されていない
spacedeskが接続できない原因としてもっとも多いのがPCと端末が同一ネットワークに接続されていないケースです。
spacedeskは、PC(Windows側)をサーバー、タブレットやスマホをクライアントとして動作させる仕組みのため、同じネットワーク内(同一LAN)に接続されていることが必須条件になります。
どちらか一方でも別の回線を使っていると端末が検出されず接続できません。
よくある例として、
- PCは自宅Wi-Fi、スマホはモバイル通信
- VPNを有効にしたまま接続している
- テザリング中に接続先が分かれている
といった状況があります。
対処法
- PCと端末が同じWi-Fi(同じSSID)に接続されているか確認する
- スマホ側のモバイル通信をオフにする
- VPNを使用している場合は一時的に無効にする
- テザリング利用時は、PCと端末を同じ親回線に接続する

まずは、設定やアプリを疑う前に、ネットワークが本当に同じかを最優先で確認することが重要です。
2、Windows側でspacedeskがブロックされている
spacedeskが接続できない原因として多いのが、Windowsのファイアウォールやセキュリティ機能による通信ブロックです。
spacedeskはネットワーク経由で画面情報を送受信するため、Windows Defender ファイアウォールやウイルス対策ソフトが通信を危険と判断すると
- 端末が検出されない
- 接続中のまま進まない
- 黒画面になる
といった症状が発生します。
特に初回起動時に表示される「ネットワークアクセスを許可しますか?」のダイアログで「許可しない」を選んだ場合、その後も自動的にブロックされ続けます。
対処法
- Windows Defender ファイアウォールの「アプリを許可」設定でspacedeskを許可する
- 「プライベート」ネットワークでの通信が許可されているか確認する
- 使用しているウイルス対策ソフト(ESET、ウイルスバスターなど)で例外設定を行う
- 一時的にセキュリティソフトを停止して接続できるか確認する

端末や回線を疑う前に、Windows側で通信がブロックされていないかを必ず確認してみてください。
3、spacedeskドライバー・アプリのバージョン不一致
spacedeskが接続できない原因としてWindows側ドライバーと端末側アプリのバージョン不一致も非常に多いです。
spacedeskは、PC側(Windows)にインストールするDRIVERとタブレット・スマホ側のアプリが連携して動作します。
どちらか一方だけが古い、または更新途中の状態だと、
- 端末が検出されない
- 接続中のまま進まない
- 接続できても黒画面になる
といった不具合が起こりやすくなります。
特にWindows Update後やspacedeskの自動更新直後は、バージョン差が原因でトラブルが発生しやすい傾向があります。
対処法
- Windows側のspacedesk DRIVERを最新版に更新する
- タブレット・スマホ側のspacedeskアプリも最新版に更新する
- アップデート後は必ずPCを再起動する
- 古いドライバーが残っている場合は、一度アンインストールして再インストールする

接続できないときは、ネットワーク設定を疑う前に、まずドライバーとアプリのバージョンが合っているかを確認してみてください。
4、Wi-Fiの電波・通信品質が不安定
spacedeskはリアルタイムで画面データを送受信するため、Wi-Fiの電波が弱かったり通信品質が不安定だと接続失敗や表示トラブルが起こりやすくなります。
この場合、
- 接続はできるが黒画面になる
- 画面が固まる、遅延が大きい
- 途中で切断される
といった症状が出やすいです。
特にルーターから距離がある環境や、周囲のWi-Fiが多い場所では影響を受けやすくなります。
対処法
- ルーターの近くで接続を試す
- 2.4GHz帯と5GHz帯を切り替えてみる
- 電子レンジやBluetooth機器など、電波干渉源から離す
- 他の端末の大量通信(動画視聴・ダウンロード)を一時停止する
- 可能であれば有線LANやUSB接続に切り替える

黒画面や遅延が出るときは、まず通信環境が十分に安定しているかを確認してみてください。
5、有線(USB/LAN)接続の設定ミス
spacedeskを有線(USB/LAN)で使う場合、設定や認識のズレが原因で接続できないことがあります。
Wi-Fiより安定しやすい反面、初期設定を誤ると検出されません。
よくある原因として、
- USB接続時にテザリングが有効になっていない
- LAN接続時にIPアドレスが別セグメントになっている
- Windowsのネットワーク種別が「パブリック」になっている
といったケースが挙げられます。
対処法
- USB接続の場合、スマホ側で「USBテザリング」を有効にする
- LAN接続の場合、PCと端末が同一ネットワーク(同一IP帯)か確認する
- Windowsのネットワーク設定で「プライベートネットワーク」に変更する
- USBハブや変換アダプター経由の場合は、直接接続でも試す
- 有線接続後にPCを再起動して再検出させる

Wi-Fiで繋がるかを一度確認したうえで有線設定を見直すと切り分けがしやすくなります。
6、端末側アプリの一時的な不具合
spacedeskが接続できない原因として、タブレットやスマホ側アプリの一時的な不具合も考えられます。
アプリがバックグラウンドで固まっていたり、メモリ不足が起きていると、
- サーバー(PC)が表示されない
- 接続中のまま進まない
- 接続できてもすぐ切断される
といった症状が発生します。
長時間アプリを起動したままにしている場合に起こりやすいです。
対処法
- 端末側のspacedeskアプリを完全に終了して再起動する
- 端末自体を再起動する
- バックグラウンドで動作している不要なアプリを終了する
- 端末の省電力モードや制限設定を一時的にオフにする

接続エラーが続く場合は、PC側だけでなく端末側の状態も一度リセットすることが重要です。
まとめ
spacedeskが接続できない原因は、同一ネットワークに接続されていない、Windows側で通信がブロックされている、ドライバーやアプリのバージョン不一致、Wi-Fiの通信品質低下、有線接続時の設定ミス、端末側アプリの一時的な不具合など、複数の要因が考えられます。
トラブル解決のポイントは、やみくもに設定を触るのではなく、「ネットワーク確認 → Windows側の許可設定 → バージョン確認 → 通信環境の見直し → 有線設定 → 端末再起動」の順で切り分けていくことです。
特に同一ネットワークとファイアウォール設定、ドライバーの更新は、接続できない原因として非常に多いポイントになります。
本記事で紹介した対処法を順番に確認すれば、多くのspacedesk接続トラブルは自力で解決できます。
それでも改善しない場合は、IPアドレスの手動入力や別端末での検証を行い、公式サポート情報を参考にするのが確実です。
原因を一つずつ潰しながら、安定したマルチディスプレイ環境を整えていきましょう。






