もう少しで、Windows7/8.1からWindows10への1年間の無償アップグレード期間が2016年7月29日で終了してしまいます。
残りわずかとなったアップグレード無料期間。そんな中、ついに、僕のメインパソコンをWindows7からWindows10に無償アップグレードしました!
2週間ほど使ってみて、「良いところ」「悪いところ」が見えてきたので、アップグレード作業から使用感想までをまとめていきたいと思います。
Windows10にアップグレードすべきかどうか迷っている方、是非、参考にしてください。
目次
パソコンのスペック
まずは、僕のメインパソコンの性能を紹介しておきましょう。
今回、Windows10にアップグレードしたパソコンは、約5年前に購入した21.5型iMac(2011年モデル)です。現在、このiMacに”Windows”をBoot Camp(ブートキャンプ)してメインパソコンとして使用しています。
CPUはIntel Core i5、メモリは4GB。デュアルディスプレイ(2画面)にして使用しています。
できるだけ安く、iMacをデュアルディスプレイ(2画面)にするために購入したもの
アップグレードは上手くいった?
先に結論を言いますと、Windows10へのアップグレードは失敗しました。
はじめは問題なく起動したので「成功した!」と思ったのですが、ちょっとしたエラーから始まり、色々といじっている内にどうしようもなくなり、最終手段である「パソコンの初期化」を実行しました。
事の経緯は「Windows10が再起動ループで起動できなくなった、エラー・不具合事例」をご覧ください。
▲こんな感じに無限再起動エラーが発生しました。
初期化した後は、正常に動くようになりました。(ごくたまに再起動してしまいますが・・・)
Windows10の起動時間はどう?
体感としては、Windows7とWindows10(高速スタートアップ有効時)の起動時間に差は感じられませんでした。ほぼ同じです。
「Windows10にしたら爆速になる!」とちょっと期待していただけに残念です。
ただ、僕のサブパソコンでは、Windows10アップグレード後、明らかに起動速度が向上したので、この辺は、パソコン次第だと思います。
Windows10の動作は軽い?
動作は、全体的に軽くなったように感じます。
今までは、GoogleChromeのタブをたくさん開いているときに、Photoshopを起動しようと、中々開かなくてイラッとすることがありましたが、Windows10アップグレード後は快適になりました。パソコン初期化をしたとはいえ、本当にサクサク動くようになったと思います。
僕のサブパソコンであるVAIO(CPU:Centrino、メモリ:4GB)の場合も、アップグレード前は、本当に遅くて使い物にならないレベルでしたが、Windows10で大幅に軽くなりました。
パソコンが遅すぎて買い換えようと思っている方、Windows10にアップグレードすると、サクサク動くようになるかもしれません。どうせ、処分するパソコンなら、一度、Windows10にアップグレードすることをおすすめします。
ソフトの互換性はどう?
僕が使用しているソフトは「Excel 2013」「Google Chrome」「Google日本語入力」「Photoshop」ぐらいです。これらのソフトは、Windows10アップグレード後も問題なく使えました。
さらに、試しにWindows Vista時代に購入した「シムシティ4 デラックス」をインストールしてみましたが、こちらの方は、残念ながら”互換モード”で実行しても、起動できませんでした。(プログラムの互換性のトラブルシューティングをしても原因が分からず・・・)
ただ、ゲームの互換性あり/非対応を調べているブログを見ると、Windows10移行後もほとんどのゲームで正常に動作するようです。一応、どうしてもプレイしたいゲームがあるのなら、あらかじめメーカーホームページなどで互換性を確認した方が良いでしょう。
すべてのソフトが動くわけではありませんが、互換モードを実行することでWindows10に対応していないソフトが動く可能性があります。
右クリックから「プロパティ」を開き、「互換性」タブの「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックをつけ、動作可能なOSを選びます。
スタートメニューが使いやすい
Windows7と比べて、スタートメニューが使いやすくなりました。
Windows10のスタートメニューは、スマートフォン(iPhone/Android)のように、”ソフト・アプリ”の配置をドラッグ&ドロップで簡単かつ自由に移動できます。さらに、ライブタイル機能でアプリを開くことなく、天気予報や最新ニュースなど、新着情報を簡単にチェックできます。
今までデスクトップにソフトを並べていた方も、Windows10のスタートメニューを活用すれば、デスクトップをスッキリさせることができるでしょう。
Windowsストアからアプリ・ゲームを追加できる
Windows10では、Appleの”App Store”やGoogleの”Google Play ストア”のように、”Windowsストア”というアプリマーケットが用意されています。
Minecraft、ソリティア、Forza、アルファルト8など、人気のゲームアプリを簡単にインストールできます。
最後に
この記事では、僕がWindows10を約2週間使って、体感したことをまとめてみました。
これから、使っている内に「良い点」「悪い点」が色々と見つかると思いますが、今のところ、「Windows10は史上最高のOS」と感じています。
特に「動作が軽くなった点」が高く評価できます。
ただし、僕のように、Windows10のアップグレードに失敗すると、結構、面倒なことになってしまいます。悪い点は、Windows10アップグレードの失敗リスクでしょうか。
パソコンにソフトを沢山インストールしている人ほど、Windows10アップグレード後に動作しなくなるリスクが生じるため、気をつけたほうが良いでしょう。
Windows10自体は素晴らしいOSだと思います。