Xでセンシティブな内容が見れない原因は?表示されない時の対処法まとめ

X(旧Twitter)では、投稿内容に「センシティブな内容を含む可能性があります」と表示され、画像や動画が閲覧できなくなることがあります。

これは、Xの安全ポリシーやアカウント設定によって自動的に制限される仕組みで特にアプリのバージョン違いや年齢設定、さらには意図しない“制限モード”が原因でセンシティブなメディアが表示されないケースが多発しています。

本記事では、Xでセンシティブな内容が見れない主な原因から今すぐ試せる設定変更・確認方法までをわかりやすく解説します。

「突然画像が見れなくなった」「警告解除の方法が知りたい」という方は、ぜひ参考にして、正常に表示できる状態へと整えてください。

Xでセンシティブな内容が見れない原因と対処法

ここからは、Xでセンシティブな内容が見れない原因と対処法を解説していきます。

1. センシティブメディアを表示しない設定になっている

(旧Twitter)では、安全性を優先して初期設定でセンシティブな画像・動画を非表示にする設定になっています。

そのため、規制された投稿は警告画面のまま開けなかったり、タイムライン上にも表示されなかったりします。

対処法

以下の手順で設定を変更すると表示可能になります。

  1. Xアプリ右上のプロフィールアイコンをタップ
  2. 設定とサポート → 設定とプライバシー
  3. プライバシーと安全
  4. 表示するコンテンツ
  5. 「センシティブな内容を含む可能性のあるメディアを表示する」をONにする

※ブラウザ(PC版)でも同じ設定をONにしておくとより確実です。

この設定を有効にすると警告に隠れていた画像や動画がそのまま閲覧できるようになります。

2. 自分のアカウントが「センシティブ設定」を許可していない

Xでは 自分のアカウントがセンシティブな内容へのアクセスを許可していない場合、他人のセンシティブ投稿も表示できません。

特に新規アカウントや年齢未設定アカウントは、センシティブコンテンツが自動的に制限されることがあります。

対処法

アカウント設定でセンシティブな内容を表示できるようにしておく必要があります。

手順

  1. プロフィールアイコン → 設定とプライバシー
  2. プライバシーと安全
  3. 表示するコンテンツ
  4. 「センシティブな内容を含む可能性のあるメディアを表示する」をON
  5. 「センシティブな内容を含むメディアを投稿する可能性があるアカウントとして設定」も必要に応じてON
これによりセンシティブな投稿が隠されず、タイムラインや検索で見られるようになります。

※特に年齢が未設定だと制限が強くなるため、誕生日登録も推奨されます。

3. 年齢(生年月日)が未設定・13歳未満扱いになっている

Xでは、18歳未満のアカウントにはセンシティブなメディアを表示しないという安全ポリシーが適用されます。

そのため、生年月日が未設定のままだったり、誤って13歳未満として登録されていたりすると自動的にセンシティブコンテンツが非表示になります。

特に新規アカウントで生年月日を入力していないケースでは、“年齢不明=未成年扱い”となり、制限が強化されることがあります。

対処法

正しい年齢が反映されるよう、誕生日を設定・確認しましょう。

手順

  1. プロフィールアイコン → 設定とプライバシー
  2. アカウント
  3. 生年月日
  4. 正しい生年月日を登録・確認

※生年月日は回数制限があり、大幅な修正はサポート対応になる場合があります。

※13歳未満に設定されていると、センシティブ表示設定が解放されないため要注意です。

年齢を適切に設定すれば、センシティブな画像・動画が正常に表示される可能性が高くなります。

4. ブラウザ版とアプリ版の設定不一致

Xでは、アプリ版とブラウザ版でセンシティブメディアの設定が別々に管理されています。

そのため、スマホアプリでは「表示する」に設定していてもブラウザ版(Safari・Chrome・PC版など)が「表示しない」になっていると環境によっては非表示が優先され、センシティブな画像・動画が見れないことがあります。

特に以下のようなケースで起こりがちです。

  • スマホアプリでは設定を変更したが、PC版が未設定
  • 一時的にブラウザ版でログインしたことで制限が上書きされた
  • 複数端末で同じアカウントを使っている

対処法

両方で設定を確認し、アプリ・ブラウザともに「センシティブな内容を表示する」を有効化しましょう。

設定方法(アプリ版)

  1. プロフィール → 設定とプライバシー
  2. プライバシーと安全
  3. センシティブな内容を含む可能性のある画像/動画を表示 → ON

設定方法(ブラウザ版)

  1. 左メニュー → 設定とプライバシー
  2. プライバシーと安全
  3. 表示するコンテンツ
  4. センシティブな内容を含む可能性のあるメディアを表示 → チェックを入れる
両方を統一することで表示制限が解除され、正常に見られることが多くなります。

5. セーフサーチがONのまま(検索結果に表示されない)

X(旧Twitter)には 検索結果にセンシティブな内容を表示しないための「セーフサーチ機能」 があり、これがONになっていると、通常のタイムラインでは見られても、検索結果だけ非表示になる状態が発生します。

特に以下のような状況で起こりやすいです。

  • アプリのアップデートで設定が初期化された
  • 一度センシティブコンテンツを表示しない設定にした
  • 未成年(13〜17歳)扱いになっているアカウント
  • ブラウザ版でセーフサーチがONになっていた

セーフサーチはアプリ版とブラウザ版で別管理のため、どちらか一方だけONでも検索結果がフィルタされる原因になります。

対処法

セーフサーチをOFFにして、センシティブを含む検索結果を表示できるようにします。

アプリ版での設定

  1. 検索ページ右上の「…」(設定アイコン)
  2. 検索設定
  3. セーフサーチ設定
  4. 不適切な内容を含む可能性のあるコンテンツを除外する → OFF
    ブロックしているアカウントを除外する → 任意でOFF

ブラウザ版での設定

  1. 検索バー → 右上の「…」アイコン
  2. セーフサーチ設定を開く
  3. 「不適切な内容を含む可能性のあるコンテンツを除外」 → チェックを外す
この設定をOFFにすることで検索結果にもセンシティブな画像・動画が表示されるようになります。

6. X側のアカウント制限を受けている

X(旧Twitter)では、利用規約違反の疑いがある場合や安全性に問題があると判断された場合、アカウントに一時的な制限(制限モード)がかかることがあります。

制限中は以下のような症状が出ることがあり、センシティブな内容が表示されなくなる原因にもなります。

  • センシティブコンテンツが強制的に非表示
  • タイムラインに一部の投稿が出てこない
  • 検索結果が制限される
  • センシティブ設定の変更ができない

特に以下に該当すると制限が発生しやすいです。

  • 不審なログイン・短時間に大量の操作
  • 年齢情報の不一致
  • 利用規約に抵触する可能性のある投稿
  • 新規アカウントで信頼性が低いと判断された場合

対処法

アカウント制限を解除するには、以下の対応を行うのが有効です。

  1. 本人確認(電話番号・メールアドレス)の再設定
    Xからの確認要求が出ている場合は必ず完了させる。
  2. アカウントの安全確認を行う
    設定 → アカウント → セキュリティ でログイン履歴や接続アプリを確認。
  3. 異議申し立てをする
    制限画面に「異議申し立て」リンクが表示される場合は、そこから申請できます。
  4. 一定時間待つ
    一部の制限は数時間〜72時間程度で自動解除されることがあります。
  5. VPNをOFFにする
    海外IPや不審なIPとして判定され、制限されるケースもあるため注意。
アカウント制限が続いている限り、センシティブな内容の閲覧設定が反映されない場合があるため、まずは制限状態の解除が最優先です。

7. アプリの不具合・キャッシュ問題

Xアプリの一時的な不具合や、キャッシュが溜まりすぎている場合、正しい設定が反映されず、センシティブな内容が表示されないことがあります。

特に以下の状況で発生しやすいです。

  • キャッシュが破損して表示が乱れている
  • アプリのバージョンが古い
  • 一時的な読み込みエラー
  • iPhone/AndroidのOSとの相性不具合
  • アプリ側のバグが発生している

ブラウザ版では表示されるのにアプリだけ表示されないケースも多いです。

対処法

  1. アプリのキャッシュを削除する
    ・iPhone:アプリ削除 → 再インストール
    ・Android:設定 → アプリ → X → ストレージ → キャッシュ削除
  2. アプリを最新バージョンに更新
    Storeから最新版が出ていないか確認。
  3. 一度ログアウトして再ログインする
  4. スマホを再起動する
    一時的な読み込み不具合が改善されることがあります。
  5. ブラウザ版から設定を変更してみる
    アプリでは変更が反映されない場合でもブラウザ版では反映されるケースがあります。
アプリの不具合・キャッシュ起因の問題は非常に多く、多くの場合は キャッシュ削除+再インストール でほぼ解決します。

8. プロフィール設定で「センシティブな内容を投稿する」にチェックが必要な場合

Xでは、自分が投稿する内容がセンシティブになる可能性がある場合、プロフィール設定で「センシティブな内容を投稿する」へのチェックが必須になることがあります。

この設定がオフのままだと、以下のような制限が発生する場合があります。

  • 自分の投稿が制限される
  • 一部コンテンツが表示されない
  • センシティブメディア関連の設定がうまく反映されない

特に過去にセンシティブ扱いされた投稿をしたアカウントや年齢設定の影響を受けているアカウントでこの現象が起こりがちです。

対処法

  1. プロフィール設定を開く
    Xアプリ → プロフィール → 「プロフィールを編集」
  2. 「センシティブな内容を投稿する可能性があります」にチェック
    (表現はアプリ版・ブラウザ版で少し異なる場合があります)
  3. 変更を保存する
  4. その後、メディア設定(「センシティブな内容を表示する」)も再確認
この設定を有効にすることでセンシティブ関連の表示・投稿に関する制限が解消されることがあります。

まとめ

Xでセンシティブな画像・動画が見れない原因の多くは、アカウント設定の未調整・年齢設定の不備・アプリの不具合など、ユーザー側で簡単に解決できるものです。

特に

  • センシティブメディアの表示設定
  • 年齢(生年月日)
  • ブラウザ版とアプリ版の設定不一致

が原因になっているケースが非常に多いため、まずは設定を一つずつ見直すのがおすすめです。

また、VPNやセキュリティ設定、X側によるアカウント制限が原因の場合もあるため、アプリだけでなく ブラウザ版で確認する・キャッシュを削除する といった基本的な対処も有効です。

どうしても改善しない場合は、Xの公式ヘルプから問い合わせるか、しばらく時間をおいて再度アクセスしてみましょう。

センシティブ設定は仕組みが複雑に見えますが、手順を踏めば必ず解決できます。
この記事を参考に、安全にXのコンテンツを楽しんでください。



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サラリーマンをしながら、当ブログを運営していましたが、2018年に独立し現在はフリーランスとして活動しています。今まで、数々のWebサイト・ブログを構築してきました。このブログでは、今までの経験で得た知識を活かし、Web制作・SEO関連を中心に、最新のIT関連ニュースを発信。また、ファイナンシャル・プランナー技能士の資格を活かして金融関係の情報も発信しています。