先日、2年間使っていた”iPhone5S”から”iPhone6S”に乗り換えました。
基本的な操作方法は同じですが、色々と便利な機能が加わったみたいなので、これから、iPhone6Sを使いこなすために「なにが変わったのか」「実際に使ってみてどのように感じたのか」をまとめていきたいと思います。
目次
本体サイズが大きくなった
iPhone6Sを手に持って、一番最初に感じたのは、本体サイズが大きくなったことです。iPhone5Sと比べると、明らかに本体の大きさが違います。(XperiaZ5より少し小さいぐらいです。)
iPhone5S | iPhone6S |
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高さ:123.8 mm 幅:58.6 mm 厚さ:7.6 mm |
高さ:138.3 mm 幅:67.1 mm 厚さ:7.1 mm |
iPhone5Sは、片手で問題なく操作ができましたが、iPhone6Sでは、片手で画面上部をタップしようとすると、手から地面に落ちそうになります。
一応、ホームボタンをダブルタップ(2回ポンポンと叩く)と、画面が下がってきますが、いちいち、画面上部をタップする度に、その動作を行うのは煩わしい・・・。
ズボンや上着のポケットに入れる分には気になりませんが、やはり、片手で操作がやりにくいため、個人的には、iPhone5Sの本体サイズがちょうど良いと感じました。ただ、全体的に丸みを帯びているので、同じような大きさのスマートフォン(XperiaZ5など)と比べると、持ちやすくなっています。
▲iPhone6Sを片手で持った写真
ただ、画面サイズが「4インチ」から「4.7インチ」になり、1画面に表示できるアプリの数が増えたのは良かったと思います。よく使うアプリが1画面にまとまりました。
▲左:iPhone5S 右:iPhone6S
新機能「3D Touch」が良い感じ
iPhone6Sから搭載された新機能が、テレビCMで何回も宣伝されている「3D Touch」です。
簡単に言うと、タップの強さ、つまり、iPhoneの画面を押す強さによって、動作が変わります。正直、あまり期待していなかったのですが、使い慣れてると「なかなか面白い機能だな」と感じてきました。
少し触ると自然に「普通のタップ」と「3D Touch」をほぼ完璧に使い分けできるようになります。この「3D Touch」は、絶対に必要って訳ではないですが、結構、気に入りました。
クイックアクション
▲「3D Touch」の”クイックアクション”を使っている様子
このクイックアクションの素晴らしいところは、アプリを立ち上げてから、色々探すという手間が省けることです。
例えば、メッセージアプリのアイコンを強めに押すと、頻繁に連絡する相手の名前が出てきて、その相手のトーク画面を直接開くことができます。他にも、カメラアプリなら”直接”セルフィー(自撮り)モードにできたり、メモアプリなら”直接”新規メモを開くことができたり、Safariなら”直接”新規プライベートタブを開くことができます。
Peek(ピーク)
また、「3D Touch」の”Peek”を使えば、画面を移動しなくても、リンク先の内容を覗けます。
LINEの既読をつけないで読む!iPhone6Sの3D Touchが便利
例えば、メールにURLが載っているとき、そのURLを少し強く押せば、Safariに移動することなく、URL先のWebサイトを覗けます。
▲「3D Touch」の”Peek”を使っている様子
キーボードがトラックパッドになる
さらに、文字入力のとき、キーボードを1回ぎゅっと強く押すと、キーボードが”トラックパッド”に変わります。
カーソルを思い通りに移動できたり、文字の選択が簡単&正確にできるようになります。
▲「3D Touch」でカーソルを移動して、文章を選択&コピーしている様子
※文字の選択をするには、キーボードをトラックパッドにした状態で、もう一度、キーボードを強く押し、スライドさせます。
「Hey Siri」と呼べば、Siriと会話できる
iPhoneに「Hey Siri」と呼びかければ、ホーム画面を押すことなく”Siri”と会話できます。
iPhone5Sでは、電源に接続しないと、この機能を使えませんでしたが、iPhone6Sなら電源を接続しなくてもOKです。
これで、料理で手が汚れているときも、「Hey Siri!3分タイマー」と呼びかければ、3分間のタイマーをセッティングしてくれます。
Siriの便利さを知ってしまったら、iPhoneを起動して、使いたいアプリを探すのが面倒になってきますよ。
【iOS9】あなたの声を認識「Hey Siri」でホームボタンを押さずにSiriと話せる
4Kビデオ撮影ができる
iPhone6Sなら4Kビデオ撮影(3,840 x 2,160、30fps)ができます。
大切な思い出をフルハイビジョンの4倍の画質で撮影できるのは素晴らしいですね!
ちなみに、YouTubeが4Kに対応しているので、iPhone6Sで4Kビデオを撮影して、そのままの高画質でアップロードするってことができます。
その他
その他、iPhone6Sで変わったことを紹介します。
僕はあまり3Dグラフィックのゲームをしないので違いが分かりませんが、チップが「A7」から「A9」になりました。CPUとグラフィック性能が大幅に向上したようです。つまり、あらゆる動作が軽快になりました。
背面カメラの性能が”8メガピクセル”から”12メガピクセル”に向上したのに加え、「Live Photos」という新機能が追加されました。これは、シャッターを押した前後の映像とサウンドを保存する撮影方法です。動画撮影と違い、シャッターを一回押すだけでOKです。なかなか面白い機能です。
Touch ID(指紋認証)の精度がiPhone5Sより向上しました。そういえば、なんとなく、指紋の感知が素早くなったような気がします。
高音質通話「VoLTE(ボルテ)」に対応しました。音がクリアで聞き取りやすい通話になるとのことです。