4月11日、インターネットテレビ局「AbemaTV(アベマテーヴィー)」がスタートしました。
AbemaTVアプリをインストールすることで、パソコンだけでなく、スマートフォンでも視聴可能です。
しかし、ここで気になるのが、どのくらいモバイルデータ通信量を消費するのかです。
もし、モバイルデータ通信量を使いすぎてしまうと、キャリア(Docomo、au、SoftBankなど)の通信速度制限に引っかかってしまう恐れがあります。
例えば、auを「LTEフラット/LTEフラット(V)」で契約していた場合は、1ヶ月のモバイルデータ通信量が7GBに達すると、月末まで通信速度が128kbpsに制限されてしまいます。
そうなると、インターネット検索、Google マップ、YouTubeの視聴、テレビ電話など、ネット接続を行うあらゆる動作が遅くなってしまいます。
そこで、今回は、スマートフォンで「AbemaTV」の番組を視聴したときに、”どのくらいモバイルデータ通信量を消費するのか”調査してみました。
通信速度制限を回避するために、是非、参考にしてください。
調査方法
iPhone 6Sにイヤホンを付けた状態で「AbemaTV – 株式会社AbemaTV」アプリから、”AbemaNEWS”という番組を4Gの通信環境で1時間再生してみました。
スマホ機種 | iPhone 6S |
---|---|
通信環境 | 4G |
番組 | AbemaNEWS |
再生時間 | 1時間(20:59~21:59) |
その他 | イヤホン装着(音量は5)、画質設定は「自動で最適化」 |
調査結果
調査した結果、1時間あたりのモバイルデータ通信量は”256MB”になりました。
モバイルデータ通信量 | 256MB |
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バッテリー消費量 | 11% |
1時間あたり256MBということは、モバイルデータ通信量が7GB(=7168MB)に達する時間は、28時間(=7168÷256)と計算できます。
つまり、スマホのデータ容量を7GB/1ヶ月で契約していた場合、1ヶ月に28時間、1日に56分、AbemaTVを視聴すると通信速度制限に引っかかります。
まとめ
1日に56分視聴できるとはいえ、AbemaTVに夢中になりすぎると、あっという間に通信速度制限に引っかかってしまいます。解除するには月末まで待つか、別途通信料を支払う必要があります。
通信速度制限を気にするのなら、できる限りWi-Fi接続しならがAbemaTVを使用することをオススメします。
また、画質設定を「自動で最適化」から「最低画質」に変更することで、モバイルデータ通信量を抑えることが可能です。
AbemaTVのプレミアムプラン(月額960円)に加入すれば、事前にWi-Fi環境下で見逃した動画も含めてダウンロード可能になりました。
これで、外出先でも通信量を気にすることなく、動画を楽しむことができます。
契約プランを見直そう
外出先でAbemaTVを長時間視聴するならスマートフォンの契約プランの見直しもおすすめします。
最近は、3大キャリアでも安くて大容量のプランが登場しているので検討する価値はあるでしょう。
キャリア | プラン名 | 月額料金 | モバイルデータ通信量 |
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ドコモ | ahamo | 2,970円 | 20GB |
au | povo | 2,728円 | 20GB |
ソフトバンク | LINEMO | 2,728円 | 20GB |
上記の大容量プランの中でもおすすめはahamoです。
ahamoなら5分間のかけ放題が付いてるだけでなく、海外でも追加料金なしで20GBを使えます。
さらにApple WatchのCelluarモデルにも月額550円で対応可能です。