9月20日、iOS13がリリースされました。
そこで注目してほしいのが、ひっそりと追加された新機能が「省データモード」です。
省データモードとは「オン」にするだけでモバイルデータ通信やWi-Fiの通信容量を節約する機能です。
これにより
- 格安SIM(MVNO)
- WiMAXやPocket WiFi
などのモバイルデータ通信端末の利用時にありがちな通信速度制限を回避することができます。

例えば、ワイモバイルを「プランS」で契約していた場合は、1ヶ月のモバイルデータ通信量が2GB(キャンペーン中は3GB)に達すると、月末まで通信速度が128kbpsに制限されてしまいます。
省データモードの設定方法
省データモードの設定方法は、とても簡単です。
モバイルデータ通信
モバイルデータ通信を「省データモード」にするには、設定アプリを起動してから「モバイル通信」をタップします。

「通信のオプション」をタップします。

「省データモード」をオンにすれば完了です。

Wi-Fi
Wi-Fiを「省データモード」にするには、設定アプリを起動してから「モバイル通信」をタップします。

現在接続中のWi-FiのSSIDをタップします。

省データモードを「オン」にすれば完了です。

省データモードの注意点
iPhoneの省データモードを「オン」にしたときは、
- 自動アップデートの一時停止
- 写真アプリの写真が一時的にiCloudと同期されなくなる
- App Storeのビデオの自動再生、自動アップデート、自動ダウンロードが一時停止される
- ミュージックアプリの自動ダウンロードが一時停止される
- 音楽ストリーミングが低帯域幅用に最適化される
- Podcastの自動ダウンロードが一時停止される
- フィードの更新が制限される
- FaceTimeのビデオが低帯域幅用に最適化される
- アプリがバックグラウンドで動作しているときはネットワークデータを使えなくなる
などの制限を受けるので注意が必要です。