グーグル検索を使っていると、なぜか画像が表示されず困った経験はありませんか?
スマホやパソコンでGoogle画像検索を利用するときに画像が見れない・開けないといった不具合は意外とよく起こります。
原因はブラウザやアプリの設定、キャッシュやCookieの問題、通信環境、さらにはGoogle側の一時的な不具合などさまざまです。
この記事では「グーグルで画像が見れない」ときに考えられる主な原因と、その解決方法をわかりやすくまとめました。
目次
グーグルで画像が見れない原因と対処法
ここからは、グーグルで画像が見れない原因と対処法を解説していきます。
1. インターネットの接続が不安定
Google検索で画像が表示されないとき、まず疑うべきは通信環境です。
Wi-Fiの電波が弱かったり、モバイルデータの通信が一時的に不安定になっているとテキストは読み込めても画像だけが表示されないことがあります。
特にカフェや公共Wi-Fiなどでは速度制限や接続切れが起きやすいです。
対処法
- Wi-Fiを一度オフにして再接続する
- 別のWi-Fiに切り替える
- モバイルデータ通信(4G/5G)に切り替えて表示できるか確認する
- 通信速度を計測して、極端に遅い場合は時間や場所を変えて試す

まずは回線をリフレッシュするだけで改善するケースも多いので、最初に試してみると良い対処法です。
2. ブラウザやGoogleアプリのキャッシュ・Cookieの不具合
Google画像検索が表示されないとき、ブラウザやGoogleアプリに保存されているキャッシュやCookieが原因になることがあります。
キャッシュは一度表示したページをすばやく読み込むための仕組みですが、古いデータが残っていると最新の画像が正しく表示されなくなる場合があります。
Cookieの破損や不整合があると、ログイン情報や表示設定がうまく反映されず、画像が見れない不具合につながることもあります。
対処法
- ChromeやSafariなどで「閲覧履歴データの削除」からキャッシュ・Cookieをクリアする
- 削除後はブラウザやアプリを再起動して再度アクセスする
- GoogleアプリやChromeを最新版にアップデートする
- それでも改善しない場合は、一度アプリをアンインストールして再インストールする

3. ブラウザやアプリの設定による制限
Google画像が見れないときは、ブラウザやGoogleアプリの設定が影響している可能性があります。
特にデータ通信量を節約するための「データセーバー」機能や省電力モードを利用していると、画像の読み込みが制限されることがあります。
また、JavaScriptが無効になっているとGoogle検索の一部機能が正しく動作せず、画像が表示されないこともあります。
対処法
- データセーバー(データ節約モード)をオフにする
- Chromeの場合:「設定」→「データセーバー」を確認
- Android/iPhoneの場合も「設定」アプリでモードを確認
- 省電力モードを解除してから再度アクセスする
- ブラウザ設定でJavaScriptを有効にする(無効だと画像検索が正常に表示されないことがある)
- セキュリティ関連の拡張機能や広告ブロッカーを一時的にオフにして確認する

設定を一つずつ確認することで解決につながります。
4. 端末やアプリの一時的な不具合
スマホやPCそのものに一時的な不具合が起きているとGoogleの画像だけが正しく表示されないことがあります。
メモリ不足やアプリの動作エラー、バックグラウンドでの負荷が原因で画像の読み込みが途中で止まってしまうケースも少なくありません。
対処法
- スマホやPCを再起動してシステムをリフレッシュする
- 不要なアプリを終了し、メモリや処理を軽くする
- Googleアプリやブラウザを一度閉じて再起動する
- それでも改善しない場合は、アプリをアンインストールして再インストールする
- OSやブラウザを最新バージョンにアップデートする

シンプルですが「再起動」「アプリの再インストール」で改善するケースは非常に多いです。
5. Google側の一時的な障害
利用者側の端末や通信環境に問題がなくてもGoogleのサービス自体で一時的な障害や不具合が発生している場合があります。
サーバー側のトラブルによって画像検索機能だけが影響を受け、画像が表示されない・検索結果が空白になるといったケースが起こることがあります。
これは利用者側では解決できない問題です。
対処法
- Twitter(X)やSNSで「Google 障害」などのキーワードを検索して状況を確認する
- Googleの公式ステータスページ(Google Workspace Status Dashboard)をチェックする
- 同じ時間帯に他のユーザーも同様の不具合を報告していれば、Google側の障害の可能性が高い
- その場合は、復旧を待つしかなく、時間を置いて再度アクセスする

自分だけでなく他の人も同じ症状が出ているかどうか確認すると原因を切り分けやすいです。
6. セキュリティソフトやVPNの影響
パソコンやスマホに入れているセキュリティソフト、または利用しているVPNサービスが原因でGoogleの画像が表示されないケースもあります。
セキュリティソフトの設定によっては、危険と判断されたスクリプトやコンテンツがブロックされ、画像が正常に読み込まれないことがあります。
また、VPNを経由すると通信経路が通常とは異なるため、Google側で不審なアクセスと判定されて一部機能が制限される場合もあります。
対処法
- セキュリティソフトを一時的に無効化して、画像が表示されるか確認する
- VPNをオフにして再接続し、表示が改善するか試す
- VPNを使いたい場合は、信頼性の高いサービス(例:NordVPNなど)に切り替える
- セキュリティソフトの「例外設定」にGoogle検索を追加してブロックを回避する

どうしてもVPNを利用する場合は、安定した有料VPNを選ぶのが安心です。
まとめ
Googleで画像が表示されない原因は、通信環境の不安定さからブラウザのキャッシュ、設定ミス、端末やアプリの不具合、さらにはGoogle側の障害やセキュリティソフト・VPNの影響までさまざまです。
まずは以下の流れでチェックしていくとスムーズです。
- インターネット接続を確認(Wi-Fi/モバイルデータ切り替え)
- ブラウザやGoogleアプリのキャッシュ・Cookieを削除
- データセーバーやJavaScriptの設定を確認
- 端末やアプリを再起動・アップデート
- Google側の障害情報を確認
- セキュリティソフトやVPNの設定を見直す
多くの場合は「通信環境の改善」「キャッシュ削除」「アプリの再起動」で解決しますが、複数の要因が重なっていることもあります。
原因を一つずつ切り分けて対処していけば、ほとんどのケースでGoogle画像検索を正常に使えるようになるはずです。