モンハン（モンスターハンター）シリーズをプレイしていると「サーバーに接続できません」「通信エラーが発生しました」と表示され、オンラインに繋がらないことがあります。
せっかくマルチプレイを楽しもうと思ったのに、仲間と狩りに出られないとストレスですよね。
この記事では、モンハンがサーバーに接続できない原因とその対処法をわかりやすく解説します。
サーバー側の障害やメンテナンス、通信環境の不安定さ、NATタイプ設定の問題など、よくあるトラブルのパターンを紹介し、すぐに試せる解決方法をまとめました。
Switch・PS5・Steamなど、どの環境でも使える実践的な対処法を押さえて、快適にオンラインマルチプレイを楽しみましょう。
目次
モンハンがサーバーに接続できない原因と対処法
ここからは、モンハンがサーバーに接続できない原因と対処法を解説していきます。
1. サーバーの障害・メンテナンス中
モンハンで「サーバーに接続できない」場合、まず考えられるのが サーバー側の障害やメンテナンスです。これはプレイヤーの通信環境に問題がなくても発生します。
カプコンは定期的にオンラインサーバーのメンテナンスを行っており、その間は一時的にオンラインプレイが利用できません。
また、イベント開始直後や大型アップデート配信時などはアクセスが集中し、サーバーが一時的にダウンするケースもあります。
対処法
- 公式サイトまたは「モンスターハンター公式X（旧Twitter）」でメンテナンス情報を確認
- 他のプレイヤーも接続できない場合はサーバー側の問題と判断
- 数時間待ってから再度ログインを試す
- 障害が長引く場合は、公式が発表する「復旧情報」や「お知らせ」を確認
焦らず、まずは公式情報の確認を行いましょう。
2. サーバー混雑やアクセス集中による接続制限
モンハンシリーズは人気タイトルのため、大型アップデート直後やイベント開始直後、休日の夜などにアクセスが集中し、サーバーが混雑して接続できないことがあります。
この場合、通信環境が正常でも「サーバーへの接続に失敗しました」「ログインサーバーが応答していません」と表示されることがあります。
特に、
- 新モンスターの追加イベント
- コラボ開催直後
- 週末の夜間帯（20時〜24時頃）
などはアクセスが集中しやすく、サーバー側で一時的に接続数を制限していることがあります。
対処法
- 時間帯をずらして再接続（深夜・早朝が比較的繋がりやすい）
- 一度ゲームを完全終了し、しばらく待ってから再起動
- SwitchやPS5などで別のネットワーク（スマホのテザリングなど）から試す
- サーバー障害やメンテナンス情報を公式サイトやX（旧Twitter）の「モンハン公式アカウント」で確認
また、VPNを活用することで海外経由のサーバーへ接続でき、混雑を回避できる場合もあります。
3. 通信環境の不安定・遅延
モンハンのサーバーに接続できない原因の中で多いのが通信環境の不安定さや遅延です。
Wi-Fiの電波が弱かったり、ルーターや回線が混雑しているとサーバーとの通信が途中で途切れてしまい、エラーコードが表示されることがあります。
特に家庭内で複数のデバイス（スマホ・PC・ゲーム機など）が同時にインターネットを使っていると帯域が圧迫されてラグや接続切れが発生しやすくなります。
対処法
- Wi-Fiルーターを再起動して通信をリフレッシュ
- 有線LAN接続に切り替える（最も安定した方法）
- 他の端末の動画視聴やダウンロードを一時停止
- Wi-Fi電波の干渉を防ぐため、電子レンジやBluetooth機器を離す
- 夜間など回線が混み合う時間帯（20時〜23時）を避ける
安定したネットワーク環境を整えることで、接続エラーの多くは改善されます。
4. NATタイプの問題（通信制限による接続不可）
モンハンがサーバーに接続できない原因のひとつにNATタイプ（ネットワークアドレス変換設定）の問題があります。
NATタイプとは、あなたのネットワークが他のプレイヤーやサーバーとどのように通信できるかを示す設定で、特にSwitch版やPS版でのオンラインプレイ時にトラブルが起こりやすい項目です。
もしNATタイプが「C」や「D」、「Strict」などになっている場合、他のプレイヤーやサーバーと通信がうまく行えず、接続エラーやマッチング失敗が発生します。
【対処法】
- ルーター設定画面にアクセスし、UPnP（ユニバーサルプラグアンドプレイ）を「有効」にする
- ルーターでポート開放を行う
例：SwitchならTCP/UDPの「1〜65535番ポート」の一部が必要 - ルーターのファームウェアを最新バージョンに更新
- モデムやルーターを再起動してIPアドレスを再取得
- どうしても改善しない場合は、VPNを利用してNAT制限を回避するのも効果的
NATタイプを「A」や「Open」に改善できれば、サーバー接続やマルチプレイの安定性が格段に上がります。
VPNの活用によりNAT問題を改善できる可能性があります。
5. DNS設定の不具合や名前解決エラー
モンハンのサーバーに接続できないとき、DNS（ドメインネームシステム）の不具合が原因になっていることもあります。
DNSとは、ゲームがサーバーのアドレス（IPアドレス）を正しく認識するための仕組みですが、これが正常に動作していないと「サーバーが見つからない」「接続に失敗しました」といったエラーが発生します。
特にプロバイダが提供するDNSが不安定な場合やキャッシュが古いままになっている場合に起きやすい問題です。
対処法
- DNS設定を手動で変更する
- Google Public DNS：
- プライマリDNS：8.8.8.8
- セカンダリDNS：8.8.4.4
- Cloudflare DNS：
- プライマリDNS：1.1.1.1
- セカンダリDNS：1.0.0.1
- Google Public DNS：
- ネットワーク設定からDNSキャッシュをクリア
- ルーターを再起動して新しい接続情報を再取得
- 端末（SwitchやPS5など）のネットワーク設定を再構成
特に「他のサイトは見れるのにモンハンだけ繋がらない」という場合は、DNSの不具合を疑うのが有効です。
6. ゲームや本体ソフトのバージョンが古い
モンハンがサーバーに接続できない場合、ゲーム本体やハードウェア（Switch・PS5・PCなど）のソフトウェアが最新ではないことも原因の一つです。
オンラインプレイでは、サーバー側とクライアント側（あなたのゲーム環境）のバージョンが一致していないと接続が拒否される仕様になっています。
例えば、アップデート配信後に古いバージョンのままでプレイしようとすると「サーバーに接続できません」「通信エラーが発生しました」といったエラーメッセージが表示されることがあります。
対処法
- ゲームソフトを最新バージョンにアップデート
- Switch：「＋ボタン」→「ソフトの更新」→「インターネットで更新」
- PS5：「オプション」→「アップデートを確認」
- PC（Steam版など）：自動更新がオフになっていないか確認
- 本体のシステムアップデートも同時に確認
- アップデート後に本体を再起動して再接続を試す
その際は、ゲームデータの修復（再ダウンロード）を行うことで改善するケースが多いです。
7. 一時的なアカウント制限・BANの可能性
モンハンがサーバーに接続できない原因の一つにアカウント制限（ペナルティ）やBAN（利用停止）がかかっている場合があります。
これは、運営側の規約違反検知システムにより、プレイヤーアカウントが一時的または永久に制限されている状態です。
代表的な制限の理由としては、
- チートツールや不正改造データの使用
- 不正な通信・データ改ざんの検知
- 他プレイヤーへの迷惑行為や通報の累積
- 複数のアカウントで短時間にログインを繰り返す不自然な動作
などがあります。
制限中は、以下のようなメッセージが表示されることがあります：
- 「サーバーへの接続に失敗しました」
- 「アカウントが一時的に利用停止されています」
- 「オンラインサービスにアクセスできません」
対処法
- まずは運営からの通知を確認（メールやゲーム内メッセージなど）
- 誤BANの可能性がある場合は、公式サポート（カプコンサポート）に問い合わせ
- 一時的な制限の場合、24〜72時間程度で自動解除されることもあります
- 今後の対策として、非公式ツール・改造データなどの使用を控える
また、VPN経由でログインしている場合、海外サーバーからのアクセスが「不正」と判断され、誤検出による一時BANを受けるケースも報告されています。
まとめ
モンハンがサーバーに接続できない原因は、サーバー側の障害やメンテナンス、通信環境の不安定、NATタイプ設定、さらにはアカウント制限など、さまざまな要因が考えられます。
まずは公式のメンテナンス情報やサーバー稼働状況を確認し、それでも改善しない場合はルーターの再起動や通信設定の見直しを行うのが効果的です。
また、VPNやWi-Fiの混雑によって接続が不安定になるケースもあるため、有線接続や別回線への切り替えも有効な対処法です。
もし、アカウント制限の疑いがある場合は、焦らず公式サポートに問い合わせましょう。
原因を一つずつ切り分けながら対応すれば、多くの通信エラーは解決できます。
トラブルを乗り越えて、仲間と快適なオンライン狩猟生活を楽しみましょう。
