反響のあるWebサイトにするためには、集客戦略を立てることが重要だ。
集客戦略とは、「どのようにして多くのユーザーが訪れるWebサイトにするか」を考えることだ。
その集客戦略を立てるには、集客方法を知らなければならない。
「webサイトを立ち上げたけど、全く反応がない」という状況に陥らないために、代表的な3つの集客方法をおさらいしよう。
1、無料検索
無料検索とは、Yahoo!やGoogle検索からあなたのwebサイトにユーザーを呼び込むことだ。
あなたもYahoo!やGoogleで「おもしろい映画」や「おいしい夕食」などで検索して、気になるwebサイトを見ているだろう。
あなたのwebサイトに多くのユーザーを呼び込むには、検索結果の上位に表示させる必要がある。
この「検索結果の上位に表示させる」ための施策をSEO対策と呼ぶ。
webサイトを成功させるには、SEO対策が重要となるので、絶対に抑えておきたい。
SEO対策には様々なテクニックがあるが、基本は「人から紹介される良い記事を書く」ことだ。
この無料検索での集客方法は、後に紹介する有料広告と比べて、すぐには集客の効果が出にくい。
以下のグラフを見てほしい。
このグラフは、私が構築した企業Webサイト公開日の8月1日から11月30日まで、1日あたりの訪問者数の推移を示したグラフだ。(GoogleAnalyticsによる解析)
見ていただければわかるように、8月1日から10月半ばまでの約3ヶ月間は、あまり訪問者数は伸びていない。
しかし、10月半ばに入ってから急激に伸びているのが分かる。
いくつかWebサイトを構築しているが、ほぼ毎日記事を上げ続けても集客の効果が出るのは、Webサイトを立ち上げてから、3ヶ月後となっている。
これは、GoogleがあなたのWebサイトを認識して、評価するのに一定の日数が必要なためだ。
このように、無料検索による訪問者数の増加には時間が掛かるが、お金を貯金するのと同じで、一度訪問者数を獲得すると、翌月、翌年に引き継ぐことができる。
つまり、もし、あなたが1ヶ月に100人の訪問者数を獲得できる記事を書けるとすれば、1年後には毎月1200人(100人×12ヶ月=1200人)の訪問者数があるWebサイトになる訳だ。
2、有料広告
有料広告とは、お金を払ってインターネット上に広告を掲載してもらう方法だ。
費用はかかるが、最も簡単に人を呼び込める方法となる。
インターネット上に広告を掲載するには、さまざまな方法がある。
その中で有名なのが、Yahoo!プロモーション広告とGoogle AdWordsを利用する方法だ。
ここでは、Yahoo!プロモーション広告について簡単に解説しよう。
まずは、下の写真を見ていただきたい。
Yahoo!の検索結果画面だ。赤で色分けした部分が広告となる。
広告枠の購入は、入札制となっている。
例えば、1クリック30円と入札価格を設定する。誰かがあなたの広告をクリックした時点で課金される仕組みだ。この場合、1クリックあたり30円未満のお金を支払うことになる。
人気のあるキーワードで表示させたい場合や1ページ目の一番上に掲載したい場合は、入札価格も高めに設定しなければならない。
少ない広告費用で最大限の効果を出すためには、多くの人から検索されて、競合が少ないキーワードを調査する必要がある。
3、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)
SNSとは、FacebookやTwitter、Google+など、インターネット上でユーザー同士が交流するためのサービスを指す。
SNSの一番の特徴は情報の拡散だ。
SNSには、誰か気になる人が書いたコメントをボタンひとつで紹介する機能がある。
もし、あなたが興味深い投稿を書いたら、それを見た人が友達に紹介して、その友達が紹介する、結果的に多くの人にあなたの記事が紹介される。
また、SNSに投稿した内容が検索結果に表示される可能性もある。
一般的に、SNSは無料で利用できるので、Webサイトを多くの人に宣伝をしたいなら、是非、登録しておきたい。
上手く使いこなせば、無料で多くの訪問者数を獲得できるだろう。
以上が代表的な3つの集客方法だ。
まずは、「どのようにして、多くのユーザーが訪れるWebサイトにするか」を考えることが、Webサイト成功への第一歩となる。