1Gbpsのインターネット光回線速度を実現する方法・必要なもの

インターネット光回線速度を1Gbpsにしたいけど、何をどうすれば良いのか分からない。

そんな方のために必要なものをまとめてみました。

インターネット環境を1Gbpsにすることで、サイズの大きい動画をダウンロードするとき、一度に大量の画像ファイルをFacebookにアップロードするときに大きな差が出てきます。

実際、僕が数年前に自宅のインターネット光回線速度を100Mbpsから1Gbpsに変更したときは、今まで30分かかっていた動画のダウンロード時間が”わずか8分”で終わり、少し感動したのを覚えています。

「快適なインターネットライフを送りたい。」そんな方は是非参考にして下さい。

1Gbpsにするのに必要なもの一覧

次の画像を見れば分かる通り、自宅のインターネット光回線速度を1Gbpsにするには、インターネットの契約を変更するだけでは不十分です。

自宅のインターネット環境のイラスト

の4つすべてを1Gbpsに対応させて、はじめて、1Gbpsのインターネット光回線速度を実現できます。

だから、家電量販店や勧誘電話で「今使っているインターネット遅くありませんか?弊社の○○光に乗り換えたら、1Gbpsの高速回線になって、動画もサクサク見れますよ。」とか言われて、インターネットを乗り換えても、例えば、LANケーブルが1Gbpsに対応していなければ、1Gbpsのインターネット光回線速度は実現できません。

では、具体的に何を用意すれば良いのでしょうか?それぞれ見ていきましょう。

インターネット光回線(プロバイダー)

まずは、「1Gbpsプランのインターネット光回線(プロバイダー)を契約できるか」確認してください。

住んでいる地域やマンションによっては、1Gbpsが使えない可能性があります。その場合は、引っ越しするしかないので、諦めるしかありません。

では、1Gbpsの光回線を使える地域だったとして、どの光回線を選べば良いのでしょうか?

最近は、回線の自由化(光コラボレーションモデル)により、多くの事業者が参入&安価で提供するようになりましたが、インターネットの速度を気にしているなら、やはり、従来の『NTTフレッツ光』が無難です。

理由は2つあります。

理由1、口コミ・評判

1つ目の理由は、ネットの口コミ・評判です。

色々調べていると「従来のNTTフレッツ光から光コラボレーションモデルに転用(乗り換え)してから、インターネットの速度が遅くなった。」という声が目立ちます。

インターネットの光回線の品質は同じでも、プロバイダーの設備不足から、速度に大きな差が出てしまうようです。

理由2、プロバイダーの変更

2つ目の理由は、光コラボレーションモデルは、プロバイダーだけの変更ができないからです。

従来のNTTフレッツ光であれば、エキサイトが遅いから、OCNに変更しよう!と気軽に変更できました。

しかし、光コラボは、「光回線」と「プロバイダー」の契約が一体となっているため、自由な変更ができません。

もし、光コラボに契約後、速度が遅かったり、対応が悪かったりで、プロバイダーを変更したくなった場合、一旦すべて解約(違約金が発生)してから、フレッツ光や他の光コラボと新規契約(工事費用と初期費用が発生)をしなければなりません。

上記、2つの理由から『NTTフレッツ光』がおすすめです。

NTTフレッツ光を契約する場合、戸建ての方は「フレッツ光ネクストのファミリー・スーパーハイスピードタイプ隼」、マンションの方は「フレッツ光ネクストのマンション・スーパーハイスピードタイプ隼」を選べばOKです。



無線LANルーター

無線LANルーターも1Gbpsに対応しているものを選ぶ必要があります。

おすすめは、バッファロー製「WHR-1166DHP2/N」です。

有線LAN 1000BASE-T、100BASE-TX、10BASE-T
有線LANポート 4
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac

有線LAN接続で最大1Gbps、無線LAN接続(Wi-Fi)で最大1.6Gbpsまで対応しています。

また、電子レンジなどから発せられる電子ノイズを自動で回避する機能も搭載しています。

無線LANルーター(Wi-Fi)の選び方・おすすめを元家電量販店員が紹介

LANケーブル

LANケーブルも同じく1Gbpsに対応しているものを選ばなければなりません。

ストレート、カテゴリー5e/6以上を選べばOKです。

インターネット光回線1Gbpsを活かす!LANケーブルの種類と選び方

パソコン

1Gbpsのインターネット速度を体験しようと思ったら、当然のことながら、パソコンも1Gbpsに対応している必要があります。

よっぽど古いパソコンでない限り、有線LAN接続は、1Gbpsに対応しています。※「1000BASE-T」=1Gbpsに対応しているという意味です。

無線LAN接続は、パソコンの仕様に「ac」が入っていれば、1Gbpsに対応しています。例えば、仕様に「無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac」と記載されていれば、1Gbps対応です。

1Gbps対応のパソコン
有線LAN接続 1000BASE-T
無線LAN接続 IEEE802.11ac
例:無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac

また、インターネット光回線速度が1Gbpsであっても、そのデータ量を処理できなければ意味がありません。

だから、パソコンの性能は高いに越したことはありません。おすすめは、Intel Core i5、Intel Core i7以上です。



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サラリーマンをしながら、当ブログを運営していましたが、2018年に独立し現在はフリーランスとして活動しています。今まで、数々のWebサイト・ブログを構築してきました。このブログでは、今までの経験で得た知識を活かし、Web制作・SEO関連を中心に、最新のIT関連ニュースを発信。また、ファイナンシャル・プランナー技能士の資格を活かして金融関係の情報も発信しています。