厚生労働省がひっそりと公開している「在宅ワーカーのためのハンドブック」
なかなか内容が素晴らしく、とても分かりやすく丁寧にまとめられているので紹介したいと思います。
- 個人事業主の方
- クラウドソーシング「ランサーズ」などで仕事を受注している方
などは、一度チェックすべきでしょう。
在宅ワーカーのためのハンドブックの内容
内容は、厚生労働省「在宅ワーカーのためのハンドブック」よりPDF形式で見ることができ、全40ページとなっています。
主に
- 在宅ワークへのアプローチ
- キャリアデザインとスキルアップ
- 在宅和亜子さんのトラブル例と対応策
- 在宅ワーク関連情報
に分かれており、見積書の参考例、契約書の参考例、請求書の参考例、在宅ワーカーの体験談、トラブル例と対応策、在宅ワークに関する法律、相談窓口なども紹介されています。
まずは、在宅ワーカーの実態(収入、仕事の探し方)があり、続いて、これから在宅ワーカーを始める方向けに「仕事の探し方(求人に応募、仲介業者への登録、クラウドソーシングへの登録、知人などからの紹介、セミナーなどへの参加)」が紹介されています。
特に参考になる内容が「見積書の書き方」「契約書の書き方」「請求書の書き方」です。
見積書の書き方では、見積書に書くべき内容(発行年月日、納期期限、見積有効期限、納入方法、支払い方法など)がパットみて分かるように紹介。
契約書の書き方も「基本契約」「個別契約」に分かれた参考例が紹介。どこに注意すればいいのかも分かります。
請求書の書き方もあります。
その他、実際に在宅ワーカーとして活躍している方の体験談も掲載。
「どのような仕事をしているか」「在宅ワーカーを始めた理由」「在宅スキルを身につけた方法」「グループワークのこと」「在宅ワークをして良かったこと」「初心者へのアドバイス」もあり、在宅ワークへのイメージが湧いてきます。
トラブル例と対応策では、漫画を使って分かりやすく紹介されており、どのような話に気をつければいいか、在宅ワーカーへの心構えも紹介されています。
在宅ワークに関する法律では、民法、下請法、消費者契約法、特定商取引法、家内労働法が紹介されており、これから在宅ワーカーを始める方だけでなく、すでに在宅ワーカーになっている方も、今後のトラブル防止のために目を通しておく価値はあるでしょう。
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