新年の挨拶として毎年欠かせない年賀状。
「いつから投函すれば元旦に届くの?」「早く出しすぎても大丈夫?」と疑問に思う方も多いはずです。
日本郵便では、年賀状を確実に元旦に届けるための“受け付け開始日”が毎年決まっており、その期間に出すことでスムーズに相手へ届けられます。
この記事では、年賀状はいつから投函できるのか・元旦に届くための最適な時期はいつか を分かりやすく解説します。
年賀状作成の準備を始める前にまずは正しい投函タイミングを押さえておきましょう。
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目次
年賀状はいつから出せる?
結論を言うと郵便局では、年賀状の正式な受け付け期間を12月15日〜12月25日と定めています。
郵便局公式サイトでも次のように案内されています。
2025年(令和7年)の年賀状の引受開始は2024年12月15日(日)からになります。
一通でも多くの年賀状を元日にお届けするためには、できるだけ2024年12月25日(水)までに差出しをお願いします。
※年賀状としての取扱い(元旦での届け)を希望しない場合は、年賀はがきの料額印面下部の「年賀」の文字を二重線等で抹消します。
12月15日以前に投函したらどうなる?
年賀状の受付開始は12月15日ですが、それより早くポストへ投函してしまうと年賀状として扱われない可能性があるため注意が必要です。
その結果、
- 元旦より前に届く
- 相手に「時期外れで届いた」と思われる
- せっかくの年賀状が通常郵便扱いになる
といった事態に繋がります。

ただし、地域差が大きいことから確実に年賀状を元旦に届けたいなら12月15日〜12月25日の期間が確実になります。
年賀状を確実に元旦に届けるための投函時期
年賀状を確実に元旦に届けたいなら、投函するタイミングがとても重要です。
郵便局が正式に年賀状の仕分けを開始する12月15日〜25日の間でも特におすすめの期間があります。
おすすめは12月15~20日
この期間は、郵便局が年賀状の仕分け体制に完全に切り替わっています。
年賀状の枚数は25日に向けて急増しますが、15〜20日頃は比較的落ち着いており、スムーズに仕分けが進みやすい時期です。
まだ間に合うのは12月21~25日
この期間でも基本的には年賀状を元旦に届けることが可能です。
しかし、地域によっては年末に向けて郵便量が急激に増えるため、局の混雑状況によってはごく稀に遅れるケースもあります。

- 北海道
- 沖縄
- 離島
- 一部の山間地域
に該当する場合は、天候の受けやすいことから12月15〜18日頃までに出しておくと遅延リスクを大幅に減らせます。
年賀状を12月26日以降に出すとどうなる?
年賀状は12月25日までに投函することが元旦配達の条件ですが、忙しくて準備が間に合わず「26日以降になってしまった」というケースも少なくありません。
もし、12月26日を過ぎてしまった場合は、郵便局による年賀状の特別扱いが終わり、通常郵便としての仕分けが行われるようになります。
その結果、
- 元旦配達の対象外になる
- 優先度が下がり、通常郵便の流れに組み込まれる
- 年末年始の繁忙期のため、配達がさらに遅れやすい
となり、元旦に届く可能性はほぼゼロです。
実際に届くのはいつ?
年賀状を26日以降に出した場合は、早くて1月2~3日に届きます。
ただ、年始年末の郵便量が多かったり、(大雪・大雨)の影響を受けやすい地域・遠方宛てでは、1月4~6日、1月7日以降になるケースもあります。

年賀状が遅れる場合はいつまでに届けば良い?
年賀状は、一般的には 元旦に届くのがもっとも理想的とされています。
しかし、忙しさや投函のタイミングによって、どうしても元日に間に合わない場合もあります。
実際の年賀状のマナーとしては、松の内である1月7日までに届けば失礼にはあたらないとされています。
松の内は“お正月の期間”として扱われるため、1月2日・3日、そして4〜7日に届いた年賀状も通常の年賀状として問題なく受け取ってもらえる範囲です。
松の内を過ぎると寒中見舞いがマナー
お正月の期間である松の内(1月7日)を過ぎた場合は、寒中見舞いに切り替えるのがマナーです。
寒中見舞い(かんちゅうみまい) とは、一年の中で最も寒さが厳しい時期に相手の健康や暮らしぶりを気遣って送る季節の挨拶状です。
寒中見舞いにすることで
- 遅れたことへの気遣い
- 新年の挨拶
- 相手の健康を気遣う言葉
を丁寧に伝えることができます。
なお、寒中見舞いが送れる時期は、1月8日〜2月3日(立春の前日)となります。

まとめ
年賀状は、郵便局が定める12月15日〜25日の期間に投函するのが最も確実です。
特に元旦に届けたい場合は、できるだけ 12月20日頃までの投函 が安心です。
- 12月15日以前 → 通常郵便として届く可能性
- 12月15〜25日 → 年賀郵便として元旦に届きやすい
- 12月26日以降 → 元旦配達は不可、遅れる可能性大
- 1月7日まで → 年賀状としてマナー的に問題なし
- 1月8日以降 → 寒中見舞いに切り替える
忙しい年末でも投函時期を意識するだけで相手に失礼なく新年の挨拶ができます。
ぜひ、余裕を持って準備し、気持ちの伝わる年賀状を送りましょう。
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