NTTドコモが提供しているバーコード / QRコード決済サービス「d払い」
d払いでは、実店舗だけでなく、
- オンラインショップ(Amazon、Yahoo!ショッピング、Wowma!、ポンパレモール、メルカリなど)
の決済にも対応しています。
しかし、オンラインショップに対応していることで詐欺に遭うリスクが高まっているのも事実です。
では、d払いで詐欺被害に遭った場合は、補償対象となるのでしょうか?解説していきます。
目次
d払いはフィッシング詐欺の補償対象
先に言っておくと、d払いは近日中にフィッシング詐欺の補償対象となります。
2019年8月時点で利用規約にフィッシング詐欺が補償対象と明示しているスマホ決済は次のとおりです。
d払い | 近日補償対象 |
---|---|
LINE Pay | 補償対象 |
メルペイ | 補償対象 |
PayPay | - |
au Pay | - |
※利用規約にフィッシング詐欺の補償の明示はないとしても、個別に対応してもらえるケースもあります。
フィッシング詐欺とは
フィッシング詐欺とは、電子メールなどで本物そっくりの”偽サイト(Amazon、Yahoo!ショッピングなど)”に誘導して、ログイン情報(ID、パスワード)や支払情報(クレジットカード、スマホ決済情報など)を抜き取る詐欺手口を言います。
よくあるのは、大手企業を名乗って「支払いが完了していません。」といった緊急性の高いメールが送られるケースです。
- 「【NTT docomo】パスワード初期化のご連絡」のメール
- 「お客様のキャリア決済が不正利用の可能性があります」「dアカウントに異常ログインされた」のSMS
などの緊急性が高いメッセージが届くケースが多いです。
そのメッセージに記載されているURLからログインをすると、ログイン情報を抜き取られる可能性あります。
また、メールに記載されているURLは、アルファベットの「O」を数字の「0」に置き換えるなど、巧妙な手段でぱっと見ただけでは判別がつかないので注意しましょう。
フィッシング詐欺に遭わないためには、
- 正しいサイトをブックマークに登録しておき、メールで案内がきてもブックマークを経由してアクセスをする
- 緊急の要件で問い合わせるときは、メール記載の会社には連絡しない。インターネットで連絡先を調べてから問い合わせをする
といった対策が有効です。
また、d払いのセキュリティレベルを高める方法としては「2段階認証」の設定もあります。
d払いによる不正利用を確認する方法
d払いをオンラインショップですると登録したメールアドレス宛に”【d払い】決済完了のお知らせ(自動配信)”が届きます。
また、d払いアプリの「ご利用履歴/限度額設定変更」→「その他お支払い方法」からも確認が可能です。
フィッシング詐欺に遭遇したときの対処法
実際、d払いでフィッシング詐欺に遭った場合は、どうすれば良いのでしょうか?見ていきましょう。
dアカウントのパスワードを変更する
d払いアカウントにフィッシング詐欺の偽装URLからログインをしてしまった場合は、dアカウントのパスワードを変更しましょう。
dアカウントのパスワードは『dアカウント管理』に移動してから「パスワードの変更」で変更手続きができます。
d払いを利用停止する
すでに第三者によってAmazonなどにd払い情報が登録されてしまった場合、パスワード変更後も再認証なしにd払いが可能です。
そんな場合は、d払いの利用停止をする必要があります。
ドコモユーザー
ドコモユーザーは、My docomo(お客様サポート)から利用停止手続きができます。
ログイン後に「契約内容・手続き」→「ネットワーク暗証番号を入力」→「ドコモ払い/d払い」→「お手続きする(クレジットカード/dカード払い)」から利用停止できます。
ドコモユーザー以外
ドコモショップまたはドコモインフォメーションセンターで利用停止の手続きを行うことができます。
電話番号:0120-800-000
受付時間:午前9:00~午後8:00(年中無休)