Nintendo Switch2に非純正プロコンを接続しようとしても「認識されない」「ペアリングが始まらない」「ボタンが反応しない」といったトラブルは多く発生します。
Switch2は前世代からBluetooth仕様やコントローラー認証が強化されているため、従来の互換コントローラーがそのまま使えないケースもあります。
この記事では、Switch2で非純正プロコンが接続できないときに考えられる原因と初心者でもすぐ試せる対処法をわかりやすく解説します。
購入したばかりのコントローラーが動かず困っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
Nintendo Switch2で非純正プロコンが接続できない原因と対処法
ここからは、Nintendo Switch2で非純正プロコンが接続できない原因と対処法を解説していきます。
1、Switch2が非純正プロコンを認証していない
Nintendo Switch2では、前モデルよりもコントローラーの認証(互換性チェック)が強化されています。
そのため、旧型の非純正プロコンや安価な互換コントローラーは、そもそもSwitch2が対応デバイスとして認識せず、接続がまったく始まらないことがあります。
特に
- Switch(初代)のみ対応
- PC/Android用コントローラー
- 古いBluetooth規格を使用しているモデル
といった製品は、Switch2では認証されず、ペアリング画面にすら現れないケースが多く見られます。
対処法
- 製品ページに「Switch2対応」「NS2モード」「Switch2互換」などの記載があるか確認
- 背面スイッチやモード切替ボタンがある場合は「NS」「Switchモード」ではなく、NS2モードが用意されているかチェック
- コントローラーのバージョン更新(対応機種のみ)を試す

2、接続モードがSwitch2と一致していない
非純正プロコンの多くは、Switch / PC / Android / iOS など複数の接続モードを切り替えて使う仕様になっています。
そのため、コントローラー側のモードがSwitch2に合っていないとBluetoothペアリングが開始されなかったり、認識しても操作が反応しなかったりすることがあります。
特にSwitch2向けに「NS2モード」「Switch2モード」が追加されている製品もあり、従来の “NSモード(Switchモード)” のままだとSwitch2では認識されない場合があります。
対処法
- コントローラーのペアリング(接続)ボタンを3〜5秒長押ししてモード変更
- ランプの点滅パターンが変わったら、Switch2側で「コントローラーを追加」を選択
- 背面や側面にある切り替えスイッチ(NS / PC / Androidなど)が「NS2」または「Switch2対応モード」になっているか確認
- 点灯パターンの意味はコントローラーの取扱説明書を確認

まずはモード切り替えを確認し、Switch2と同じ接続モードになっているかチェックしておきましょう。
3、Bluetooth干渉やSwitch2側の不具合
非純正プロコンがSwitch2に接続できない原因としてBluetoothの干渉や本体側の一時的な不具合もよく発生します。
Switch2はBluetooth接続の安定性が向上していますが、周囲の環境によっては接続が乱れたり、ペアリングが途中で途切れたりすることがあります。
Bluetoothは以下のような機器や環境の影響を受けやすい特徴があります。
- Wi-Fiルーター(2.4GHz帯)
- Bluetoothイヤホン・スピーカー
- 電子レンジ
- 金属ラックや密閉された棚の中
- 隣接するスマート家電
これらが近くにあると通信が干渉し、コントローラーの認識が不安定になることがあります。
対処法
- Switch2本体を再起動してBluetooth機能をリフレッシュ
- コントローラーとSwitch2を1〜2m以内に近づけてペアリング
- 周囲のBluetooth機器(イヤホン・スピーカーなど)を一時的にOFFにする
- 電子レンジやWi-Fiルーターから距離を置く
- ドックに接続したままペアリングが不安定な場合は、携帯モード(本体単体)で接続してからドックに戻す

Bluetooth干渉は気づきにくい原因のため、まず環境を見直すことが接続安定化の近道になります。
4、充電不足・USBケーブルの不良
非純正プロコンがSwitch2に接続できないときは、コントローラー側の充電不足やUSBケーブルの不良が原因になっているケースもよくあります。
Bluetooth接続に見えて、実はコントローラー自体に十分な電力がなく、ペアリングが開始されないということは珍しくありません。
特に安価な非純正プロコンではバッテリー容量が小さいモデルも多く、
- 充電ランプが点灯しているのに実際は充電されていない
- ケーブルの接触が悪く給電できていない
といったトラブルが発生しやすくなります。
また、有線接続タイプの場合はUSBケーブルの断線や不良によって、Switch2がコントローラーを認識できないことがあります。
対処法
- 純正または付属のUSBケーブルで充電する
- 30分〜1時間ほどしっかり充電してから再ペアリング
- 別のUSBケーブルを試してみる
- Switch2ドックの別ポートに差し替えて認識されるか確認
- ケーブルが細い・劣化している場合は交換を検討

まずは、コントローラー側にしっかり電力が供給されているか確認してみましょう。
5、コントローラーの初期不良や内部バグ
非純正プロコンがSwitch2に接続できない原因としてコントローラー自体の初期不良や内部ソフトのバグが潜んでいる場合もあります。
特に価格の安い互換コントローラーは品質にばらつきがあり、Bluetoothチップの不具合や内部プログラムのエラーによってペアリングが途中で止まったり、Switch2がデバイスとして認識できなかったりすることがあります。
また、充電はできているのに電源が入らない、ボタンが反応しない、他のモードにも切り替わらないといった症状が出る場合は、内部の基板トラブルやバッテリー不良が疑われます。
対処法
- コントローラー背面にある「リセットボタン」を細いピンで押す
- PC・Android・iPad など別のデバイスに接続できるか試す
- どの機器でも認識されない場合は初期不良の可能性が高い
- 購入した店舗や通販サイトで交換・返品を依頼
- Switch2対応ファームウェアが配布されている製品の場合は、アップデートを試す

どこでも接続できない場合は早めに返品・交換を行うほうが安心です。
まとめ
Nintendo Switch2で非純正プロコンが接続できない原因は、Switch2がコントローラーを認証していない、接続モードの設定ミス、Bluetooth干渉、充電不足・ケーブル不良、そしてコントローラー自体の初期不良など、複数の要因が考えられます。
特にSwitch2は前世代より互換性チェックが厳しくなっているため、「Switch2対応」と明記されていない非純正プロコンは使用できないケースが多い点に注意が必要です。
まずは接続モードの確認、再起動、充電・ケーブルの見直しといった基本的な対処法を試し、それでも改善しない場合は、他デバイスでの動作確認や返品・交換も検討しましょう。
正しく設定すれば、非純正プロコンでも快適にSwitch2をプレイできる環境が整います。







