WordPressで同じ記事を何回も更新すると、リビジョンの回数がどんどん上がっていきます。
10回、20回程度なら良いのですが、80回、100回、150回、200回・・・になっていくと、データベースのサイズも増えていき、Webサイトの表示速度にも悪影響を与えます。
プラグインを使って定期的に削除するのもいいですが、いちいち面倒ですし、直近のリビジョンだけは削除せずに残したいところ。
この記事では、プラグインを使わずにリビジョンの回数を制限する方法を紹介します。
このリビジョンのおかげで「間違って上書きをしてしまった」というときに過去にさかのぼって復元できます。
リビジョンの回数を制限する方法
まず、FTPソフト(FFFTP、FileZillaなど)を使って、WordPressの「wp-config.php」ファイルをローカル環境(Webサーバー → パソコン)に移動。
テキストエディタで開く
テキストエディタ(TeraPad、サクラエディタ、EmEditor、秀丸エディタなど)で開きます。
コードを貼り付ける
最下部にある「require_once(ABSPATH . ‘wp-settings.php’);」より手前に次のコードを貼り付けます。
define('WP_POST_REVISIONS', 20);
上記のコードだと、20回までリビジョンを行います。回数は自由に変更してください。
こんな感じになります。
上書きする
最後に再びFTPソフトを使って、上書き保存すれば完了。リビジョンの回数が制限されました。
最後に
WordPressのリビジョン機能は、投稿やページの編集履歴を自動的に保存し、過去のバージョンに戻ることができる便利な機能です。
しかし、リビジョンが増えるとデータベースの空き容量が減ったり、Webサイト・ブログのパフォーマンスにも影響が出てきます。
リビジョンに回数制限を設けることで必要最低限の履歴だけを残してデータベースの負荷を軽減。
Webサイトの表示速度も保つことができます。