スマホアプリ「PhotoMath」というカメラで数学の問題を解くアプリが凄いらしいので使ってみた

スマートフォンのカメラで「数式」を写すと「答え」が一瞬で表示される。

一昔前だと、夢のような技術と思いませんでしたか?今、そんな便利なスマホアプリ「PhotoMath」がAndroid、iOS端末向けに”無料”で提供されています。

「これは凄い!」とネット上で話題になっており、Apple Storeの無料アプリランキングでも上位を獲得していましたので、さっそく、私のiPhoneにインストールして使ってみました。

実際使ってみると、「これは凄い!」と評価が高いのも頷けるクオリティーです。

「PhotoMath」の特徴

まずは、PhotoMathの特徴を簡単に見ていきましょう。

対応している関数

アプリの説明は、次のように記載されています。

基本的な算数、分数、少数、1 次方程式、対数などのいくつかの関数に対応しています。当社では全ての数学を分かりやすくすることを目標としており、毎回の新しいリリースでは、新しい数式を常に追加して対応しています。

印刷物のみ認識

残念ながら、基本的に手書きの数式は、認識できないようです。数学の教科書や参考書などに印刷された数式のみを読み取ることができます。

PhotoMathには、アプリ内課金の「Photomath Plus」がありますが、アメリカの教科書を対象としたサービスです。

そのため、日本で数学の学習で使うだけであれば課金する必要はありません。

「PhotoMath」の始め方

説明を読むより、実際に使ってみるのが一番です。

はじめに、Apple Storeから「PhotoMath – PhotoPay Ltd.」をインストールしましょう。

Apple Store

ホーム画面に「PhotoMath」が表示されるので、タップして起動してください。

ホーム画面

「PhotoMathへようこそ」というメッセージが表示されます。上にスワイプすると基本的な使い方(チュートリアル)を見ることができます。

PhotoMathへようこそ

最後まで読んだら、「使い始める」をタップしましょう。

使い始める

「PhotoMath」の使い方

使い方は、カメラで数式を写すだけの簡単操作です。

次のように、赤枠の範囲を数式に合わせると、上にカメラが認識した「数式」、下に「答え」が表示されます。

また、その下の「手順>>」をタップすると、どのように答えを導いたか(解法の手順)を見ることができます。

手順

一番左下の「マーク」をタップすると、カメラで読み取った数式の履歴が表示されます。さらに、数式をタップすると、答えを見ることも可能です。

履歴

複雑な数式をカメラで写してみた

さまざまなタイプの数式をカメラで写してみました。「さすが!」としか言いようがありません。

まずは、分数形・小数点の方程式。当たり前のように、答えてくれます。

分数形・小数点の方程式

連立方程式もOKです。

連立方程式

2次方程式もカメラで写すだけです。

2次方程式

出典:中学数学・練習問題

これには、驚きました!複雑そうな対数の数式も、カメラを写すだけで答えてくれます。

対数

出典:テストに出る!対数logの計算問題 / 数学II by ふぇるまー |マナペディア|

微分方程式も計算できる!やり方

PhotoMathは、微分方程式の計算にも対応しています。

手動で計算式を入力する場合は、PhotoMathを起動してから「計算機」をタップします。

キーボードの左上に表示されている「f∫<>」をタップします。

キーボードが切り替わるので「∫□dx」を長押ししてから指を「∫□dx」に移動させます。

これで微分方程式の入力画面が表示されました。

あとはキーボードから数値を入力すれば自動で回答が表示されます。

まとめ

それにしても、恐ろしいアプリが登場したものです。

カメラで写すだけ・・・もはや、電卓に数式を打ち込む必要もないのですね。これからも、どんどん進化していくようなので、今後が楽しみです。

最後に一言。この記事を読んだ小中高校の方は、こんな道具に頼ってはいけませんよ。数学の力がつきませんね。

自力で解きましょう。「考え、悩み、答えを導く」という作業が、学生にとって大切なことなのです。



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ABOUTこの記事をかいた人

サラリーマンをしながら、当ブログを運営していましたが、2018年に独立し現在はフリーランスとして活動しています。今まで、数々のWebサイト・ブログを構築してきました。このブログでは、今までの経験で得た知識を活かし、Web制作・SEO関連を中心に、最新のIT関連ニュースを発信。また、ファイナンシャル・プランナー技能士の資格を活かして金融関係の情報も発信しています。