リクルートが提供するモバイル決済サービス”Airペイ(エアペイ)”
AirPAYは、導入コスト・月額費用0円で店舗にキャッシュレス決済を導入できるサービスです。
クレジットカード、電子マネー、スマホ決済といった決済方法に合計68種類対応。
さらに日本人の多くの人が利用する共通ポイント(Tポイント、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、WAONポイント)に対応させることもできます。
この記事では、AirPAYで導入できる共通ポイントの対応状況や料金、手数料などについて解説していきます。
\AirPAYは68種類のキャッシュレス決済に対応/
目次
AirPAYは共通ポイントに対応している
冒頭でもお伝えした通り、AirPAYでは共通ポイントに対応しています。
次のようにAirPAYの専用端末でポイントカードを読み取ることでポイントを貯めたり、使うことができます。
対応の共通ポイント
AirPAYで利用できる共通ポイントは、Tポイント、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、WAONポイントの合計5種類です。
Tポイント | TSUTAYAの運営元「CCC」が2004年から展開するポイントサービスです。共通ポイントの先駆者であり、会員数は7,000万人超を誇ります。2024年には、SMBCグループのVポイントと統合して日本最大級の規模になる予定です。 |
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dポイント | 日本最大シェアの通信キャリア”docomo”の運営元「NTTドコモ」が2015年から展開するポイントサービスです。会員数は8,000万人超を誇ります。スマホ決済「d払い」でポイントを貯めたり、使うことが可能です。 |
Pontaポイント | 三菱商事、ローソン、KDDI、リクルート、日本航空などが出資する「ロイヤリティマーケティング」が2010年から展開するポイントサービスです。会員数は1億人超を誇ります。スマホ決済「au PAY」でポイントを貯めたり、使うことが可能です。 |
楽天ポイント | 楽天が2002年にネット上で始めたポイントサービスです。楽天市場、楽天トラベル、楽天カードなどをはじめとした楽天経済圏で利用でき、2022年度の年間発行額は約6,200億ポイントを誇ります。スマホ決済「楽天ペイ」でポイントを貯めたり、使うことが可能です。 |
WAONポイント | 日本国内で小売業界1位の「イオングループ」が2016年から展開するポイントサービスです。イオングループ対象店舗で対象日にポイント2~5倍などの積極的な還元施策をしており、会員数は9,000万人超を誇ります。電子マネー「WAON」でポイントを貯めたり、使うことが可能です。 |
料金・手数料
AirPAYで共通ポイントを導入するには、初期費用や月額料金、手数料が発生します。
次は、費用・料金の一覧表です。
初期費用 | 加盟金 ※上記に加えて、のぼり・ステッカー代なども発生します。 |
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月額料金 | 月々のサービス利用料 |
手数料 | 顧客に付与したポイントに応じた手数料 |
顧客へのポイント付与は店舗側の負担となり、1ポイント進呈すれば1円分を負担しなければなりません。
それに加えて、付与したポイントに応じた手数料もかかってくることになります。
具体的には、顧客に1ポイント付与する場合は、
- ポイント原資:1円
- ポイント手数料:4.4円
の合計5.4円がかかってきます。
※詳細は、AirPAYに直接お問い合わせください。
AirPAYで共通ポイントを導入するメリット
AirPAYで共通ポイントを導入するには、初期費用に加えて月々の料金も継続的に発生します。
ただ、それでも店舗に共通ポイントを導入することで、さまざまなメリットもあります。
集客力を向上できる
一番のメリットは、集客力の向上です。
共通ポイントは、数千万人単位のユーザーを抱え、多くの人が日常的に利用する制度です。
普段からポイントを貯めている人は多く、どの店舗に行くか迷ったときは、共通ポイントを導入している店舗が選ばれる可能性が高くなります。
また、大手チェーン店などで貯めたポイントを消費したい場合は、優先的に来店してもらえます。
ポイントをきっかけに初来店してもらえれば、その後のリピートにより継続的な売上が期待できます。
キャンペーンを実施できる
共通ポイントを活用してキャンペーンも実施できます。
例えば、来店ポイントや売りたい商品にポイントを上乗せしたり、集客が落ちる閑散期や雨の日限定のポイント付与。
さらには、新規ご入会特典やお友だち紹介特典などでポイントを付与することも可能。
利益率の良い商品にポイントを上乗せすれば、手に取ってもらいやすく客単価の向上も期待できます。
ポイント付与という形で還元すれば、そのポイントを使うために再来店する可能性も高まります。
顧客データを店づくりに活かせる
共通ポイントで顧客データを収集できます。
年齢層や性別、来店頻度などのデータが”見える化”されることで、施策の効果が分かりやすくなります。
継続的に店舗改善を高めることでより顧客満足度の高い店づくりが可能です。
他社モバイル決済サービスの共通ポイント対応状況
次は、AirPAYと他社モバイル決済サービスの共通ポイントの対応状況を一覧にした表です。
AirPAY | Tポイント、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、WAONポイント |
---|---|
Square | ー |
STORES | ー |
楽天ペイ | ー |
スマレジ | ー |
ご覧いただければ分かる通り、店舗にキャッシュレス決済と共通ポイントを導入したい場合は、AirPAY一択となります。
AirPAYで共通ポイントを導入する方法
ここからは、AirPAYで共通ポイントを導入する方法をご紹介していきます。
キャッシュレス決済と共通ポイントを導入する方法
店舗にキャッシュレス決済(クレジットカード、電子マネー、スマホ決済)と共通ポイントを導入する方法です。
まずは『AirPAY公式サイト』に移動してから「申込む」をクリックします。
AirPAYの加盟店申込ページに移動します。
AirPAYポイントの申込み後ご案内にある「Airペイの申込み直後に、Airペイ ポイントの案内を受ける」にチェックを入れてから、申し込み手続きを始めましょう。
共通ポイントのみを導入する方法
AirPAYで共通ポイントのみを導入する方法です。
AirPAY公式サイトに移動してから下までスクロールをして”リクルートの業務支援ソリューション”の項目にある「AirPAYポイント」をクリックします。
AirPAYポイントのページに移動するので「申し込む」をクリックします。
AirPAYポイントの申込みの流れに移動するので「今すぐ申し込む」をクリックしましょう。
AirPAYポイントに関するよくある質問(Q&A)
ここからは、AirPAYポイントに関するよくある質問をご紹介していきます。
Q、AirPAYポイントはAndroid端末でも利用できますか?
AirPAYポイントは、iPhoneまたはiPadのみで利用できます。
Q、カードリーダー代はかかりますか?
すでにAirPAY(キャッシュレス決済)を利用していたり、AirPAYを同時申し込みする場合はかかりません。
AirPAYポイントのみを導入する場合は、カードリーダー代として20,167円がかかります。
Q、すでに共通ポイントの加盟店ですが、AirPAYで追加できますか?
すでにTポイント、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、WAONポイントの加盟店となっている場合は、AirPAYポイントの申し込みはできません。
最後に
今回は、AirPAYの共通ポイントの対応状況について解説しました。
共通ポイントは、集客力の強化やポイント付与による幅広いマーケティング施策の実施などに役立てることが可能です。
加盟金、月額料金、手数料などは発生しますが、独自ポイントと比べると導入コストは安く、セキュリティ上のリスクも低くなります。
AirPAYは、共通ポイントと合わせて合計68種類の決済方法に対応させることが可能。
今や当たり前となっているキャッシュレス決済を業種問わずに最安値水準の決済手数料&月額料金・振込手数料無料で導入できます。
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