Airペイとスクエアを比較【モバイル決済】

店舗にキャッシュレス決済を導入したい。

そこでオススメなのが、一般に広く普及しているモバイル端末(タブレットやスマートフォン)を利用することで”低コスト化”を実現したモバイル決済サービスです。

この記事では、モバイル決済サービスの中でも候補に挙がってきやすい

  • Airペイ
  • スクエア

の違いを分かりやすくまとめました。

Airペイにするか、スクエアにするか、迷っている方は、是非、参考にしてください。

\56種類の決済方法に対応するAirペイ/

2023年3月1日よりSquare リーダーが通常価格7980円から4980円(37%割引)で販売中です。

\最短翌日入金のスクエア/

Airペイとスクエアの比較表

まずは、Airペイとスクエアの比較表を見てみましょう。

Airペイとスクエアの比較表
Airペイ スクエア
提供元 リクルート
(日本)
スクエア
(アメリカ)
決済方法 【クレジットカード】
VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover Card、銀聯カード(UnionPay)
【電子マネー】
Apple Pay、iD、QUICPay、Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん
【スマホ決済】
PayPay、LINE Pay、d払い、au PAY、楽天ペイ、J-coin Pay、Smart Code、WeChat Pay、UnionPay(銀聯)QRコード、ALIPAY 、AlipayHK、Kakao Pay、Touch’n Go eWallet、EZ-Link Wallet、COIN+
【クレジットカード】
Visa、Mastercard、JCB、American Express、Discover、Diners Club
【電子マネー】
Apple Pay、iD、QUICPay、Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん
【スマホ決済】
PayPay
ポイントカード Tポイント、dポイント、Ponta、楽天ポイント、WAON POINT
初期費用 実質無料 実質無料
月額料金 無料 無料
カードリーダー 無償貸与 無償貸与
決済手数料 0.99~3.74% 3.25~3.95%
振込手数料 0円 0円
入金サイクル 最大で月6回 最短翌日入金
オフライン決済

※どちらもVISA、Mastercard、JCB、American Expressはタッチ決済(NFC)に対応しています。なお、交通系電子マネー「PitaPa」は非対応です。

上の比較表を見ると

  • 決済方法
  • 決済手数料
  • 入金サイクル

といった項目で違いがあることが分かります。

※スクエアは、三井住友フィナンシャルグループと提携して日本で提供されています。

決済方法

Airペイでは、ほぼ全てのキャッシュレス決済を網羅しています。

決済方法の種類は、

  • Airペイ:56種類(ポイントカード含む)
  • スクエア:18種類

約3倍の差があります。

もちろん、キャッシュレス決済の主流はクレジットカードなので、スクエアでも十分に対応ができます。

しかし、スマホ決済はAirペイのほうが圧倒的に充実しています。

もし、

  • 駅近くの店舗で電子マネーが使われる機会が多い
  • スマホ決済会社が実施する大規模キャンペーンを取り込みたい

のであれば、Airペイを選択するべきでしょう。

クレジットカードを発行できない学生やスマホ決済の利用率が高い若年層のお客様が多い場合は、Airペイをおすすめします。

ポイントカード

Airペイでは、ポイントカードにも対応しています。

これにより

  • 新規顧客の獲得
  • リピーターの獲得

を図ることが可能です。

Airペイで対応しているポイントカードの会員数は、次のとおりです。

Airペイ対応のポイントカードの会員数一覧表
Tポイント 7,069万人
dポイント 7,815万人
Ponta 9,400万人
楽天ポイント 1億人以上
WAON POINT 6,000万人

例えば、ポイントカード老舗である「Tカード」は、会員数7,069万人、年間利用件数53億回、関連取引金額約8兆円と非常に巨大な経済圏を築き上げています。

ポイントカード導入により競合他社と比べてお得感を出したり、ポイント利用による集客効果も期待できます。

その他にもお客さまに「ポイントカードはお持ちですか?」といった自然なコミュニケーションも増やすことでリピーターを増やすきっかけとすることも可能です。

決済手数料

基本的には、Airペイの方が決済手数料が安く設定されています。

決済手数料とは、お客様が商品を購入する際、決済するごとに発生する手数料です。

例えば、クレジットカードの決済手数料が3%のとき、1万円の商品を決済すると300円(=1万円 × 3%)が決済手数料として店側に請求されます。

Airペイ

Airペイの決済方法ごとの手数料一覧表
決済方法 決済ブランド 決済手数料
クレジットカード VISA、JCB、Mastercard、American Express、Diners Club、Discover Card、銀聯カード(UnionPay) 3.24%
電子マネー Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん 2.95%
Apple Pay、iD、QUICPay 3.74%
スマホ決済 COIN+ 0.99%
PayPayLINE Payd払い、au PAY、楽天ペイ、J-coin Pay、Smart Code、WeChat Pay、UnionPay(銀聯)QRコード、ALIPAY 、AlipayHK、Kakao Pay、Touch’n Go eWallet、EZ-Link Wallet 2.95%

AirPAY(エアペイ)の決済手数料は業界最安値!他社モバイル決済と比較

スクエア

Squareの決済方法ごとの手数料一覧表
決済方法 決済ブランド 決済手数料
クレジットカード VISA、JCB、Mastercard、American Express、Diners Club、Discover Card 3.25%
電子マネー Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん 3.25%
Apple Pay、iD、QUICPay 3.75%

Square(スクエア)のクレジットカード決済手数料は?キャンペーン実施中

基本的にAirペイの方が決済手数料が安く設定されています。

一方、スクエアは、欧米からの旅行客や富裕層の所有率が高い「ダイナースクラブ」や「ディスカバーカード」については、決済手数料が割安に設定されています。

入金サイクル

スクエアでは、売上金が最短翌日に入金されるメリットがあります。

Airペイ

振込先口座 入金回数 対象期間 締日 入金日
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
みずほ銀行
月6回 前月末日~4日 5日 10日
5日~9日 10日 15日
10日~14日 15日 20日
15日~19日 20日 25日
20日~24日 25日 末日
25日~末日前日 末日 翌5日
上記以外の金融機関 月3回 前月末日~9日 10日 15日
10日~19日 20日 25日
20日~末日前日 末日 翌5日

AirペイとAirペイQRの入金サイクル・振込手数料を解説

スクエア

振込先口座 入金回数 対象期間 締日 入金日
三井住友銀行
みずほ銀行
翌日
上記以外の金融機関 週1回 木曜日~水曜日 水曜日 締日と同じ週の金曜日

Square(スクエア)の入金サイクルは翌日!他社モバイル決済と比較

通常、クレジットカードによる決済では、商品が売れてから実際にお金を手に入れられるのは、1ヶ月ほど先になります。

金融機関との付き合いも深く資金が円滑にある経営者であれば問題ありません。

しかし、小規模な小売店や飲食店にとって、入金サイクルが遅いのは死活問題であり、下手をすれば現金が底をついてしまいます。

そうなれば、仕入れにも影響がでるようになり、お客様がいくら来店しようと商品やサービスを正常に提供できない事態に陥ってしまいます。

だからこそ、モバイル決済サービスを選ぶときは、”入金サイクルの早さ”に着目することも必要となります。

スクエアはクレジットカードのオフライン決済に対応している

Squareでは、インターネットが接続できない場所でもクレジットカード決済ができます。

Airペイとスクエアのオフライン決済対応状況
Airペイ スクエア
現金
クレジットカード
電子マネー
スマホ決済

スクエアを活用すれば、

  • 移動販売でインターネット環境がない
  • 無線LANルーターの不具合や障害発生でインターネットが繋がらない
  • 山間部や地下などで電波が届かない

など、ネットワーク環境が不安定なときでも問題なくクレジットカード決済ができるようになっています。

Square(スクエア)はオフライン決済対応【クレジットカード】

スクエアはAndroid端末が利用できる

スクエアは、iOSとAndroid端末の両方に対応しています。

Airペイとスクエアの対応端末
iOS
(iPad、iPhone)
Android
Airペイ
スクエア
Airペイでも以前はAndroid端末に対応していましたが、2016年3月28日にAndroid版Airレジアプリの提供が終了しました。

AirペイはiPadを無料レンタルできる

Airペイを導入したいけど、Android端末しか持っていない・・・。

そんな方は、モバイル決済サービス「Airペイ」が実施している”キャッシュレス導入0円キャンペーン”を活用することができます。

次の3つの条件を満たすことで通常4万円以上するiPadが0円でレンタルできる太っ腹なキャンペーンです。

  1. 実店舗を有していること
  2. AirPAYをキャッシュレス0円キャンペーン中にAirPAYに新規申し込みすること
  3. 申し込み月の6ヶ月後の月末までに審査を通過していること

AirPAY(エアペイ)でiPad無料キャンペーンを実施!本当に0円なの?

スクエアは最短当日に審査完了する

スクエアは、申し込みから最短当日で審査が完了します。

Airペイとスクエアの審査完了までの日数
Airペイ 最短3日(VISA、Mastercard、銀聯カード)
※その他の決済方法は、追加審査により1~3週間程度
スクエア 最短当日(VISA、Mastercard、American Express)
※JCB、Diners Club、Discoverは、追加審査により最短3日

スクエアは審査が緩い傾向がある

ネットの口コミを見ていると、スクエアは審査が緩い傾向があるようです。

実際に「AirPAYは審査に落とされた・音沙汰がないが、Squareは即審査に通った」という声もチラホラありました。

AirPAY(エアペイ)の審査に落ちた原因は?審査基準を確認しよう

また、スクエアのホームページを見てみると、前年度の実績がない事業でも導入できると明記されています。

Squareでは前年度の実績がない事業や、カード決済額の見込みが少ない事業でもカード決済をご利用いただけます。

店舗にキャッシュレス決済を早く導入したいのであれば、スクエアがオススメとなります。

Airペイは訪日中国人観光客に対応できる

Airペイでは、訪日中国人環境客向けに「Alipay(支付宝)」「WeChatPay(微信支付)」に対応しています。

これにより訪日観光客の26.9%を占める中国人にとって利用しやすい店舗となります。

訪日観光客の国別の内訳
国名 人数 割合
中国 約838万人 26.9%
韓国 約754万人 24.2%
台湾 約476万人 15.3%
香港 約221万人 7.1%
タイ 約113万人 3.6%

Alipay(支付宝)

Alipay(支付宝)は、中国の電子商取引(EC)最大手「アリババグループ」が提供するスマホ決済サービスです。

2018年の中国国内のモバイル決済の取引規模は、驚異の277.4兆元(約4383.5兆円)ですが、その中でAlipay(支付宝)のモバイル決済シェアは53.78%を占めています。

AirPAYはAlipay(支付宝)決済対応!メリットは?

WeChatPay(微信支付)

WeChatPay(微信支付)は、界最大のゲーム会社「テンセント」が提供するスマホ決済サービスです。

中国版LINEとも言えるメッセージアプリ「WeChat」に決済機能が盛り込まれたことで急速に浸透ており、月間利用者数は、日本の総人口約1.26億人を軽く上回る驚異の8億人以上にも達します。

AirPAYはWeChatPay(微信支付)決済対応【中国インバウンド】

まとめ

Airペイとスクエアを表にまとめると次のとおりです。

Airペイ スクエア
決済方法
決済手数料
入金サイクル
オフライン決済
審査期間
訪日中国人観光客

Airペイの最大のメリットは、決済方法が多数用意されていることです。

  • クレジットカード
  • 電子マネー
  • スマホ決済

に対応しており、ほぼ全てのキャッシュレス決済を網羅しています。

\56種類の決済方法に対応するAirペイ/

スクエアのメリットは、零細企業でも審査に通りやすい点です。

売上は翌日に入金され、キャッシュレス決済の懸念点である”入金サイクルの遅さ”を解消しています。

2023年3月1日よりSquare リーダーが通常価格7980円から4980円(37%割引)で販売中です。

\最短翌日入金のスクエア/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

サラリーマンをしながら、当ブログを運営していましたが、2018年に独立し現在はフリーランスとして活動しています。今まで、数々のWebサイト・ブログを構築してきました。このブログでは、今までの経験で得た知識を活かし、Web制作・SEO関連を中心に、最新のIT関連ニュースを発信。また、ファイナンシャル・プランナー技能士の資格を活かして金融関係の情報も発信しています。