有料版ChatGPT Plusの解約・退会方法は?日割り計算・注意点

従来のAIとは一線を画す精度の高さを備えた人工知能AI「ChatGTP」

すでに大手有名企業から教育機関、官公庁まで多くの組織・個人が活用しています。

ChatGTPは無料でも使えますが、最新モデル「GPT-4」の利用や混雑時でもエラーなしで素早く回答をもらうなら有料版「有料版ChatGPT Plus」の契約が必要になります。

しかし、円安の影響もあって有料プランは月額20ドル(約2,800円)と料金が高くなりました。

また、Googleが競合馬の「Bard」を提供したり、物珍しさがなくなったこともあり、以前と比べてChatGTPの利用者数も落ち着いてきています。

そのため、無料版でも精度は劣りますが、比較的快適に利用できるようになっています。

この記事では、有料版ChatGPT Plusの解約・退会方法について詳しく解説していきます。

有料版ChatGPT Plusの解約・退会方法

さっそく、有料版ChatGPT Plusの解約・退会方法を解説していきます。

ChatGTPのホーム画面に移動する

まずは、ChatGTPの画面に移動してから左下の「・・・」をクリックします。

続いて、人のアイコンの付いた「My Plan」をクリックします。

有料版ChatGPT Plusの案内が表示されます。

下から2つ目にある「Manage my subscription(私のサブスクリプションを管理する)」をクリックしましょう。

サブスクリプションの管理場面に移動する

“プランをキャンセル”の画面が表示されます。

ChatGTP Plusの解約時の注意点について記載されているので、問題がなければ「プランをキャンセル」をクリックしましょう。

登録をキャンセルしても契約更新日までは利用可能

「有料版ChatGTP Plusを解約したら、すぐに使えなくなるのでは?」と心配されている方は、安心してください。

有料版ChatGTP Plusの更新日が解約日の2日前の7月24日でしたが、8月24日まで引き続き利用できると明記されていました。

プランはキャンセルされますが、請求期間の終了日である2023年8月24日まで引き続き利用できます。

アンケートに答える

ChatGTPのキャンセル理由に関するアンケート画面が表示されるので、可能なら答えていきましょう。

上から「Q1、有料版ChatGPT Plusをキャンセルした理由」「Q2、ChatGPTの無料版が使用できなくなったら、どれほどがっかりしますか?」「Q3、有料版を継続してもらうためには何ができたでしょうか?」「Q4、インタビューの参加に興味ありますか?その場合はメールアドレスを入力」「Q5、他に知ってほしいことはありますか?」といった項目です。

全ての項目が必須というわけではありません。

英語になっていますが、Google翻訳などを利用して回答していきましょう。

これで有料版ChatGTP Plusの解約・退会手続きは完了しました。

有料版ChatGTP Plusの解約・退会に関する注意点

ここからは、有料版ChatGTP Plusの解約・退会に関する注意点をご紹介します。

ChatGTPの精度が下がる

ChatGTPを有料版から無料版にした場合は、回答の精度が下がってしまいます。

有料版では最新モデル「GPT-4」でしたが、無料版では1つ前の「GPT-3.5」しか使えません。

特にAIの精度に直結するパラメーター数は、98兆個も違っています。

GPT-3.5とGPT-4の比較表
GPT-3.5 GPT-4
パラメーター数 約1.75兆個 約100兆個
最大トークン数 2,048 32,768

エラーが発生する可能性が高くなる

ChatGTPを有料版から無料版にした場合は、混雑時にエラーが発生する可能性が高くなります。

具体的には、次のようなエラーメッセージです。

An error occurred. If this issue persists please contact us through our help center at help.openai.com.

日本語訳すると”エラーが発生しました。 この問題が解決しない場合は、ヘルプセンター (help.openai.com) からお問い合わせください。”です。

これは、ChatGTP側の問題となることから、しばらく待つか有料版に切り替えるしか解決方法はありません。

日割り計算はされない

有料版ChatGPT Plusを解約・退会しても日割り計算での返金はありません。

更新日から半月で解約しても残り半月分の返金は受け付けておらず、契約期間分は全額支払う必要があります。

ただ、有料版ChatGPT Plusは、解約・退会しても即時利用停止になるわけではなく、契約期間終了まで利用可能です。

最後に

今回は、有料版ChatGPT Plusの解約・退会方法について解説しました。

有料版ChatGPT Plusの解約・退会は、途中で英語も出てきますが、手順自体は非常にシンプルです。

また、契約期間終了まできっちり使えるので、いつ解約しても損することはありません。

「最近、あまりChatGPTを使わなくなった」のであれば、これを機会に日々の固定費を見直してみてはいかがでしょうか?



2 件のコメント

  • 入会時の料金は日割り計算はないですか?10月1日に入っても10月20日に入っても20$ですか?教えてください。

    • コメントありがとうごいます。
      ChatGTPでは、加入日を基準日として1ヶ月ごとに更新が行われます。
      例えば、10月20日に加入した場合は、次回更新日は11月20日です。
      そのため、いつ契約しても損することはありません。

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    サラリーマンをしながら、当ブログを運営していましたが、2018年に独立し現在はフリーランスとして活動しています。今まで、数々のWebサイト・ブログを構築してきました。このブログでは、今までの経験で得た知識を活かし、Web制作・SEO関連を中心に、最新のIT関連ニュースを発信。また、ファイナンシャル・プランナー技能士の資格を活かして金融関係の情報も発信しています。