先日、Kindle Paperwhite (第1世代)からKindle Paperwhite(ニューモデル)に買い替えました。およそ2年半ぶりの買い替えです。
Kindle Paperwhiteのニューモデルが登場しました!
現在は、より高画質で防水機能(IPX68等級)・明るさ自動調整を搭載したKindle Paperwhite(第11世代)が登場しています。
目次
開封
Amazonで注文した日(深夜)の翌朝に届きました。(仕事が早い!)箱はこんな感じです。
箱を開けると、「Kindle Paperwhite本体」「USB充電用ケーブル」「取扱説明書」2冊が入っています。
初期設定(セットアップ)
電源を入れると、初期設定が始まります。
まずは、言語を選び、「次へ」をタップ。
言語のセットアップが始まります。(すぐに終わります)
Wi-Fi設定を行います。パソコンやスマートフォンと同じように、設定すればOKです。
Kindle Paperwhiteは、あらかじめ、購入時に使用したAmazonアカウントが関連付けられています。問題なければ、「設定を続ける」をタップ。
※もし、購入時とは別のAmazonアカウントを使用するなら、「別のアカウントを使用」をタップしましょう。
SNS(FacebookやTwitter)で交流したいなら、登録しておいたらいいでしょう。(別に設定しなくてもOKです。)
すべて設定が終わると、チュートリアル(基本的な使い方の説明)がはじまります。
サクサク動く
Kindle Paperwhite(初代)と比べて、”すごく良い”と思ったことが、あらゆる動作が軽快なことです。
本を探すとき、本を開くとき、ページを移動するとき、電子コミックを読むときも、あらゆる場面でサクサクと動きます。特に、絵が挿入されている書籍や漫画では、大きな違いが見られます。
僕は、推理小説やミステリー小説を読むときに、前のページを読み返すことが多いので、サクサクと動くのは、大きな違いと思いました。
文字がくっきり見える
Kindle Paperwhite(初代)と比べて、文字がくっきりと見えます。解像度は212ppiから300ppiに上がっているようです。
特に、電子コミックは細かい文字が多いので、解像度が上がるだけで、読みやすさがすごく変わります。僕は、今まで、電子書籍リーダーでコミックを読もうと思いませんでしたが、解像度が上がったことで、「電子書籍でコミックを読んでもいいかな」と思いました。
また、Kindle本の場合、文字の大きさを「8段階」で変更できるので、文字が小さすぎて読めなかった紙媒体の本を、電子書籍でもう一度購入しても良いと思います。
目が疲れない・外でも快適に読める
すべての電子書籍専用端末に言えることですが、まったく目がつかれません。僕は、これが理由で、タブレットよりも電子書籍専用端末(ソニー・リーダーとKindle Paperwhite)を使っています。
パソコンやスマートフォンの液晶ディスプレイとは違い、電子ペーパーを使用しているので、基本的にディスプレイから光をあまり発しません。だから、新聞紙のように、目に優しく、バッテリーの持ちも長くなっています。
Kindle Paperwhiteは、ディスプレイ表面を照らす「フロントライト」も搭載しているので、就寝前に部屋の電気をつけなくても、読書を楽しめます。
また、太陽光の反射も少ないので、公園のベンチや海岸などで、快適に読書を楽しめます。
辞書機能も健在
漢字の読み方・意味が分からないときに、重宝する辞書機能も健在です。
分からない単語をなぞれば、自動的に辞書が開きます。電子書籍ならではの機能ですね。芥川龍之介や太宰治、宮沢賢治など、難しい漢字の多い、昔の文学作品を読むときに大活躍する機能です。
重量と厚みは変わらず
Kindle Paperwhiteの初代とニューモデルの重量とサイズを比較すると、次のとおりです。
Kindle Paperwhite(初代) | Kindle Paperwhite(ニューモデル) | |
---|---|---|
重量 | Wi-Fi:213g / Wi-Fi + 無料 3G:221g | Wi-Fi:205g / Wi-Fi + 無料 3G:217g |
サイズ | 169 mm x 117 mm x 9.1 mm | 169 mm x 117 mm x 9.1 mm |
技術仕様を見ると、「ニューモデル」の方が重量が若干軽いようですが、持ってみた感じ分かりませんでした。サイズは、まったく同じようです。
改善してほしいところ
機能面はすばらしいですが、ソニー・リーダー(PRS-T2)と比較すると本体が「重い」です。ソニー・リーダー(PRS-T2)「164g」に対して、Kindle Paperwhite(ニューモデル)Wi-Fiは「205g」あります。
仰向けになって読もうと思ったら、ずっしりとした重さを感じます。おそらく、これ以上軽くしようと思ったら、機能面をいくつか削る必要が生じてくると思いますが、改善の余地ありです。
ただ、紙媒体の本の一般的な重さが200~300gなので、電子書籍だからといって重いわけではありません。片手で持っても長時間快適に読書を楽しめます。あくまでも、ソニー・リーダーと比べたときの重さです。
ソニー・リーダーと比べて良いところ
ここからは、ソニー・リーダーと比べて、優れてると思ったところを紹介します。
1、Amazonで購入できる
端末の品質としては、ソニー・リーダーをおすすめしたいところですが、Kindle Paperwhite最大のメリットは、Amazonで購入できることです。
Amazonで購入ができることで、簡単に紙媒体の書籍と価格比較ができ、膨大なレビュー(評価)を読むことができます。
例えば、麻耶雄嵩(著)「神様ゲーム」を購入する場合、最安値は、新品の文庫本572円とすぐに分かります。(中古本は、257円の送料が必要になります。)
この場合、紙媒体の書籍の方がお得になります。
これが、ソニー・リーダーだと、ソニー・リーダーストアで見つけた書籍をAmazonで検索して、価格を比較するという手間がかかってきます。
また、レビューの数に関して、ソニー・リーダーストアは「5件」しかありませんが、Amazonなら「47件」あります。
そのため、よくレビューを参考にして、本を購入する方は、Kindle Paperwhiteをおすすめします。
2、パソコンがいらない
Kindle Paperwhiteは、パソコンとUSB接続しなくても、自動同期で簡単に書籍を取り込むことができます。
また、Kindle Paperwhiteを使って、Amazonストアを開いても、結構サクサク動くので本を探しやすいです。
3、全世界でサービスを提供している
あと、ソニー・リーダーは、日本以外を除いて撤退してしまったので、全世界で展開しているAmazonの方が、「サービスが終了することはない」という安心感があります。
筆者の環境では、ソニーリーダーストアで購入した電子書籍が取り込めない状態となっているので、これから電子書籍デビューするならKindle Paperwhiteを強くおすすめします。
最後に
僕のように、よく本を読む方は、本棚がいっぱいになったり、持ち運びに困っていると思います。
そんなときに、電子書籍リーダーは便利です。重量200gあまりの「Kindle Paperwhite」に、数千冊の本を入れることができます。通勤、通学、国内・海外旅行のときに、数千冊の本を持ち運べるのは、読書好きにとっては素晴らしいことです。
スマートフォンやタブレットと違って、一回の充電で数週間使用でき、目が疲れにくく、外でも快適に使えるというのも、電子書籍の魅力です。
絶対に紙媒体が良いと思っている方、一度、電子書籍を購入すれば考えが変わると思います。ちょっとでも気になっているなら、是非試してください。かなり、オススメです。
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