Google PlayやApple Storeの「LINE MUSIC」レビューを読むと、”通信量がやたら多い”という書き込みが目立ちます。
例えば、「データ通信量に驚きました 屋外で4,5曲聞いたただけで通信量300MB超え。。。」「通信量 かなり多いのでは、一番低音質にしても1曲再生して15M位通信していたので、1時間も聞いたら200M超えますよね。」など。
特に、1ヶ月に使えるデータ通信量が少ない格安SIMカードは、アッという間に通信速度制限に引っかかりそうです。
音質とキャッシュ機能が優れている「LINE MUSIC」のデメリットですね。
ということで、このページでは、通信量を徹底的に抑える方法を紹介します。
※ここで紹介する方法は、Wi-Fi環境がある方を前提としてます。
目次
通信量を徹底的に抑える方法
さっそく、通信量を徹底的に抑える設定をします。下の画面を見ながら、「1~5」の動作を行ってください。
解説
ここからは、先ほど設定した内容を解説します。
(4)モバイルデータ回線時にもストリーミング再生を許可
「モバイルデータ回線時にもストリーミング再生を許可」をOFFにすると、音楽の再生時にモバイルデータ通信をしなくなります。(Wi-Fi接続時のみ音楽が再生できます。)
LINE MUSICは、YouTubeやHuluと同じように、音楽を再生している間は、常にモバイルデータ通信を行います。
モバイルデータ通信をすると、通信量が増えます。そして、契約したデータ通信量を超えると、通信速度が制限されてしまいます。
例えば、auのiPhoneを”LTEフラット”プランで契約すると、1ヶ月に使えるデータ通信量は7GBです。もし、7GBを超えると、通信速度が128kbpsに制限されます。つまり、インターネットの通信速度が、ものすごく遅くなります。
この設定をすれば、LINE MUSICで音楽を聴くときに、スマートフォンのWi-Fi設定を「ON」するのを忘れて、モバイルデータ通信をいっぱいしてしまった、ということがなくなります。
(5)音質設定
「音質設定」を「音質-高(初期設定)」から「音質-低」にすると、通信量を減らせます。
通信量は、音質を上げれば増え、音質を下げれば減ります。この設定は、きれいな音を犠牲にすることで、通信量を抑える方法です。
※音質は、「高=320kbps」、「中=192kbps」、「低=64kbps」です。
(6)wifiでのみキャッシュを設定
「wifiでのみキャッシュを設定」をONにすると、Wi-Fi接続時のみ音楽をキャッシュします。
「LINE MUSIC」は、一度再生した曲を自動的にキャッシュ(AndroidやiPhoneの端末に保存)する機能があります。
キャッシュは、インターネットが繋がっていない環境でも、音楽を再生できる便利な機能ですが、キャッシュをする度に、モバイルデータ通信量も増えます。
この設定をすると、Wi-Fi接続時のみキャッシュを行います。
通信量を抑えながら「LINE MUSIC」を使う方法
今回、紹介した「通信量を徹底的に抑える設定」をした後、どのように「LINE MUSIC」を使っていけば良いでしょうか?
おすすめは、自宅で好きな音楽を端末に保存し、外出先でその音楽を聴く方法です。
楽曲を端末に保存するには、「オフライン再生機能」を使います。
そして、外出先では、端末に保存した音楽を再生します。
そうすれば、外出先でもモバイルデータ通信をすることなく、好きな音楽を楽しめます。
いかがでしたか?
以上、「LINE MUSIC」の通信量を徹底的に抑える設定方法と使い方でした。
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