喪中はがきですが、最近ではいろんな種類の喪中はがきが存在しており、ご挨拶の仕方も多様化してきています。
今回は喪中はがきの一般的な構成や書き方の基本について解説します。
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目次
喪中はがきの書字方向
喪中はがきの宛名は、通常のはがきと同じです。
裏面の文章が
- 縦書きの場合は縦書き
- 横書きの場合は横書き
という書字方向が基本になります。
“筆ぐるめ”や“筆王”といった宛名管理ソフトウエアから宛名を入れる場合は、設定に宛名印刷用レイアウトが自動登録されているため、それに従って挿入します。
また、パソコン上のフォルダにある住所録をプリンターで印刷する方は、幅広い年齢に受け入れられている縦書きを選択するのが主流になります。
横書きはテンプレートの数もあまりなく、カジュアルな印象を与えやすく、正式な書面には相応しくないようです。
喪中はがきの書体
喪中はがきの宛名書体としては落ち着いた印象で読みやすい書体が主流です。
主に
- 行書体
- 楷書体
- 明朝体
といったフォントが一般的になります。
特に楷書体は一画一画を続けずに、紙から筆を離して書きます。
字形を崩さないので読み違えもなく、読みづらさはありません。
宛名の文字色と使う文房具
喪中はがきの文字色は、薄墨または黒を使うことが一般的です。
宛名に関しては、郵便局の機械が薄墨だと読み取れない可能性があるので、黒色にするのが無難です。
また、宛名を手書きにする際に使う文房具は、
- 筆ペン
- 万年筆
- 毛筆
が主流です。
しかし、ボールペンは万年筆の略式の筆記用具と位置付けられていますので、できるだけ避けた方が無難です。
宛名面のレイアウト
ここからは、喪中はがきの宛名面のレイアウトについて詳しく解説します。
郵便番号と住所
郵便番号を記入する際は、既存の枠からはみ出すと機械で読み取る際にエラーになってしまい、差し戻しになる可能性がありますので注意が必要です。
住所ははがきの右側に書き、必ず都道府県から書き始めるようにすると、挨拶状としての品格を与えます。
またマンション名といった建物名を入れる場合は、改行して行末に配置するようにします。
数字に関しては、縦書きなら漢数字の一、二、三を用い、横書きならアラビア数字の1.2.3を使いましょう。
会社名と肩書
会社名を入れる際は、住所を書き始めた位置より一文字下げて書くようにします。
所属部署も付け加える場合は、字数に応じて会社名の下に続けたり、改行して書くようにします
肩書きは氏名の上に書くのが基本マナーです。
氏名と敬称
名前の姓と名の間にスペースを入れ、住所よりもフォントサイズを拡大し大きい文字で記入します。
個人名でしたら「様」を、会社や部署宛でしたら「御中」と書きます。
また恩師や医師には「先生」、夫婦連名など複数氏名を書かなければならない際は、それぞれの名前の下に「様」を付けます。
差出人を連名にする場合
面識があったり、共通の知り合いであれば連名で出すこともできます。
親子連名
親子連名で書く際は、差出人にはまず親の名前を書き、その左隣に子供の名前を書くようにします。
故人との続柄は、受け取った相手がわかりやすいように関係を添えます。
夫婦連名
夫婦の名前を書く際は、故人と差出人の関係がわかりやすいように気を配る必要があります。
また続柄は、差出人の一番右の人に合わせて書くのが一般的です。
夫の父がなくなった場合は、本文では“父”または“実父”が亡くなったと記載しますが、妻の父が亡くなった場合の続き柄は“義父”と書くようにします。
子供の名前を連名
子供の名前は記載しないことが一般的です。
理由としては、喪中はがきは大人同士のやり取りで、子供にはあまり関係がないといった考えがあるからです。
差出人を書く位置について
差出人を書く位置は意外と迷うものです。
はがきの表面に書く
はがきの表面の左下に、宛名の住所と名前よりも小さいサイズで住所と名前を書きます。
住所は郵便番号の枠の右端を目安として書き始めていきます。
はがきの裏面に書く
はがきの裏面に書く際も、差出人の書き方は表面と同様です。
しかし、本文を書く向きやはがきの向きによって書く場所が変わります。
以下に3つのパターンを挙げていきますので、参考にしてみてください。
- 縦書きのはがきに縦書きで書くデザインの場合は差出人を左下に書く
- 縦向きのはがきに横書きで本文を書いたデザインの場合は差出人を中央下に書く
- 横向きのはがきで横書きで書くデザインの場合には差出人を右下に書く
差出人は喪中はがきの宛名面と裏面のどちらに書いても基本的には問題はないですが、両面に書くとしつこい印象を与えてしまうので、どちらか書きやすい面を選んで書くようにします。
喪中はがきを書き損じてしまった場合
喪中はがきを書き損じてしまった場合、郵便局の窓口に行けば交換は可能になります。
手数料として1枚につき5円の費用が掛かります。
また交換してくれるはがきは、喪中用だけでなく年賀用や普通郵便はがきといったものにも対応してくれます。
ただ、現金化はできませんので、その点はご注意ください。
まとめ
喪中はがきは年賀状とは違って、作る機会が少ないので作る際に悩み所が多く出てくるものでしょう。
正式な挨拶状としての品格を持つ喪中はがきは、相手に対して失礼にならないよう基本マナーを備えておけば、安心ですね。
喪中はがきを作成するなら専用ソフト・サービスの利用が便利です。
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筆まめは、23年連続で販売本数1位の定番年賀状・はがき作成ソフトとなっており、「喪中はがき」「寒中見舞い」のテンプレート・デザインも用意。
1990年に最初のバージョンを発売してから”使いやすさ”を重視した改良が重ねられ、パソコン初心者から上級者まで誰でも簡単に喪中はがきを作成できます。
宛名印刷の機能も充実しており、
- 住所録の文字サイズを自由に変更
- 過去、誰に年賀状を出したかを喪中や暑中見舞いも含めて記録
- プロの書道家が監修した格調高い美麗レイアウト
- 通常のパソコンでは表示できない漢字や人名用外字(俗字、異体字)を1,390文字収録
- 連名の敬称「様」など同じ漢字を複数表示する場合に書体を微妙に変化させて手書き風の味わいを演出
- 宛名面におしゃれなデザインをテンプレートで選ぶだけで装飾
など使い勝手の良い工夫がなされています。
自動継続版を購入すれば、来年度もお得に最新版を使うことが可能です。
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筆まめはMac非対応です。
Macをお使いであれば、同じくソースネクストが提供している「宛名職人」がおすすめとなります。
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