ソフトバンクグループが提供するQRコード決済サービス”PayPay(ペイペイ)”
通常の還元率が1.5%と高く、
- 最大10%還元の「毎月いつもどこかでワクワクペイペイ」
といったお得なキャンペーンを実施していることから利用したい方も多いでしょう。
しかし、PayPayは、金融情報(クレジットカード、銀行口座など)を登録して利用して使うことから、第三者による不正利用の被害に遭うリスクがあるのも事実です。
では、PayPayで不正利用被害に遭った場合は、補償対象になるのでしょうか?解説していきます。
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目次
PayPayの不正利用は補償対象になる
PayPayでは、原則として不正利用による被害額の全額が補償されます。
不正利用に使われた情報 | 8月27日以前 | 8月28日以降 | |
---|---|---|---|
PayPayアカウントあり | カード情報 | ◯ | ◯ |
銀行口座情報など | △ | ||
アカウント | |||
PayPayアカウントなし | カード情報 | ◯ | |
銀行口座情報など | △ | ||
加盟店 | カード情報 | ◯ | ◯ |
銀行口座情報など | △ | ||
アカウント |
◯・・・PayPay補償制度に関する規約または加盟店規約などに明記
△・・・個別対応で補償を実施しており、規約などによる規定なし
X・・・補償対応なし
補償内容
PayPayの不正利用に関する補償内容は、次のとおりです。
第4条 補償内容
当社が利用者に提供する補償内容は以下に規定する内容とします。
- 当社は、本件不正利用の内容に応じてPayPay残高または現金で利用者が本件不正利用によって直接被った損害を補償するものとします。また、補償を行う際に発生する手数料は、当社負担とします。
- 前項にかかわらず、当社は、本件不正利用された金額(PayPayアカウントおよびPayPay残高に係る手数料を含みます)から、当社以外の第三者から回収できた金額を差し引いた金額を補償します。
- 第1項にかかわらず、本件不正利用による損害について、利用者が当社以外の第三者から補償を受けられる場合は、損害の額が第三者からの補償額を超過する場合にかぎり、その超過額について補償します。
出典:PayPay利用規約
分かりやすく言えば、PayPayが提供するサービス(決済、チャージ、送金まdp)で不正利用被害に遭った場合、手数料も含めて補償してくれということです。
また、第三者から補償などにより回収できた場合は、その金額を差し引いた被害総額が補償対象となります。
例えば、不正利用の被害総額が25万円で第三者から5万円を回収できた場合、PayPayからは残りの20万円の補償を受けることができます。
PayPayアカウントなしの不正利用も補償対象
PayPayを利用していないユーザーに対しても補償は適用されます。
例えば、クレジットカードや銀行口座情報が盗用されて、見知らぬ人によって勝手にPayPayに登録されて、不正利用されるなどの被害に遭った。
このときも原則として不正利用による被害額の全額が補償されます。
不正利用による加盟店の負担はなし
PayPay加盟店で不正利用が行われたとしても、加盟店に負担を求めることはありません。
例え、加盟店で不正利用の被害に遭った方などへの補償が発生した場合でもPayPayが負担するものとします。
PayPayのセキュリティ対策
PayPayで不正利用が発生しても全額補償されるので心配はありません。
しかしながら、不正利用の被害に遭った場合は、お金ではなく、煩わしい手続きなどで時間と手間が発生します。
だからこそ、PayPayのセキュリティを強化して「不正利用の被害に遭わない」に越したことはありません。
セキュリティ設定
PayPayでは指紋認証や顔認証を利用してセキュリティ強化が可能です。
PayPayアプリを起動してから「アカウント」→「セキュリティ」の順にタップします。
「端末の認証を有効にする」をオンにします。
“Touch ID(Face ID)を使用しますか?”と表示されるので「Touch ID(Face ID)を使用する」をタップすれば完了です。
PayPayの不正利用の被害に遭ったときの対処法
PayPayで不正利用が発覚した場合は、PayPayお問い合わせ窓口から連絡をしましょう。
- ユーザー 電話番号:0120-990-634 営業時間:24時間受付/土・日・祝日を含む365日
- 加盟店 電話番号:0120-990-640 営業時間:24時間受付/土・日・祝日を含む365日
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