我が家に人工知能(AI)搭載のスマートスピーカー「Google Home」が届きました!
色々と使ってみましたが、なかなか面白い!
昔映画で見たような、近未来チックな雰囲気を味わえる商品です。
この記事では、僕が実際に使ってみた感想やできることなどをレビューしていきます。
目次
Google Homeが届いた!
こちらが今回購入した「Google Home」です。
箱を上から開けると・・・本体が登場!
箱から取り出してみると、思ったより小さい。iPhoneと同じくらいのサイズです。
重量も477gと軽く、家中どこでも気軽に持ち運びできます。オシャレなデザインもGoodですね!
「ご利用方法」と「音声コマンド例」が同封されており、Google Homeが「どのような問いかけに反応してくれるのか」リストアップされています。
- 音楽をかけて
- 職場までの交通状況は?
- タイマーを15分に設定して
- 1カップは何CC
- 日経平均株価は?
- 1ドルは何円?
- TPPの意味は?
- スペインの首都は?
- 25かける83
- 一番近い薬局は?
- 台所の電気を消して
- 豆知識を教えて
- 牛の鳴き声は?
などなど。
また、消費電力も少なく、1ヶ月使っても38.88円ほどです。
初期設定の方法
Google Homeの設定は、iPhone/Android端末から行います。
やり方は簡単。ストアから「Google Home」アプリをインストールして起動します。
あとは、スマホ画面の指示に従いながら、「Wi-Fi設定」「使用場所の指定」「音声認識」などを行うと、数分で初期設定が完了します。
音楽ストリーミングサービスとの連携も可能です。
今のところは、
- Google Play Music
- Spotify(スポティファイ)
のいずれかと連携できます。
Spotifyは、無料プランがあるので、是非、連携をしておきましょう。
Google Homeの活用法がぐっと広がります。
Google Homeの使い方
使い方はとてもシンプル。
Google Homeは、「OK,Google」または「ねぇ、Google」と話しかけると、上部が4色に点灯。音声受付状態に入ります。
このときに、質問したり、やってほしいことを言うことで、様々な動作をしてくれます。
例えば、今日の天気を知りたいときは、「OK,Google、今日の天気を教えて」と言えば、現在地の最高気温、最低気温、天気予報などを教えてくれます。
音量を変更したいときは、上部を指で「時計回り」または「反時計回り」になぞることで調整できます。
僕がよく使っている音声コマンド(できること)
自宅にGoogle Homeが届いて、1週間以上経過しました。
その中で”よく使っている音声コマンド”を紹介していきます。
OK,Google、今日の天気は?
▲京都の天気予報を聞いている様子
やはり、一番は、今日の天気予報を聞くことです。
出勤前の朝の忙しい時間帯。
着替えをしながら、手を止めることなく天気を確認できて、とても便利です。
OK,Google、音楽をかけて
僕のGoogle Homeは、「Google Play Music」と連携しているため、音楽再生機器としてもよく使っています。
- 宇多田ヒカルをかけて
- 眠くなる音楽をかけて
- 楽しい音楽をかけて
- ピアノの音楽をかけて
- クラシック音楽をかけて
など、そのときの気分に合わせて、音楽を再生しています。
また、音楽再生中に「OK,Google」と呼びかければ、音量が小さくなり、
- 音量を上げて/下げて
- 次の曲をかけて
- 音楽をストップして
など、すべて音声コマンドだけで操作可能。
声だけで気軽に音楽を聴けるのが魅力ですね。Google Homeが我が家に来てから、音楽をかけることが多くなりました。
Ok,Google、今日のニュースを教えて
仕事から帰ってきて、一段落したときによく使っている機能です。
「今日のニュースを教えて」と言えば、NHKのラジオニュースを流してくれます。
機械的な音声ではなく、ラジオの音声そのままで聴けるのが嬉しいところ。
様々なジャンルのニュースに対応しており、
- 「今日の経済ニュースを教えて」と言えば、日経のビジネスニュース
- 「今日のITニュースを教えて」と言えば、テクノロジーニュース
- 「今日のエンタメニュースを教えて」と言えば、エンターテイメントニュース
をそれぞれ流してくれます。
OK,Google、(ラジオ局名)を聴かせて
Google Homeは、インターネット経由でラジオが聴けるアプリ「radiko」に対応しています。
例えば、「OK,Google、NHKラジオを流して」といえば、「NHKラジオ」を流してくれます。
住まいが東京都であれば、
- TBSラジオ
- 文化放送
- ニッポン放送
- ラジオNIKKEI第1
- ラジオNIKKEI第2
- InterFM897
- TOKYO FM
- J-WAVE
- ラジオ日本
- bayfm78
- NACK5
- FMヨコハマ
- 放送大学
- NHKラジオ第1
- NHKラジオ第2
- NHK-FM
の放送局を聞くことが可能です。
※ラジオの地域設定が上手くいかない場合は、『Google Homeでラジオ(Radiko)の地域設定が違う時の対処法』を参考にしてください。
OK,Google、3分タイマー
カップラーメンをつくったり、ちょっと仮眠したり・・・ってときに使っています。
料理中で手が汚れているときに活躍しそうな機能です。
アラームがなったときは、「OK,Google、ストップ」と言うか、Google Homeの上部をタッチすれば、停止してくれます。
OK,Google、○○を英語
Google Homeは、通訳としても機能します。
普段、英語を使うことが多いので、この機能はなかなか嬉しいです。
例えば、「蛇を英語」と言えば、「snake」とネイティブな発音で答えてくれます。
他にも、スペイン語、中国語、韓国語、タイ語など、あらゆる言語に対応しています。
OK,Google、今日の予定を教えて
あらかじめ、Googleカレンダーに予定を登録しておき、
- 今日の予定を教えて
- 明日の予定を教えて
- 今週の予定を教えて
と言えば、秘書・執事のように今後のスケジュールを教えてくれます。
OK,Google、You Tubeで○○の動画を再生して
Google Homeは、テレビを”ネット化”させる「Chromecast」と連携することも可能です。
【レビュー】Chromecastで近未来テレビに!使い心地・セットアップなど
- You Tubeで猫の動画を再生して
- Netflixでバック・トゥ・ザ・フューチャーを再生して
- リビング(デバイス名)で去年の写真を見せて
など、音声コマンドだけでChromecastの操作ができます。
スマートフォンでYou Tubeを起動して、動画を探して・・・をしなくていいので、なかなか快適。
もちろん、
- 音量を上げて/下げて
- 次の動画
- ストップ
などの操作も音声だけでできます。
自分好みの音声コマンドも作成できる
Google Homeでは、自分の好きな音声コマンドに対して、好きなアクションを設定することができます。
例えば、
- 音声コマンド → 休憩する
- アクション → 10分タイマー
と登録しておけば、「OK,Google、休憩する」と話しかけると、10分タイマーを設定してくれます。
Google Homeを使ってみた感想
ここからは、実際に僕がGoogle Homeを使ってみて、気づいた良い点・不満点などの感想を書いていきます。
音声認識の精度は高い
Google Homeの肝である音声認識は、かなり精度が高いと感じました。
はっきり一言一言話さなくても大丈夫。
友達と会話するときのように、自然な口調でも聞き取ってくれます。
あまり滑舌が良くない僕でも、あまり言い直すことなく、音声コマンドを認識してくれました。
遠くの方から普通に話しかけても、聞き取ってくれるのは、かなり高評価です。
スピーカーの音質はそこそこ良い
僕の場合、Google Homeを音楽再生スピーカーとして使うことが多ですが、音質については重低音の迫力もあり、そこそこ良い音質です。
ただ、本格的なオーディオスピーカーと比べると、音の透き通った感じなどが少なく、どうしても劣ってしまいます。
基本、一問一答で終わる
「ちょっと面倒だな~」と思うことのが、一問一答で終わってしまうことです。
例えば、音楽をかけているとき、次の曲に進み、音量も下げたいとします。
そのときは、
- OK,Google、次の曲
- OK,Google、音量を下げて
とその都度「OK,Google」と言わなければならず、ちょっとわずらわしい。
検索機能はちょっと物足りない
正直、検索機能については、ちょっと物足りないと感じました。
「IoTって何?」と聞けば、結構詳しく教えてくれますが、「織田信長について教えて」と言っても「分かりません」と返ってきます。日本では有名なハズですが・・・。
音楽を自動で停止させるオフタイマーがほしい
Google Homeに「OK,Google、眠たくなる曲をかけて」と言えば、岩盤浴で流れてくるようなリラックスできる音楽が流れてくるのですが、30分後に停止させるってことができない。
音楽スピーカーとして使うことも多いので、是非つけて欲しい機能です。
コミュニケーション力は「Siri」の方が上
しばらく使ってみて、人間らしさで言えば、iPhoneなどに搭載される「Siri」に軍配が上がると感じました。
一応、「あなたは誰?」「何色が好き?」などに対しては、人間らしい受け答えをしてくれますが、時事ネタやちょっと突っ込んだ質問には弱いみたいです。
例えば、ブルゾンちえみのネタで有名な「35億」と言ったときに、Siriであれば「ものまねをしろとおっしゃるのですか?」と言ってくれますが、Google Homeは「すみません。お役に立ちそうにありません。」と分かっていない様子。
他にも、「Siriであればユーモアを交えて返してくれるのに・・・」という問いかけにも、「分かりません。」「お役に立ちそうにありません。」と返ってきたり、ちょっと長文の質問になると「エラーが発生しました。数秒後にもう一度お試しください。」と機械的でそっけない回答が帰ってきます。
連携機器の値段が高い
Google Homeの魅力的な機能の1つに”音声だけで家電を操作できる“自宅のスマートホーム化があげられますが、実現しようと思ったら、対応機器を色々と買いそろえなければなりません。
例えば、音声だけで部屋の”明るさ”と”色味”を変化できるようにするには、Philipsの「Hue」を購入する必要がありますが、結構なお値段。
「OK,Google、電気を消して」で照明の明かりを落とせるようにしたいですが、なかなか手が出せません・・・。
最後に
不満点をたくさん書いてしまいましたが、日本語の音声認識精度の高さは、大いに評価できる点。
何だかんだ使うことが多く、重宝しています。
ちょっと分からないことを聞いたり、音楽やラジオニュースを流したり、友だちが遊びに来た時に「豚の鳴き声をして~」などと言ったり、生活をちょっと快適にするだけでなく、コミュニケーションをはかどらせるツールとしての役割もあります。
「今までになかった新しい体験を提供してくれる商品」ということで、お値段相当の満足感はありますが、まだまだ改善点が多いの事実。
Google Homeは、常に新たなアップデートが加えられて進化し続けてくれるので、これからに期待したいところです。
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