【消費税増税】サプリメント・健康食品は軽減税率8%の対象?

2019年10月1日、消費税率が8%から10%に引き上げられます。

僕のように毎月カツカツで生活している人にとって、この2%は非常に大きな意味を持ちます。

例えば、消費税が発生する取引を毎月10万円分しているなら、2,000円(= 10万円 × 2%)の負担増です。

毎月、頑張った自分のご褒美として楽しみにしている外食を1回諦めなければなりません。

10月から軽減税率が始まる

今回の消費税増税は、全ての商品が対象というわけではありません。

一部の商品については、1989年の消費税導入以来、初めてとなる軽減税率が適用されます。

これにより

  • 標準税率10%
  • 軽減税率8%

という2種類の消費税率が混在することになります。

軽減税率対象商品・品目

軽減税率に指定されている商品・品目は、次のとおりです。

分類 軽減税率の適用 消費税率
飲食料品 あり 8%
新聞 あり 8%
ただし、飲食料品の中でも「外食・出張料理」「酒類・アルコール」は軽減税率の適用対象外となります。

医薬品・医薬部外品は軽減税率の対象外

ドラッグストアや薬局で販売されている”医薬品・医薬部外品”は軽減税率の対象外です。

そのため、次の商品は、2019年10月1日からは消費税率が8% → 10%に上がってしまいます。

医薬品の例

医薬品 風邪薬、鼻炎薬、胃腸鎮痛薬、解熱鎮痛剤、点眼薬、滋養強壮剤、整腸剤、消化剤、湿布など
主な商品としては、ガスター10、バファリンA、ハイチオールC、ロキソニンSプラス、フェミニーナ軟膏S、エアーサロンパスEXなどが該当します。

医薬部外品の例

医薬品 口中清涼剤、育毛剤、除毛剤、制汗スプレー、浴用剤、薬用はみがき、殺虫剤、ソフトコンタクトレンズ用消毒剤など
主な商品としては、ルル滋養内服液ゴールド、ソルマックS胃腸液、エビオス錠などが該当します。

サプリメント・健康食品は軽減税率8%の対象

サプリメント・健康食品は軽減税率8%が適用されます。

なぜなら、薬事法が適用される「医薬品・医薬部外品」ではなく、飲食料品として扱われるからです。

国税庁のホームページでも記載があります。

Q、特定保健用食品、栄養機能食品、健康食品、美容食品などの販売は、それぞれ軽減税率の適用対象となりますか。

A、人の飲用又は食用に供される特定保健用食品、栄養機能食品は、医薬品等に該当しませんので、「食品」に該当し、また、人の飲用又は食用に供されるいわゆる健康食品、美容食品も、医薬品等に該当しないものであれば、「食品」に該当しますので、それら販売は軽減税率の適用対象となります(改正法附則 34①一)。

出典:国税庁

サプリメント・健康食品の例

サプリメント・健康食品には、

  • 機能性食品
  • 栄養補助食品
  • 特定保健用食品(トクホ)
  • 健康補助食品
  • 栄養強化食品

などが該当します。

出典:厚生労働省

主な成分としては、青汁、発芽玄米、乳酸菌、納豆菌、朝鮮人参、植物ステロール、高麗人参、大麦若葉、食物繊維、黒豆、アセロラ、アリシン、アロエ、イソフラボン、ウコン、オリゴ糖、カテキン、カルシウム、クエン酸、コラーゲン、チアミン、ビフィズス菌、ブルーベリー、レチノイン酸などが該当します。

あくまでもサプリメント・健康食品のため、店頭だけでなくインターネットでも多く販売されています。

キャッシュレス決済でポイント還元を受けよう

消費税増税により家計の負担が増えることは必須です。

しかし、政府では、消費税増税の消費の冷え込みを見越して、キャッシュバックキャンペーンを実施します。

上手く活用すれば、消費税増税による負担を和らげることが可能です。

政府の「キャッシュレス・ポイント還元事業」で最大5%還元

政府は、2019年10月の消費税増税による消費の冷え込み対策としてキャッシュレス・消費者還元事業を実施します。

これは、キャッシュレス決済を条件として”購入金額の最大5%をポイント還元する”という施策です。

ただし、店舗ごとに還元率が違ってくるので注意が必要です。

店舗ごとのポイント還元率
対象店舗 ポイント還元率
中小企業、個人経営の小売、飲食店、宿泊など 5%
コンビニ、外食、ガソリンスタンドなどの大手系列チェーン店 2%
大手スーパー、百貨店など 0%

例えば、小売店については、

  • 資本金または出資の総額が5,000万円以下
  • 常時使用する従業員の数が50人以下

の条件を満たしている会社および個人事業主が運営する店舗が還元率5%となります。

例えば、個人店で10万円の買い物をすれば、5,000円分のポイント還元を受けることができます。

PayPay決済なら+5%上乗せ

キャッシュレス決済でオススメなのが、ソフトバンクグループが提供するQRコード決済サービス”PayPay(ペイペイ)”です。

なぜなら、

  • 還元率が高い
  • 個人店の導入が多い

からです。

還元率が高い

PayPayは、通常の還元率が1.5%と高い水準です。

それだけでなく、政府の「キャッシュレス・ポイント還元事業」に合わせて、まちかどペイペイキャンペーンを実施します。

これは、PayPay決済を「キャッシュレス・ポイント還元」の5%還元対象店舗で行うことにより、PayPayボーナスが5%上乗せされるお得なキャンペーンです。

これにより

  • まちかどペイペイ:最大5%
  • キャッシュレス・ポイント還元:最大5%

により合計で最大10%の還元を受けることが可能です。

個人の小売店でPayPay決済をすれば、1万円の会計で1,000円分が還元されるということですね。

これにより消費税10%が実質0%になります。

また、大手スーパーやドラッグストアなど「キャッシュレス・ポイント還元」が適用できない店舗であっても、いつでも1.5%還元を受けることが可能です。

PayPayはキャッシュレス・ポイント還元事業の対象【最大10%還元】

個人店の導入が多い

PayPayは、個人店で導入ケースが多いことも大きなメリットです。

その理由は、

  • PayPayでは初期費用・決済手数料0円で導入できるから

です。

初期導入費 0円
決済手数料 0円
入金手数料 0円

※決済手数料は2019年9月30日まで無料です。その後の手数料は未定となっています。

PayPay加盟店の初期費用・決済手数料が業界最安値水準!集客力アップも期待

一般的なスマホ決済やクレジットカードでは、決済手数料が3.5~7%ほどかかってくるので、いかにPayPayの導入障壁が低いのか分かります。

僕はPayPayが登場した頃からのヘビーユーザーですが、近ごろ個人店で導入が急速に進んでいることを肌で感じます。

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ABOUTこの記事をかいた人

サラリーマンをしながら、当ブログを運営していましたが、2018年に独立し現在はフリーランスとして活動しています。今まで、数々のWebサイト・ブログを構築してきました。このブログでは、今までの経験で得た知識を活かし、Web制作・SEO関連を中心に、最新のIT関連ニュースを発信。また、ファイナンシャル・プランナー技能士の資格を活かして金融関係の情報も発信しています。