はじめて中国本土に行った。
そのとき驚くことの一つにインターネット規制があります。
中国では、
- Googleサービス(Google検索、Gmail、Google マップ、Google翻訳、Google Play)
- SNS(Facebook、Instagram、Twitter)
- メッセージ(LINE、Skype、Messenger、Slack)
- 動画(You Tube、Netflix、Amazonプライムビデオ、ニコニコ動画)
- ブログ(はてなブログ、Amebaブログ、exciteブログ、livedoorブログ、FC2ブログ)
など、日本では当たり前に使われているWebサイト・サービスが利用できません。
特に日本国内で月間8,000万人以上のアクティブユーザーを誇り、家族や友人、仕事仲間とのやり取りにも利用されるLINEが使えないのは、すごく不便を感じることでしょう。
そんな中国政府によるインターネットの規制・監視を回避するために用いられるのがVPNサービスです。
この記事では、VPNサービスの一つである「NordVPN」を利用して中国でも日本と同じようにインターネットを利用する方法を解説します。
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目次
中国政府によるインターネット規制について
冒頭でもお伝えしたとおり、中国では世界でもトップレベルのインターネット規制が敷かれています。
これは、中国の政治的安定や自国産業の保護などを目的とした措置であり、その言論統制は厳しさを増しています。
仕組み
中国政府によるインターネットの規制は、2003年から稼働しているグレート・ファイアウォール(金盾)によって行われています。
これは、中国全土に敷かれたインターネットの検閲システムであり、あらゆるWebサイト・サービスの監視を可能にしています。
そして、中国政府が「適切でない」と判断した
- 検索エンジン
- ニュースサイト
- ポータルサイト
- ブログ
などはアクセス遮断の対象となり、ユーザーはページを表示することはできません。
- DNSのチェック
- IPアドレスのチェック
- 検索キーワードのチェック(禁止用語が含まれている場合)
- ページのスキャンのチェック(システムが不適切と判断した場合)
中国のインターネット規制の回避は「VPN」が有効
中国政府による検閲システム「グレート・ファイアウォール(金盾)」を回避する唯一の方法は、VPNサービスの利用です。
VPNとは、
- 通信内容の暗号化
- IPアドレスの変更
ができるサービスです。
暗号化によりグレート・ファイアウォール(金盾)による通信内容の解読ができなくなり、インターネット規制からも逃れることが可能。
つまり、中国国内からGoogleやYahoo!、LINEなど日本で提供されているサービスにアクセスができるようになります。
また、中国のネットユーザーもVPNサービスを利用して、外国の情報を得ています。
現在はVPNもブロックの対象になっている
一昔前であれば、ほとんどのVPNサービスで中国から日本のWebサイトを閲覧できました。
もちろん、中国政府もVPNサービスを利用することでグレート・ファイアウォール(金盾)を回避できることは把握しており、2017年頃から規制を強化しています。
特に世界で広く使われているオープンソース「OpenVPN」は、ライセンス費用がかからないことから無料VPNサービスで利用されていましたが、ブロックされてしまいました。
NordVPNは「難読化サーバー」によりネット規制の対策が可能
VPNサービスの一つであるNordVPNは、中国政府によるインターネットの規制対策をしています。
NordVPNは、世界59ヶ国に5,200台以上のサーバーが置かれている世界的に有名なサービスです。
そして、数あるサーバーの中に難読化サーバーというものが用意されています。
これは、VPNをブロックするグレート・ファイアウォール(金盾)を回避するために使用されるサーバーです。
仕組は、NordVPN公式サイトで解説されています。
VPNプロバイダーがデータを難読化する方法はいくつかあります。たとえば、追加のSSL/SSH暗号化を使用してデータパケットを非表示にすることで、すべてのVPNメタデータを隠すことができます。これは、いわば暗号化していることを隠すための暗号化です。
データをスクランブルすることでパケットヘッダーからメタデータを隠すこともできます。これにより、意味のない情報で満たされた通常のHTTPSトラフィックのように見せかけることが可能となります。ファイアウォールにはVPNであることが認識できず、通過させることになります。
出典:NordVPN公式サイト
NordVPNで難読化サーバーを使う方法
ここからは、NordVPNで中国政府によるインターネット規制を回避するために難読化サーバーを利用する方法を解説します。
NordVPNに登録
まずは『日本公式サイト【NordVPN】』に移動してから「NordVPNを購入」をクリックして登録手続きをしましょう。
なお、NordVPNでは、30日間の返金保証を受けることも可能です。
万が一、中国でNordVPNが使えなかったとしても申請をすれば、お金を一切払うことなく解約ができます。
NordVPNのソフトをインストール
NordVPNの登録が完了したらソフトをインストールします。
NordVPNのホームページの上部メニューに「VPNアプリ」が表示されているのでクリック。
ダウンロード画面に移動するので「アプリをダウンロード」をクリックします。
あとは「NordVPNSetup.exe」がダウンロードされるのでダブルクリックで起動。
NordVPNSetup.exeが立ち上がったら手順に沿ってインストールを進めていきましょう。
難読化サーバーの接続
NordVPNアプリを起動したら上部の「歯車アイコン」をタップします。
※英語が苦手な場合は「言語」を「日本語」に変更してからNordVPNアプリを再起動することで日本語が反映されます。
左メニュー「自動接続(Auto-connect)」を開きます。
「VPNプロトコルとサーバーを自動的に選択する」を「オフ」にしてから「VPNプロトコル」を「OpenVPN(TCP)」に設定します。
※こちらの選択をしていないと難読化サーバーを「オン」にできません。
左メニュー「詳細設定(Advanced)」を開いてから「難読化されたサーバー(OpenVPN(TCP))」をオンにします。
あとはNordVPNアプリのホーム画面に戻って専用サーバーの項目にある「難読化サーバー」をクリックします。
初期設定では最も高速な難読化サーバーを探してくれるので”接続済み”になれば完了。
中国から日本で提供されているWebサービスにアクセスしてみましょう。
NordVPNが中国でつながらないときの対処法
NordVPNの難読化サーバーを利用しても中国から日本のWebサービスにつながらない。
そんなときは、NordVPNのライブチャットサービスで問い合わせてみましょう。
ライブチャットサービスは『日本公式サイト【NordVPN】』の最下部のフッターにある「お問い合わせ」→「ライブチャット」から利用可能です。
それでもなお、中国でつながらない場合は、NordVPNが規制対象になっている可能性があります。
そのときは、他のVPNサービスを試してみましょう。
VPNサービスを提供する企業も中国政府の規制に引っかからないように対策を講じていますが、イタチごっこのような状態です。
そのため、タイミングによってはNordVPNが中国で利用できないこともあります。
ExpressVPN
NordVPNが中国でつながらない場合は、ExpressVPNがおすすめです。
世界94ヶ国、160ヶ所に3,000以上のVPNサーバーがあり、次世代技術によりインターネットの高速接続が可能。
NordVPNと同様、隠しサーバーによりグレート・ファイアウォール(金盾)のレーダーに引っかからないように対策されています。
これにより中国でも日本のWebサービスにアクセスすることが可能です。
また、ネット上でも「ExpressVPNで中国からGoogleなどが利用できた」という報告が上がっています。
万が一利用できなかったとしても30日間の返金保証により全額払い戻しを受けることができるので試してみる価値はあるでしょう。
最後に
中国でも日本国内と同じインターネットサービスを利用したい。
そんなときは、VPNサービスの一つ「NordVPN」を試してみるといいでしょう。
1つのアカウントで
- パソコン(Windows、Mac、Linux)
- タブレット(iPad、Android)
- スマートフォン(iPhone、Android)
など、最大10台まで同時接続が可能。
米国家安全保障局(NSA)でも推奨されている暗号化規格AES 256ビットで安全にインターネットを利用することができます。
また、大手サービスということもあり、日本語対応のチャットサポートにも24時間年中無休で対応しているので「うまく接続ができない」など問い合わせできるのもメリットです。
万が一、中国で利用できなかったとしても『【NordVPN】30日間返金保証を受ける手順を分かりやすく解説』を参考に30日間の返金保証を利用すれば、お金を一切支払う必要はありません。
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