【NordVPN】トレント(P2P)の使い方・設定方法

トレント(torrent)を安全に利用する。

そのときに必須となるのがインターネットの通信を暗号化できるVPNサービスです。

トレントは、P2P(Peer to Peer)の仕組みを利用していることから、さまざまなセキュリティ上のリスクが存在します。

例えば、

  • パソコンがウイルスに感染する
  • パソコンが乗っ取られて犯罪行為に利用される

などです。

このようなリスクを回避して、安全にトレント(P2P)を利用するためにVPNは必須となります。

この記事では、NordVPNを活用してトレント(P2P)を安全に利用する方法を解説します。

NordVPNは、専用P2Pサーバーが用意されています。

公式でも帯域幅の制限なしと案内されており、トレント(P2P)を安全に利用したい方におすすめのVPNサービスです。

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NordVPNのトレント(P2P)の使い方

さっそく、NordVPNを活用してトレント(P2P)を安全に使う方法を見ていきましょう。

NordVPNに登録

まずは『日本公式サイト【NordVPN】』から登録をする必要があります。

NordVPNを割引価格でお得に登録したい場合は、次の記事で紹介しているので参考にしてください。

NordVPNは2年プランが安い!月額料金が最大63%割引

なお、NordVPNでは、万が一サービスに満足しなくても30日以内であればお金を一切払うことなく解約が可能です。

【NordVPN】30日間返金保証を受ける手順を分かりやすく解説

NordVPNのソフトをインストール

NordVPNの登録が完了したらソフトをインストールします。

NordVPNのホームページの上部メニューに「VPNアプリ」が表示されているのでクリック。

ダウンロード画面に移動するので「アプリをダウンロード」をクリックします。

あとは「NordVPNSetup.exe」がダウンロードされるのでダブルクリックで起動。

NordVPNSetup.exeが立ち上がったら手順に沿ってインストールを進めていきましょう。

NordVPNのセキュリティ設定

NordVPNでトレント(P2P)を利用する場合は、セキュリティのためにキルスイッチをオンにしておくことをおすすめします。

キルスイッチをオンにするには、先ほどインストールしたNordVPNアプリを起動します。

ログインした後、上部の「歯車アイコン」→「Kill Switch」→「internet Kill Switch」をオンにすれば完了です。

キルスイッチをオンにすることで何らかの原因でVPN接続が切れてしまったとき、自動的にインターネット通信を遮断することが可能です。

NordVPNは自動キルスイッチ対応【セキュリティ対策】

P2Pサーバーで接続

NordVPNアプリのメインページに戻って「P2P」をクリックします。

すぐにP2Pサーバーに接続されてインターネット通信が暗号化されるようになります。(緑色の文字で”PROTECTED”と表示されたらOKです。)

トレント(P2P)の仕組み

ここからは、トレント(P2P)の仕組みやセキュリティリスクについて解説します。

トレント(P2P)とは、インターネット上にある大容量ファイル(動画やゲームなど)のダウンロードを高速化するために登場した仕組みです。

通常のダウンロード

通常、インターネット上のファイルは、1つのサーバーからダウンロードを行います。

しかし、大勢の人が一斉にダウンロードをした場合、1つのサーバーに大きな負荷がかかることで著しく遅くなる問題点があります。

また、サーバーに障害が発生した場合も一切ダウンロードができなくなってしまいます。

1つのサーバーに依存してしまうということですね。

そのため、快適なダウンロード環境を提供したい場合は、高負荷でも耐えられる高性能サーバーを用意する必要があります。

トレント(P2P)のダウンロード

このデメリットを解消するのがトレント(P2P)の仕組みです。

トレント(P2P)では、複数のパソコンから分割された大容量ファイルをダウンロードをします。

複数台のパソコンで少しづつ負荷をかけて処理することで、大人数がダウンロードを行ったとしても高速処理が可能です。

トレント(P2P)を利用した場合は、アップロードする義務も生じます。

この仕組みにより例え1台のパソコンが故障したとしても、他のパソコンから問題なくファイルをダウンロードできます。

なお、P2P技術を用いたサービスとしては、メッセージアプリ「LINE」や仮想通貨「ビットコイン」などがあります。

トレント(P2P)のセキュリティリスク

冒頭でもお伝えしたとおり、トレント(P2P)を利用する場合は、さまざまなセキュリティリスクが存在ます。

ウイルス感染のリスク

1つ目のリスクがウイルス感染です。

トレント(P2P)は、不特定多数の相手とダウンロードやアップロードのやり取りをする仕組みです。

その中には、悪意を持ったユーザーが楽曲ファイルなどにウイルスを紛れ込ませている可能性もあります。

パソコンがウイルスに感染した場合、

  • 個人情報が漏洩して金銭的被害を受ける
  • パソコンに保存しているデータが意図せずに公開される(暴露ウイルス)
  • パソコンが乗っ取られて遠隔操作により犯罪行為に利用される(DDoS攻撃など)

などの可能性があります。

そのため、トレント(P2P)を利用する場合は、ウイルス対策ソフトの導入を強くおすすめします。

IPアドレス公開のリスク

2つ目のリスクがIPアドレス公開です。

IPアドレスとは、インターネットの住所であり、警察の犯罪捜査でも活用される重要な情報となります。

トレント(P2P)を利用した場合は、その仕組み上、IPアドレスが世界中に公開されます。

NordVPN公式サイトでは、IPアドレスが公開されるリスクについて次のように記載されています。

  • 第三者があなたのIPアドレスを使って、デバイスをハッキングできる
  • 第三者があなたの位置情報を取得し、実生活でプライバシーを侵害できる
  • 第三者があなたになりすまして、あなたのIPアドレスを手に入れられる
  • 雇用主があなたの行動を追跡できる
  • ハッカーがDDoS攻撃を仕掛けられる
  • サイバー犯罪者があなたを違法行為に利用できる

出典:NordVPN「第三者があなたのIPアドレスを使ってできることとは?」

このようなIPアドレス公開によるリスクをなくすために利用すべきなのがVPNサービスです。

VPNサービスを利用すれば、IPアドレスを秘匿することが可能です。

NordVPNをトレント(P2P)でおすすめする理由

VPNサービスは、さまざまな企業が提供していますが、その中でもNordVPNがおすすめです。

なぜなら、トレント(P2P)をNordVPN公式でサポートしているからです。

VPNサービスの中には、トレントの利用を禁止していたり、帯域幅を制限していることがあります。

NordVPNでは、公式でトレント(P2P)が許可されおり、制限なしで快適に利用することが可能です。

P2P共有をする場合、速度が鍵となります。帯域幅の制限なしに世界中の何百ものNordVPN P2Pサーバーでファイルを安全かつ高速にダウンロードできます。

出典:NordVPN

VPNサービスがトレント(P2P)の制限を行う理由は、サーバーの負荷が大きいからです。

NordVPNでは、世界59ヶ国に5,200台以上のサーバーが置かれており、十分な処理能力を有していることから公式でもトレント(P2P)を許可しています。

インターネットプロバイダー(ISP)の制限を回避できる

また、インターネットプロバイダー(ISP)側でもトレント(P2P)の規制をかけているケースがあります。

これは、先ほど同様、トレント(P2P)により大量のデータがやりとりされることで他のユーザーに迷惑をかける恐れがあるからです。

そのため、一部のプロバイダでは、トレント(P2P)を検知した時点で回線を遮断したり、通信速度を低下させる措置をとっています。

NordVPNの専用P2Pサーバーを利用すれば、ISPによるインターネットの利用状況の追跡を回避することが可能。

結果としてトレント(P2P)の制限を回避することができます。

なお、記事執筆時点でP2P規制なしのインターネット光回線(プロバイダ)には、ソニーグループが提供するNURO光があります。

NURO光は、国際標準規格の光ファイバー伝送技術「GPON(ジーポン)」を採用した下り最大2Gbosの高速回線です。

高画質動画やオンラインゲームなどを快適に楽しみたい方にもおすすめのサービスとなっています。



最後に

トレント(P2P)を利用する場合は、ファイルに違法ファイルが潜んでいる可能性も理解しなければなりません。

特にトレント(P2P)では、アップロードの義務も生じることから、その違法ファイルを知らず知らずのうちに拡散してしまう可能性があります。

日本の法律では、著作物(音楽、映画、漫画、ゲーム、書籍、雑誌など)に対して

  • 著作権者の許可なくアップロードする
  • 違法にアップロードされたものと知りながらダウンロードする

といった場合に刑事罰が科せられます。

特に違法アップロードの刑事罰は重く、10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金(またはその両方)の対象となってしまいます。

もちろん、オープンソースソフトウェア「Linux」や著作権が切れたコンテンツのダウンロードするといった使い方であれば”合法”です。

ただ、悪意の持ったものが合法ファイルの中に著作権侵害したファイルをわざと紛れ込ませている可能性もあります。

そんなときのためにもIPアドレスを特定されないようにするVPNサービスは必須と言えるでしょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

サラリーマンをしながら、当ブログを運営していましたが、2018年に独立し現在はフリーランスとして活動しています。今まで、数々のWebサイト・ブログを構築してきました。このブログでは、今までの経験で得た知識を活かし、Web制作・SEO関連を中心に、最新のIT関連ニュースを発信。また、ファイナンシャル・プランナー技能士の資格を活かして金融関係の情報も発信しています。