「NordVPNのカスタムDNS設定って何?」
そんな疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。
NordVPNの接続設定を確認すると”カスタムDNSを使用”という項目があります。
説明文には、”カスタムDNSサーバーのアドレスを設定します。”と記載されていますが、あまりピンとこない方も多いでしょう。
この記事では、NordVPNのカスタムDNS設定について詳しく解説していきます。
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DNSとは
まずは、DNSについて知っておく必要があります。
DNS(ドメインネームシステム)とは、ドメイン名(例:www.google.com)をIPアドレス(例:142.250.72.238)に変更するシステムを言います。
基本的にインターネットの通信は、IPアドレスで行われます。
しかし、IPアドレスは、142.250.72.238といった数字の羅列であることから人間には理解できません。
そこで「www.google.com」や「www.yahoo.co.jp」など、人間でも理解しやすいドメイン名で行われます。
ただ、コンピューターはドメイン名を理解できません。
そこでドメイン名からIPアドレスに変換する処理が必要になり、このシステムをDNSと言います。

NordVPNのカスタムDNS設定とは
ここからが本題です。
NordVPNのカスタムDNS設定とは、自分の好きなDNSに設定できる機能です。
通常、インターネットを利用した場合は、契約中のプロバイダーが提供するDNSが使われます。
しかし、日本のプロバイダーは、ユーザーの行動履歴を一定期間記録する必要があり、プライバシー保護が十分とは言えません。
そこでNordVPNでVPN接続した場合は、NordVPNが提供しているDNSが使われることになります。
NordVPNのDNS | 103.86.96.100 103.86.99.100 |
---|
NordVPNは、ユーザーの行動履歴を記録しないノーログポリシーを遵守していることから、インターネットの行動・閲覧履歴などの情報を隠すことが可能です。

メリット
DNSを変更すれば、通信状況の改善などが期待できます。
なぜなら、DNSごとに通信速度、セキュリティ、プライバシーなどが変わってくるからです。
次は、大手サービスが提供しているDNSとなります。
Cloudflare | 1.1.1.1 1.0.0.1 |
---|---|
GoogleパブリックDNS | 8.8.8.8 8.8.4.4 |
Quad9 | 9.9.9.9 149.112.112.112 |
Cloudflareは、通信速度の速いオンラインゲームにおすすめのDNSです。
GoogleパブリックDNSは、検索エンジン大手のGoogleが提供している信頼性の高いDNSとなります。
Quad9は、さまざまなセキュリティ機能を備えるDNSです。
NordVPNのカスタムDNS設定のやり方
ここからは、NordVPNのカスタムDNS設定のやり方を解説していきます。
まずは、NordVPNアプリを起動してから左下の「歯車アイコン」をクリックして設定画面を開きます。

設定画面が開くので「接続」をクリックします。

カスタムDNSを使用をオンにします。

右横の「v」をタップしてからDNSを入力すれば、カスタムDNS設定は完了です。

最後に
今回は、NordVPNのカスタムDNS設定について解説しました。
NordVPN接続時の通信速度に不満がある場合は、CloudflareなどのDNSに変更することで解決する可能性があります。
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