NordVPNで繋がらないサイトがある原因と対処法

「NordVPNでVPN接続したら繋がらないサイトが出てきた」

そんな方は多いのではないでしょうか?

実際、ネット上でもNordVPNでVPN接続してから繋がらないサイトがあると報告されています。

この記事では、NordVPNで繋がらないサイトがある原因と対処法について解説していきます。

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NordVPNで繋がらないサイトがある原因

NordVPNで繋がらないサイトがある原因としては、いくつかの原因が考えられます。

WebサイトがVPNをブロックしている

まず考えられるのがWebサイトがVPNをブロックしているケースです。

VPNは、インターネットの通信を暗号化したり、インターネット上の住所であるIPアドレスを他の国に変更できる便利なサービスです。

例えば、IPアドレスを変更することで

  • 物価の安い国の価格でサービスを契約する
  • 特定の国でしか実施していないお得なキャンペーンに参加する
  • 著作権や配信権利から特定の国でしか配信できない動画コンテンツを視聴する

といった使い方ができます。

しかし、上記のような使い方をよしとしないWebサービスの提供者もいます。

また、本来のIPアドレスを隠してDoS・DDoS攻撃を仕掛けてサーバーをダウンさせるケースもあります。

そのような場合、Webサービス提供者は、VPNで使用されているIPアドレスをブラックリストに入れてアクセスできない措置を講じます。

以前は、レンタルサーバーのシェアNo.1のエックスサーバー系(エックスサーバービジネス、wpX Speed、シン・レンタルサーバーなど)やnoteでVPN接続時にアクセスできないと報告されていました。

※記事執筆時点ではVPN接続時でもアクセスできるようになっているようです。

Webサイトで地域ブロックを行っている

Webサイトで地域ブロック(ジオブロック)を行っているケースです。

日本の多くのレンタルサーバーでは、海外からのスパムメールや攻撃を防ぐ目的で”国外IPアドレスフィルタ(海外IPフィルタリング)”が提供。

運営者は、必要に応じて海外のアクセスを簡単にブロックできます。

そこで、あなたがVPN接続でIPアドレスを海外(アメリカ、イギリス、韓国など)に設定していた場合は、Webサイトに繋がらない可能性があります。

その他にも国によってはVPNの利用を規制・ブロックを行っています。

主な国としては、ベラルーシ、北朝鮮、イラク、トルクメニスタン、オマーン、中国、ロシア、イラン、UAE(アラブ首長国連邦)、エジプト、トルコ、ウガンダです。

特に日本とも距離が違い中国ではVPNの規制が厳しく、利用できなかったり接続しづらいケースが報告されてます。

なお、NordVPNでは、中国のインターネット規制を回避するための特別な難読化サーバーを用意しています。

NordVPNで中国のネット規制・監視を回避できる?つながらない対処法

日本やアメリカ、ヨーロッパを含めて多くの国ではVPNの使用は合法です。

Webサービスの運営者による規制はありますが、国で規制するケースはほとんどありません。

NordVPNで繋がらないサイトがあるときの対処法

ここからは、NordVPNで繋がらないサイトがあるときの対処法を解説していきます。

Webブラウザのキャッシュをクリアする

Webブラウザのキャッシュをクリア・上書きすることで、繋がらないサイトにアクセスできる可能性があります。

例えば、Google Chromeでキャッシュを上書きする場合は、繋がらないサイトを開いた状態で次のショートカットキーを同時に押しましょう。

  • Windows:「Shift」+「F5」
  • Mac:「Command」+「Shift」+「R」

※メニューから「その他のツール」→「閲覧履歴を消去」からCookieと他のサイトデータとキャッシュされた画像とファイルにチェックを入れて「データを削除」をクリックしてキャッシュをクリアすることも可能です。

その他、シークレットモードやプライベートブラウズモードで繋がらないサイトにアクセスすることで閲覧できる可能性があります。

VPNサーバーを変更する

NordVPNのVPNサーバーを変更することで、繋がらないサイトにアクセスできる可能性があります。

Webサービスの提供者は、複数のユーザーが同じIPアドレスでアクセスをしているなど、不自然な動きを察知してVPNと思われるIPアドレスをブロックしています。

そのため、VPNサーバーを変更して「まだブロックされていないVPNのIPアドレス」でアクセスすれば、Webサイトを閲覧できる可能性があります。

NordVPNでVPNサーバーを変更する場合は「更新ボタン」を押すだけです。

「Japan #◯◯」の数値が変われば、VPNサーバーの変更が完了となります。

中国からWebサイトを閲覧している場合は『難読化サーバー』も試してみましょう。

脅威対策をオフにする

NordVPNの機能の一つである脅威対策をオフにすることで、繋がらないサイトにアクセスできる可能性があります。

脅威対策とは、マルウェア(コンピューターウイルス、トロイの木馬、スパイウェアなど)をブロックしたり、悪意のある広告を非表示にできる機能です。

インターネットを安全に利用するために便利な機能ですが、健全なWebサイトまでブロックしている可能性があります。

NordVPNで脅威対策をオフにする場合は「盾のアイコン」から”Webプロテクション”の項目にある「5分間停止」をクリックしましょう。

これで先ほど繋がらなかったサイトにアクセスして正常にアクセスできれば、脅威対策が原因となります。

※5分間停止の右横「v」から「無効」を選択することで脅威対策を完全に停止させることができます。

パソコンにインストールしているアンチウイルス対策ソフトが邪魔している可能性もあります。

念のために設定画面から「NordVPN.exe」と「nordvpn-service.exe」を除外設定しておくことをおすすめします。

【NordVPN】脅威対策で広告非表示が可能!パソコン、スマホ

VPNプロトコルを変更する

VPNプロトコルを変更することで、繋がらないサイトにアクセスできる可能性があります。

VPNプロトコルとは、簡単に言えば、コンピューター同士が通信をするときのルール(決まりごと)です。

NordVPNでは、大きく分けて「OpenVPN(UDP)」「OpenVPN(TCP)」「NordLynx」という3つのプロトコルが用意されています。

NordVPNでプロトコルを変更する場合は、左下の「歯車アイコン」→「接続 VPN接続を管理します。」に移動してVPNプロトコルを変更しましょう。

なお、通信速度を重視するならNordVPNが独自開発した「NordLynx(ノードリンクス)」がおすすめです。

NordVPNの独自プロトコル「NordLynx」とは?速度やセキュリティなど

最後に

今回は、NordVPNで繋がらないサイトがある原因と対処法について解説しました。

主な原因としては、

  • WebサイトがVPNをブロックしている
  • Webサイトで地域ブロックを行っている

があります。

本記事で紹介している解決法を一つ一つ試してみて正常にアクセスできるかどうかを試みてみましょう。

どうしても解決しない場合は、24時間年中無休ライブチャットサポートも活用することをおすすめします。

また、契約から1ヶ月以内であれば『【NordVPN】30日間返金保証を受ける手順を分かりやすく解説』を参考に手続きをすることで一切お金を払うことなく解約可能です。

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ABOUTこの記事をかいた人

サラリーマンをしながら、当ブログを運営していましたが、2018年に独立し現在はフリーランスとして活動しています。今まで、数々のWebサイト・ブログを構築してきました。このブログでは、今までの経験で得た知識を活かし、Web制作・SEO関連を中心に、最新のIT関連ニュースを発信。また、ファイナンシャル・プランナー技能士の資格を活かして金融関係の情報も発信しています。