LINE Payは、2025年4月末をもってサービスを終了します。
LINE Payで定期的に開催されている最大20%還元の”Payトク”
1人あたり上限1万円(LINE Payアプリを1回以上利用したとき)まで還元を受けることができる大変お得なキャンペーンとなっています。
例えば、ドラッグストアで3万円の買い物をすれば、”6,000円(=3万円 × 20%)”が還元。
支払い金額は、実質2万4,000円となります。
もちろん、店舗独自のポイント還元も併用して受けることができ、かなりお得に買い物ができます。
しかし、ここで注意しなければならないことは、Payトクによる最大20%の還元を受けられない対象外商品がある点です。
Payトクの対象外商品
実際、LINE Payにお問い合わせをしたところ「対象外商品・サービス」について、次のような回答がありました。
【法律等による対象外】
法律等により値引きが出来ない商品については、本キャンペーンによるLINE Pay残高の還元が出来ず、対象外となってしまいます。
例)お酒・タバコ・金券などの一部商品、処方箋が必要となる一部店舗、金融商品、保険診療、介護施設、動物病院、神社仏閣、役所・役場、海外の店舗、月額制サービス、税金の請求書支払いなど
法律等による対象外となる理由
日本では、不公正な取引方法の一つとして”不当廉売”という考えがあり、独占禁止法により取り締まりの対象となっています。
具体的には、
- 正当な理由がない
- 原価を著しく下回る価格で販売
- 継続して供給している
- 同業他社の事業活動を困難にさせる
といった条件に当てはまる行為であり、分かりやすく言えば「採算度外視の安売りをしてはいけませんよ」という意味です。
LINE Payの”Payトク”による最大20%還元は、期間限定キャンペーンとなります。
そのため、先ほどの条件の1つである「(3)継続して供給している」には該当せず、通常であれば”不当廉売”による取り締まりの対象にはなりません。
しかしながら、一部の商品については、上記の独占禁止法を強化した法律の適用により、短期間に限る割引であっても厳格に規制されています。
例えば、
- お酒は「酒税法及び酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の一部を改正する法律案について 」
により独占禁止法より厳格に安売りが禁止されています。
その他にも、公益性な必要性などから販売価格が規制されている商品やサービスがあり、LINE PayのPayトクでも還元の例外として扱っています。
Amazonギフト券チャージ
Amazonギフト券チャージは、有効期限が10年間の長期にわたることから使い勝手の良い商品です。
Payトクでは、先ほどの「法律等による対象外」には該当しないことから、最大20%の還元を受けることも可能になっています。
Q:モバイルSuicaやAmazonへのチャージはPayトクの対象ですか?
A:LINE Pay カード(バーチャルカード)でのお支払いとなるため対象です。
ただし、Payトクの開催時期によっては、LINE Payカード(バーチャルカード)が対象外となることもあります。
Amazonギフト券チャージは、LINE Payカードから購入する必要があるため、実質的には対象外です。
Payトクの対象外商品を問い合せる方法
LINE Payでは、AIの自動回答により24時間いつでも問い合わせができます。
まずは、LINEアプリでLINE Payのトークページを開いてから「お問い合わせ」をタップします。
「LINE Payお問い合わせ」が友だち追加されるので、「LINEトークで質問」をタップします。
「キャンペーンについて質問」をタップします。
Payトクの「続きを見る」をタップします。
「対象について」をタップします。
「対象外商品・サービス」をタップします。
これで最新のPayトクの「対象外商品・サービス」を回答してくれます。