皆さん、Zoomを使っていますか?
Zoomは、新型コロナウイルス感染症の影響により急速に成長したサービスです。
これまでWeb会議ツールには、Skype、Googleハングアウト、Slack、Chatworkなどが有名でした。
しかし、無料でありながら最大100人の同時接続、画面共有、録画機能、遠隔操作、バーチャル背景などの機能が充実。
低スペックパソコンでも利用でき、アカウント作成なしでも参加できる利便性から急速にシェアを伸ばしました。
今ではWeb会議だけでなく、Webセミナー、オンライン学習、Web飲み会など、あらゆる場面で使われるようになっています。
さて、ここで気になるんのが、Zoomの予約が他とかぶってしまったとき、同時参加できるのか?です。
この記事では、Zoomは複数会議に同時参加できるのかを解説します。
目次
Zoomは同一デバイスで複数会議に同時参加できない
先に結論を言っておくと、Zoomは、同一デバイスでは複数会議に同時参加できません。
例えば、同じパソコンで「Web会議A」と「Web飲み会B」という2つのミーティングには参加できないようになっています。
もし、Web会議Aに参加しているにも関わらず、Web飲み会Bに参加をしようとした場合は、最初に入っていたWeb会議Aから退出することになります。
他デバイスなら複数会議に同時参加できる
先ほど「Zoomは同一デバイスでは複数会議に同時参加できません」と解説しました。
しかし、
- パソコンで「Web会議A」に参加
- スマートフォンで「Web飲み会B」に参加
というように別々のデバイスであれば、たとえ同じアカウントでも複数会議に同時参加することは可能です。
同じ種類のデバイスは不可
ただし、Zoomは、同じ種類のデバイスには、同時にサインインできない仕様となっています。
同時にサインインできるのは
- パソコン1台
- タブレット1台
- スマートフォン1台
というようにデバイスの種類を変更した場合です。
もし、同じアカウントでパソコン2台にサインインしようとすれば、最初のパソコンから自動的にログアウトされることになります。
- 2つのアカウントを作成する
- 1つはログアウトした状態で参加する
という選択が必要になります。
Zoomを複数台の端末で利用するとハウリングが発生する
先ほどパソコンとスマートフォンのように複数の端末を利用すれば、Zoomのミーティングに参加できると紹介しました。
しかし、同じ部屋で複数台の端末でビデオ通話を行った場合は、ハウリングが発生する可能性があります。
ハウリングとは、
- スピーカーから出る音をマイクで拾う
- その拾った音がスピーカーから出る
- スピーカーから出る音をマイクで拾う
ということを繰り返すことで「キーン」といったノイズが発生する状況を言います。
ハウリングを防ぐためには、マイクのミュート(消音)を利用したりヘッドセットを利用すると良いでしょう。
最後に
Zoomで複数会議に同時参加する機能は、特にビジネスや教育現場で複数のミーティングを効率的に管理する際に役立ちます。
Zoomでは、同じアカウントであっても別々の端末であれば、複数会議に参加できるので活用しましょう。