9月17日、iOS12がリリースされました。
そこで注目してほしいのが、AR技術を活かした「計測」アプリです。
iPhoneやiPadのカメラを利用して、物体の長さを測定できる優れもの。
「今すぐに長さを測りたいけど、定規(サシ)どこに置いたっけ・・・?」というとき、iPhoneさえあれば、正確に物の長さを測定できます。
この記事では、iOS12で登場したARメジャーアプリ「計測」の使い方と正確性について検証していきたいと思います。
ARメジャーアプリ「計測」の使い方
今回は、僕が愛用しているMacBook Air(13.3インチ)の「縦」「横」の長さを測定したいと思います。
Apple公式では、
- 縦(奥行き):22.7cm
- 横(幅):32.5cm
となっていますが、どこまで正確な数値が出るでしょうか?
まず、iOS12にアップデートすると、ホーム画面に「計測」アプリが追加されているので起動しましょう。
「iPhoneを動かして再開」「iPhoneを動かし続けてください」という支持されるので、iPhoneを少し動かしてみましょう。
数秒程度で測定がスタートします。
「起点」「終点」を選択して測定する方法
MacBook Airの角(起点)に「白丸」を重ねて、「+」ボタンをタップします。
カメラを移動させると長さが計測されるので、MacBook Airの角(終点)に「白丸」を重ねて、再び「+」ボタンをタップします。
続けて、別方向の長さを計測することも可能です。
このようにMacBook Airの縦横を計測できました。非常に便利です。
測定の正確性については、
- 縦(奥行き):22.7cm → 22cm
- 横(幅):32.5cm → 31cm
となりました。
ただ、MacBook Airは、角が丸まっているので「起点」「終点」を指定する際に若干のズレが出るため、おおむね正しいと判断しても差し支えないかと思います。
自動で「縦」「横」「面積」を測定する方法
このARメジャーアプリ「計測」の凄いところは、四角い物体であれば、かざすだけで「縦」「横」「面積」を測定してくれるところです。
MacBook Airの全体が映し出されるようにすると、黄色い点線が表示されます。このときに「+」ボタンをタップ。
すると、このように自動で「縦」「横」の長さを測定してくれます。
少しカメラを近づけると面積も表示。これは便利ですね!
最後に
ARメジャーアプリ「計測」は、小さめの物だけでなく、テレビなど大きな物も測定することができ、非常に便利です。
iPhoneは、肌身離さず持ち続けていると思うので、「メジャーを忘れてしまった」というときは、この「測定」アプリを思い出してください。
最後に
iPhoneのARメジャーアプリは、iPhoneのカメラとAR(拡張現実)技術を活用して物体の長さや距離を計測するアプリです。
Appleの公式「メジャー」アプリがiOSに標準搭載されており、iPhone 6s以降のモデルで使用可能。
物体の長さや面積を手軽に計測できるほか、精度も高く、空間のレイアウトやDIYプロジェクトなど、さまざまなシーンで役立ちます。