フリマアプリのメルカリが提供するスマホ決済サービス”メルペイ”
記事執筆現在、メルペイでは、
が実施されていますが、還元の条件となっているのがメルペイあと払いです。
メルペイあと払いとは、メルペイ残高(銀行口座)にお金がなくても、ツケ払い(=あとで支払う)ことのできる便利な支払い方法です。
しかし、ここで気になることがメルペイあと払いの精算をせずに期限が過ぎてしまったら、どうなってしまうのだろう?ということ。
この記事では、メルペイあと払いの支払いが遅れた・滞納した場合のペナルティについて詳しく解説していきます。
目次
メルペイあと払いの精算期限
メルペイあと払いでは、利用月の翌月1日から末日までを精算の期限と定めています。

例えば、メルペイあと払いで
- 6月15日に1,000円
- 6月18日に500円
- 6月23日に2,500円
の合計4,000円の買い物をしたとすると、支払期限は7月31日までとなります。
なお、メルペイあと払いの精算方法は「コンビニ」「銀行ATM」「口座振替」の3種類です。
メルペイあと払い滞納時のペナルティ
メルペイあと払いを滞納したときは、
- メルカリのアカウントが凍結される
- メルペイあと払いの利用が停止される
- メルカリとは別の会社から取り立てが開始される
- 年14.6%の遅延損害金(延滞金)が課される
といったことが起こりえます。
このことは、メルカリの利用規約にも記載されています。
(1)ユーザーが本規約に従って必要な支払いを行わない場合もしくは遅延した場合又は本サービスに入力したクレジットカードもしくは金融機関の口座の利用が停止された場合には、弊社は、当該ユーザーに通知することなく、当該ユーザーによる本サービスの利用を停止することができるほか、第5条に定める措置をとることができるものとします。
(2)弊社所定の審査を通過した購入者が、前項第3号に規定する支払期日までに支払債務を弁済することができなかった場合、弊社は当該ユーザーに対する立替払決済の提供を停止することができるものとします。
(3)未払いの支払債務が存在している場合、弊社は、未払いの支払債務の回収を第三者に委託することができるものとします。
(4)支払期日までに購入者が支払債務を支払わなかった場合、弊社は、当該購入者に対し、年率14.6%の遅延損害金を請求することができるものとします。
出典:メルカリ利用規約
1、メルカリのアカウントを凍結される
メルカリあと払いの精算期限を過ぎれば、フリマアプリ「メルカリ」のアカウントが凍結されて使えなくなります。
これまでの評価も消えてしまうので、出品者にとってはなかなか痛い措置です。
2、メルペイあと払いの利用が停止される
当然のことながら、メルカリあと払いの利用も停止されてしまいます。
3、メルカリとは別の会社から取り立てが開始される
メルカリあと払いの精算期限を過ぎれば、メルカリとは、別の会社(収納代行業者)に個人情報が回されて、取り立てが開始されることにもなります。
最終的には、個人の信用情報に傷がつき
- クレジットカードの作成するとき
- 部屋を借りるとき
- 住宅ローンを借りるとき
などに影響が出てくる可能性があります。
4、年14.6%の遅延損害金が課される
メルカリあと払いの精算期限を過ぎれば、余計に手数料を支払うことにもなります。
遅延損害金とは、債務者(返済を滞納した者)にサービス提供側が損害を被ったとして”合法的に請求できる”お金のことです。
例えば、1万円を30日間にわたって滞納したとします。
このとき遅延損害金は、120円(=1万円 × 14.6% × 30日 ÷ 365日)となり、通常より120円を無駄に支払わなければなりません。
メルペイあと払いの精算期限に間に合わないときの対処法
メルペイあと払いの精算期限に間に合わないときは、とにかく今すぐにでもコンビニなどで支払うようにしましょう。
一応は、メルカリアプリの「マイページ」→「お問い合わせ」から支払いが遅れる旨を伝えて、返済期間を猶予してもらうように交渉することもできます。

ただ、ネットの情報を見る限りは、個別での支払い延長対応は行っていないようです。
そのため、メルカリから「〇月利用分の支払い期限が過ぎています。すぐにお支払いください。」といった支払いが遅れている旨のメッセージが届いたら、一刻でも早く支払手続きを進めましょう。