2023年4月からAirPAYのJCBブランドの決済手数料が3.24%に引き下げられました。
また、JCBと提携するDinersClubやQUICPayなどの決済手数料も同水準に引き下げられています。
この記事では、今回のJCBブランドの決済手数料引き下げによって店舗側にどのくらいのメリットがあるのかご紹介していきます。
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AirPAYでJCBの決済手数料が3.74%から3.24%に引き下げ
AirPAYでは、これまでJCBの決済手数料は3.74%と設定されていました。
世界ブランドであるVISAやMastercardの3.24%と比べるとやや高く、決済金額が大きくなるほど決済手数料の差も大きくなっていました。
例えば、月間で500万円の決済があった場合は、
- JCB → 17万7,000円
- VISA → 16万2,000円
と1万5,000円も決済手数料に差があった計算です。
そのため、5万円分の売上の利益に相当する決済手数料の負担があった計算です。
JCBの利用率は28%
日本では、主にVISA、Mastercard、JCB、American Expressブランドのクレジットカードが利用されています。
イプソス株式会社「2020年キャッシュレス大規模調査」によれば、その中でもJCBが占める利用割合は28%です。
例えば、クレジットカードで年間5,000万円の決済があった場合は、そのうちの1,400万円がJCBによる売上となります。
そのため、今回のJCBブランドの決済手数料引き下げは、店舗にとって利益が大きくなるメリットのある変更と言えます。
JCBは他のモバイル決済サービスでも引き下げあり
今回のJCBによる決済手数料引き下げは、AirPAYだけではありません。
他のモバイル決済サービスでも同様にJCBの決済手数料が引き下げられています。
モバイル決済 | 引き下げ前 | 引き下げ後 |
---|---|---|
Airペイ | 3.74% | 3.24% |
Square | 3.95% | 3.25% |
STORES | 3.74% | 3.24% |
楽天ペイ | 3.74% | 3.24% |
Squareを除いて決済手数料3.24%の横並びであることが分かります。
最後に
今回は、AirPAYで適用されるJCB決済手数料の3.74% → 3.24%の引き下げについて解説しました。
JCBは、日本発で唯一の国際ブランドです。
2018年3月末における会員数は約1億1,700万人(内日本国内は9,055万人)となっており、日本国民の約70%が保持していることから、店舗でも決済手数料引き下げは喜ばしいことではないでしょうか?
ただ、AirPAY以外のモバイル決済サービスでもJCBの決済手数料は同水準です。
その中でAirPAYを選ぶべき大きな理由は、キャッシュレス決済方法の豊富さがあげられます。
決済方法の種類を比較すると
- AirPAY:56種類
- Square:18種類
- STORES:17種類
- 楽天ペイ:35種類
と圧倒的な多さとなっており、あらゆる顧客の支払い方法に対応ができます。
AirPAYでは、導入・運用費用は0円で店舗をキャッシュレス化に対応させることが可能です。
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