先日、母親のスマホをauからワイモバイルに乗り換え(MNP)させたところ、通信費を2年間で10万円も節約できました。
さらに5年間使い続けたことで
- 突然の強制終了
- 異常なバッテリーの減り方
といったトラブルを抱えていた”古いiPhone 6S(16GB)”
これをワイモバイル乗り換えにより実質540円で新品のiPhone 6S(32GB)に機種変更できました。
つまり、たった1日のワイモバイル乗り換えに時間を割いたことで
- 通信費を2年間で10万円削減
- 新品のiPhone6S(3万2,292円相当)を実質540円で購入
できたことになります。
多少、乗り換え手数料はかかりますが、それでも1日で約12万円はお得になりました。
この記事では、母親のスマホをauからワイモバイルに乗り換えた経緯などを紹介していきます。
目次
ワイモバイルに乗り換えた経緯
今回、auからワイモバイルに乗り換えた一番のきっかけは、引っ越しに伴ってauの電波が入りにくくなったことです。
母親は大阪府郊外のマンションに引っ越したのですが、近くに高速道路の高架がある影響もあり、電波は1~2本しかなくWebサイトの表示速度も遅い状況でした。
それに対して、僕が契約中のソフトバンクに関しては、電波MAXで全く問題がありませんでした。
そこで乗り換えを提案するためにauの契約状況やスマホの使い方を聞いたところ、
- 月額料金は8,000円程度(端末料金は支払い済み)
- 親戚と通話するから”かけ放題”は必須
- スマホは、ちょっとした調べ物や簡単なゲームぐらいしか使わない
とのこと。
ここからは親子の会話です。
auとワイモバイルの月額料金を比較
実際、auからワイモバイルに乗り換えした場合、どのくらい安くなるのかシュミレーションしてみました。
auの月額料金
auでは、毎月のデータ通信量に応じて月額料金が変動する「auピタットプラン」に加入していました。
平均して毎月3~5GBのデータ通信量だったので、月額料金は次のようになります。
料金プラン | auピタットプラン | 5,980円 |
---|---|---|
オプション | かけ放題 | 1,500円 |
合計 | 7,480円 |
※税抜で表記しています。
- 0~1GB:2,980円
- 1~2GB:3,980円
- 2~3GB:4,980円
- 3~5GB:5,980円
- 5~20GB:6,980円
と料金が上がっていきます。
最も料金が高い5GB以上は、アプリのダウンロードしたり、動画を視聴したりすると、すぐに達してしまうため注意したいところです。
ワイモバイルの月額料金
ワイモバイルでは、月額料金が定額制の「スマホプランM(最大25ヶ月間無料でデータ容量が6GB → 9GB)」に加入します。
同時に新品のiPhone6S(32GB)を24回払いで購入しました。
また、僕の自宅が『ソフトバンク光』に加入しているため、おうち割 光セット(住所の違う家族でも適用OK)の月額1,000円割引が適用しています。
1年目
料金プラン | スマホプランM | 3,980円 |
---|---|---|
オプション | かけ放題 | 1,000円 |
機種代金 | iPhone 6S(32GB) | 1,225円 |
割引 | ワンキュッパ割 | -1,000円 |
割引 | 月額割引(端末代) | -1,225円 |
割引 | おうち割 光セット | -1,000円 |
合計 | 2,980円 |
※税抜で表記しています。AppleCareに加入する場合は月額617円かかります。
2年目
2年目からはワンキュッパ割の適用がなくなるため、月々の支払いは次のようになります。
料金プラン | スマホプランM | 3,980円 |
---|---|---|
オプション | かけ放題 | 1,000円 |
機種代金 | iPhone 6S(32GB) | 1,225円 |
割引 | ワンキュッパ割 | -1,000円 |
割引 | 月額割引(端末代) | -1,225円 |
割引 | おうち割 光セット | -1,000円 |
合計 | 3,980円 |
※税抜で表記しています。AppleCareに加入する場合は月額617円かかります。
auとワイモバイルを2年間の総額で比較
実際、auからワイモバイルに乗り換えした結果、どのくらい安くなったのでしょうか?見ていきましょう。
1年目の総額 | 2年目の総額 | 合計 | |
---|---|---|---|
au | 8万9,760円 | 8万9,760円 | 17万9,520円 |
ワイモバイル | 3万5,760円 | 4万7,760円 | 8万3,520円 |
ワイモバイルのほうが2年間で9万6,000円(= 17万9,520円 – 8万3,520円)の通信費を節約できる結果になりました。
- 1年目:月額7,480円 → 月額2,980円(-4,500円)
- 2年目:月額7,480円 → 月額3,980円(-3,500円)
の通信費節約となります。
今後、3年、4年、5年と使えば使うほど、お得になっていきますね。
初期費用
月額料金だけで比較すれば、ワイモバイルが圧倒的にお得です。
しかし、auからワイモバイルに乗り換えるときには、初期費用も発生するので確認していきましょう。
基本的な初期費用は次のとおりです。
契約事務手数料 | 3,000円 |
---|---|
MNP転出手数料 | 3,000円 |
iPhone6Sの頭金 | 500円 |
合計 | 6,500円 |
さらにauでは2年縛り(自動更新)が設定されているため、乗り換えのタイミングによっては”違約金”がかかってくる可能性もあります。
違約金 | 9,500円 |
---|
ただ、更新月まで半年以上ある場合、auからワイモバイルに乗り換えることで毎月3,500円の通信費を削減できることを考えれば、早めに乗り換えた方がお得です。
例えば、6ヶ月早く乗り換えれば、2万1,000円(= 3,500円 × 6ヶ月)もお得になり、すぐに違約金9.500円を相殺できます。
ワイモバイルの通信速度ってどうなの?
格安SIMの乗り換えで不安なのは「インターネットが不安定になるのでは?」ということです。
ワイモバイルでは、大多数の格安SIMが利用しているドコモ回線ではなく、取り扱い業者の少ないソフトバンク回線を利用していることから混雑を回避できます。
また、ソフトバンクグループのヤフー株式会社が提供していることから、通信速度が速い傾向があります。
ワイモバイル乗り換え後、通信速度を確認するために操作してみましたが、インターネットもサクサク動いていました。
母親も
- 月額料金が半分以下になった
- 家の中でauの電波が入らない問題が解消された
- 外出先でもサクサク動く
- 5年前のiPhoneをタダ同然で交換できた
ことから大変満足しているようです。
「友達にもワイモバイルを紹介してみるわ」と言っていました。
PayPayの還元率が最大20%になる
ワイモバイルに契約することで宮川大輔のCMでもお馴染みのスマホ決済「PayPay(ペイペイ)」で最大20%還元を受けることもできます。
次は、PayPayで開催している”毎月いつもどこかでワクワクペイペイ”の還元率の一覧表です。
PayPayユーザー | ソフトバンクユーザー ワイモバイルユーザー Yahoo!プレミアム会員 |
|
---|---|---|
PayPay残高 Yahoo!マネー |
最大10%還元 | 最大20%還元 |
Yahoo!Japanカード | 最大10%還元 | 最大19%還元 |
その他のクレジットカード | 0.5%還元 | 0.5%還元 |
付与上限 | 1,000円/1回 30,000円/期間 |
2,000円/1回 30,000円/期間 |
毎月いつもどこかでワクワクペイペイとは、
- 加盟店
- カテゴリ
- 地域
などを毎月設定して開催されるお得なキャンペーンです。
ワイモバイルユーザーになることでコンビニ、スーパーマーケット、ドラッグストア、飲食店などの買い物が最大20%もお得になります。
例えば、ドラッグストアで1万円の買い物をすれば、”2,000円(= 1万円 × 20%)”還元されます。
auからワイモバイルにお得に乗り換える方法
近くにワイモバイルショップがあるなら、そこで申し込むのも悪くありません。
しかし、「もっとお得に乗り換えたい!」という場合は、ワイモバイルオンラインストアから申し込むことで最大15,555円分のキャッシュバックを受け取ることも可能です。
条件は次のようになります。
特典 | 【契約特典】 スマホプランL:10,000ポイント スマホプランM:7,000ポイント スマホプランS:5,000ポイント 【5のつく日特典】 5,555ポイント |
---|---|
付与方法 | 期間限定Tポイント ※Yahoo! JAPAN、LOHACO、GYAO!のみ利用可能 ※2019年8月から「PayPayボーナスライト」に変更 |
進呈時期 | 契約の翌々月の月末 |
条件 | ・新規 または ソフトバンク以外から乗り換え(MNP) ・Yahoo! JAPAN IDを前月末までに取得 ・特典のエントリー |
特典のエントリー方法
ワイモバイル申し込み時に「契約特典」と「5のつく日特典」をもらう方法を解説します。
まずは、ワイモバイルオンラインストアに移動してから、最大10,000ポイントプレゼントのキャンペーンバナーをクリックしましょう。
「まずはエントリー(対象のYahoo! JAPAN IDでログインしてエントリーする)」をクリックします。
“エントリーをありがとうございます”と表示されれば、エントリー完了です。
対象商品を選ぶ
特典のエントリーが完了したら商品を選択しましょう。
今回は、iPhone 6Sを選択します。
「容量」「カラー」「契約方法」「プラン」「端末代金の支払い方法」「オプション」「割引」を選択します。
プランに応じて月々のお支払い金額がシュミレーションされるので問題なければ「ご契約者情報の入力へ進む」をタップします。
「クレジットカード」「本人確認書類」「MNP予約番号」を準備してから次に進みます。
※MNP予約番号は、現在契約中のキャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)に電話で問い合わせることで教えてもらえます。
「契約者情報」「MNP情報」「クレジットカード」「証明書のアップロード」などを行いましょう。
契約内容の確認、重要説明事項を確認すれば完了です。
審査完了後に「SIMカード」と「スマートフォン」が最短翌日に届けられます。
基本的には、同封の書類を確認しながら、電話の音声案内に従って手続きを行えば、切り替わりは完了です。
※到着から6日経過するとワイモバイル側で自動的に切り替え作業が行われます。
最後に
最近は、iPhoneの価格が高騰したことから3大キャリアで契約をすると月々の支払いは端末代込みで1万円を超えることも珍しくありません。
基本、端末は4年間の分割払いとなるため、
- 1年間で12万円
- 2年間で24万円
- 3年間で36万円
- 4年間で48万円
も通信費+端末代を払い続けることになります。
「どうしても新しいスマートフォンがほしい!」というのであれば良いですが、僕の母親のように普通にネットや電話ができればいいだけなら、かなりのオーバースペックです。
使わない機能や不必要な性能に対して、年間10万円単位で払うのであれば、ワイモバイルで一世代前のスマホを契約して、ついでに通信費を抑えるのが良いのではないでしょうか?