【店舗導入】モバイル決済サービスの電子マネー対応状況を比較

モバイル決済とは、一般的に広く普及しているスマホまたはタブレットをそのまま利用することにより低コストでキャッシュレス決済を導入できるサービスです。

  • 初期費用0円
  • 月額料金0円

で提供されていることが多く、お店の規模や業種に問わず、決済手数料は低い水準に設定されています。

この記事では、モバイル決済サービスの電子マネー対応状況を比較しています。

モバイル決済サービスの電子マネー対応状況

電子マネーとは、本人認証(暗証番号やサインなど)が必要なく、タッチだけで決済が完了する支払い方法です。

主要5社のモバイル決済サービスの電子マネー対応状況は、次のとおりです。

電子マネーの決済手数料
Airペイ 楽天ペイ Square STORES
交通系電子マネー
楽天Edy
nanaco
WAON
Apple Pay
Google Pay
iD
QUICPay

交通系電子マネー

交通系電子マネーとは、交通機関が発行する電子マネーで主に公共交通機関(電車、バスなど)で利用できます。

対応中 Airペイ、楽天ペイ、おてがるPay、STORES

種類は、

  • Kitaca
  • Suica
  • PASMO
  • TOICA
  • manaca
  • ICOCA
  • SUGOCA
  • nimoca
  • はやかけん

の9種類です。

楽天Edy

楽天Edyは、数ある電子マネーの中でも発行枚数1億1,250万枚でダントツのシェアを誇る電子マネーです。

対応中 楽天ペイ

nanaco

nanaco(ナナコ)は、コンビニ業界でシェアNo.1の「セブンイレブン」が積極的に推し進めている発行枚数6,223万枚の電子マネーです。

対応中 楽天ペイ

WAON

WAON(ワオン)とは、スーパーマーケット業界で圧倒的なシェアNo.1の「イオングループ」が提供する電子マネーです。

対応中 楽天ペイ

Apple Pay

Apple Pay(アップルペイ)とは、Appleが提供する「iPhone(iPhone7以降)」や「Apple Watch(2以降)」をかざして決済できるサービスです。

対応中 Airペイ、楽天ペイ、おてがるPay

Walletアプリに

  • クレジットカード
  • 電子マネー(Suica、iD、QUICPay)

を紐付けることでApple Payで決済ができます。

Google Pay

Google Pay(グーグルペイ)とは、Googleが提供する「おサイフケータイ対応機種」をかざして決済できるサービスです。

対応中 おてがるPay

Googleアカウントに

  • クレジットカード
  • 電子マネー(楽天Edy、nanaco、モバイルSuica、WAON、QUICPay)

を紐付けることでGoogle Payで決済ができます。

iD

iD(アイディー)とは、NTTドコモが提供する国内発行枚数3,000万枚を誇る電子マネーです。

対応中 Airペイ、楽天ペイ、おてがるPay

QUICPay

QUICPay(クイックペイ)とは、JCBが展開するクレジットカードと紐づけて使える電子マネーです。

対応中 Airペイ、楽天ペイ、おてがるPay

STORES 決済(旧:Coiney)は交通系電子マネーに対応

STORES(ストアーズ)は、東京都渋谷区に本社を置く日本発のモバイル決済サービスです。

テレビCMにより知名度を上げており、多くの導入実績があります。

初期費用 実質無料
月額料金 無料
決済手数料 3.24~3.74%
振込手数料 条件付きで0円
入金サイクル 最短翌々日

決済方法は、

  • クレジットカード(Visa、JCB、Mastercard、American Express、Discover、Diners Club)
  • 電子マネー(Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん)
  • スマホ決済(WeChat Pay)

合計16種類に対応しています。

VISA、MasterCardについては、一括払いに加えて、他のモバイル決済ではあまり対応していない”2回払い”や”リボ払い”も利用可能。

特に高額商品取り扱い店舗は特におすすめです。

また、中国を中心に世界で8億人・年間決済額700兆円以上の利用を誇る決済サービス「WeChat Pay」にも対応。

中国インバウンドを取り込みたいなら、是非とも対応しておきたい決済方法と言えます。

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Square(スクエア)は交通系電子マネーに対応

Squareは、Twitterの創業者である「ジャック・ドーシー」が開発したアメリカ発のモバイル決済サービスです。

アメリカでは、ダントツのシェアを誇り、多くの店舗で支持されています。

現在は、

  • クレジットカード決済(Visa、Mastercard、JCB、American Express、Discover、Diners Club)
  • 電子マネー決済(Apple Pay、iD、QUICPay、Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん、iD、QUICPay、Apple Pay)
  • スマホ決済(PayPay)

に対応中です。

日本では、三井住友フィナンシャルグループと提携して進出しており、積極的なテレビCM・広告活動から加盟店数を伸ばしています。

楽天ペイは「楽天Edy」に対応

楽天グループが提供する「楽天ペイ」では、合計15種類の電子マネーに対応しています。

特に主要モバイル決済サービスの中で唯一、発行枚数でダントツNo.1を誇る「楽天Edy」や「nanaco」「WAON」に対応していることは大きなアドバンテージです。

初期費用 実質無料
月額料金 無料
決済手数料 3.24~3.74%
振込手数料 0円
入金サイクル 最短翌日入金

決済方法は、

  • クレジットカード(VISA、JCB、Mastercard、American Express、Diners Club、Discover Card)
  • 電子マネー(Apple Pay、iD、QUICPay、楽天Edy、nanaco、Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん)
  • スマホ決済(楽天ペイ、au PAY)

合計21種類に対応しています。

楽天ペイの指定口座を楽天銀行にすることで、365日いつでも決済の翌日に自動入金されます。

もちろん、振込手数料は少額であっても0円です。

Airペイはスマホ決済の種類が豊富

大手リクルートが提供する「Airペイ」は、電子マネーこそ楽天ペイに劣りますが、スマホ決済の種類は豊富です。

現在、急速に普及しているスマホ決済「PayPay」「LINE Pay」「d払い」に対応しており、各社が実施する大規模還元キャンペーンに便乗して集客ができます。

初期費用 実質無料
月額料金 無料
決済手数料 3.24~3.74%
振込手数料 0円
入金サイクル 最大で月6回

決済方法は、

  • クレジットカード(VISA、JCB、Mastercard、American Express、Diners Club、Discover Card)、銀聯カード(UnionPay)
  • 電子マネー(Apple Pay、iD、QUICPay、Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん)
  • スマホ決済(PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイ、J-coin Pay、Smart Code、WeChat Pay、UnionPay(銀聯)QRコード、ALIPAY 、AlipayHK、Kakao Pay、Touch’n Go eWallet、EZ-Link Wallet、COIN+)
  • ポイント(Tポイント、dポイント、Ponta、楽天ポイント、WAON POINT)

合計56種類に対応しています。

スマホ決済「ALIPAY」「WeChat Pay」にも対応しているので、訪日外国人のうち3割ほどを占める中国人のお客様を取り込むことも可能です。

\AirPAYは36種類のキャッシュレス決済に対応/



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サラリーマンをしながら、当ブログを運営していましたが、2018年に独立し現在はフリーランスとして活動しています。今まで、数々のWebサイト・ブログを構築してきました。このブログでは、今までの経験で得た知識を活かし、Web制作・SEO関連を中心に、最新のIT関連ニュースを発信。また、ファイナンシャル・プランナー技能士の資格を活かして金融関係の情報も発信しています。