フリマアプリのメルカリが提供するスマホ決済サービス”メルペイ”
メルペイでは、実店舗やメルカリで買い物した代金を翌月にまとめて支払えるメルペイあと払いというサービスを利用できます。
メルペイあと払いを利用することで、メルペイ残高(銀行口座)にお金がなくても、ツケ払い(=あとで支払う)により実際の支払いを翌月末に伸ばすことが可能です。
例えば、商品を6月15日に購入したときは、実際の支払いは7月31日となります。
この記事では、メルペイあと払いを利用した場合の精算方法を解説していきます。
目次
メルペイあと払いの精算方法は4種類
メルペイあと払いをしたときの精算方法は、
- 自動引落し
- メルペイ残高
- コンビニ
- 銀行ATM(ペイジー)
の4種類です。
それぞれの支払い方法の違いは、次のとおりです。
自動引落し | 指定した銀行から自動で引き落として精算する方法です。自動引落し日は「11日」「16日」「26日」から選択可能です。 |
---|---|
メルペイ残高 | メルカリの売上金や銀行口座からチャージした「メルペイ残高」で精算する方法です。友達招待やキャンペーンなどで獲得したポイントも利用できます。 |
コンビニ | コンビニで精算する方法です。 |
銀行ATM | Pay-easyの仕組みを利用して銀行ATMから精算する方法です。 |
支払期限は翌月末
メルペイスマート払いの支払期限は、利用月の翌月末です。
例えば、商品を6月1日に”メルペイあと払い”で購入した場合、翌月7月1日~7月31日の間に支払いをしなければなりません。
メルペイスマート払いの精算を「自動引落し」以外で行う場合は、忘れずに支払手続きを行いましょう。
もし、精算期限を過ぎた場合は、年14.6%の延滞損害金が課されて余分に手数料を支払うことになります。
コンビニ・銀行ATMは手数料300円
メルペイスマート払いで精算する際に「コンビニ」「銀行ATM」を選択した場合は、手数料300円が発生するので注意が必要です。
例えば、メルペイスマート払いで
- 6月15日に1,000円
- 6月18日に500円
- 6月23日に2,500円
の合計4,000円の買い物をしたとします。
このとき「自動引落し」「メルペイ残高」であれば、手数料ゼロの4,000円の請求で済みます。
しかし、コンビニ、銀行ATMで精算した場合は、手数料300円が上乗せされた4,300円が請求されるので注意しましょう。
メルペイスマート払いの精算方法
ここからは、メルペイスマート払いの精算方法を紹介していきます。
自動引落し
メルペイスマート払いの自動引落しの設定方法を解説します。
※自動引落しを選択する場合は、事前に『アプリでかんたん本人確認(e-KYC)』および『銀行口座』の登録が必要になります。
メルカリアプリを起動してから下部メニューの「メルペイ」に移動。
下にスクロールをして「使った履歴」の項目にある「メルペイスマート払い」をタップします。
「精算方法」をタップします。
メルペイに登録済みの銀行口座が表示されます。
自動引落しの口座を確認してから「自動引落し設定へ進む」をタップします。
“ご利用いただけない金融機関の可能性がございます。確認の上、設定もしくは精算方法の見直しをお願いします。”というメッセージが表示されたら「確認する」から利用可能な銀行口座を確認しましょう。
問題なければ「設定する」をタップします。
最後に「引落し日」を指定してから「設定」をタップします。
※「お手持ちの残高・ポイントを利用」にチェックを入れた場合は、メルペイ残高・ポイントを優先的に精算して、不足分を銀行口座の残高から引き落とします。
メルペイ残高
メルペイ残高で精算する場合は、先ほどと同様「メルペイスマート払い」→「精算方法」に進んでから「残高で精算」を選択しましょう。
あとは「ポイントの利用」の有無などを選択して精算を完了させましょう。
コンビニ
コンビニで精算する場合は、先ほどと同様「メルペイスマート払い」→「精算方法」に進んでから「コンビニ/ATMで精算」を選択しましょう。
支払いするコンビニ/ATMを
- セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマート
から選択してから「お客さま番号を発行する」をタップします。
お客さま番号が発行できたらコンビニ店内にある端末などを使って精算をしましょう。
セブンイレブン | レジで「払込票番号を伝える」または「払込票を表示させて見せる」で精算をします。 |
---|---|
ローソン | 「お客様番号」「確認番号」をメモする。ローソン店舗にあるLoppiで「各種番号をお持ちの方」から「お客様番号」と「確認番号」を入力。Loppiで印刷される「申込券」をレジで提示して精算をします。 |
ファミリーマート | 「企業コード」「注文番号」をメモする。ファミリーマート店舗にあるFamiポートで「代金支払い(コンビニでお支払い)」→「各種番号をお持ちの方はこちら」→「番号入力画面に進む」から「企業コード」と「注文番号」を入力。Famiポートで印刷される「申込券」をレジで提示して精算をします。 |
ミニストップ | ローソンと同様の手順となります。 |
デイリーヤマザキ | 「オンライン決済番号」をメモする。レジで「オンライン決済」と伝えて「オンライン決済番号」を入力して精算をします。 |
セイコーマート | 「受付番号」と「確認番号」をメモする。セイコーマート店舗にあるクラブステーションで「インターネット受付 各種代金お支払い」から「受付番号」と「確認番号」を入力。クラブステーションで印刷される「申込券」をレジで提示して精算をします。 |
銀行ATM(ペイジー)
銀行ATMで精算する場合は、先ほどと同様「メルペイスマート払い」→「精算方法」に進んでから「コンビニ/ATMで精算」を選択しましょう。
支払いするコンビニ/ATMで
- 銀行ATM
を選択してから「お客さま番号を発行する」をタップします。
メルペイあと払いの「銀行ATM」では、ペイジーマーク(Pay-easy)のある
- ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、千葉銀行、広島銀行、福岡銀行、横浜銀行、熊本銀行、足利銀行、京葉銀行、南都銀行、群馬銀行、七十七銀行
で精算できます。
途中まではコンビニと手順は同じで「支払いをするコンビニ/ATMを選択してください」で「銀行ATM」を選択します。
銀行ATM(ペイジー)の「税金・料金払込み」ボタンを押します。
出典:メルカリ
「収納機関番号」「お客様番号」「確認番号」を入力します。
出典:メルカリ
内容を確認してから「確認」ボタンを押します。
出典:メルカリ
支払い方法を「現金」または「キャッシュカード(口座振替)」から選択してから支払いをすれば完了です。
出典:メルカリ
最後に
今回は、メルペイスマート払いの精算方法について解説しました。
メルペイスマート払いでは、
- 自動引落し
- メルペイ残高
- コンビニ
- 銀行ATM
の4種類に対応しています。
このうち「自動引落し」「メルペイ残高」による精算では、手数料がかかりません。
「欲しい商品が見つかったけど、給料日やボーナスまで待てない」といった場合は、メルペイスマート払いを活用すると良いでしょう。
メルカリの利用実績によっては最大20万円まで”あと払い”で利用することが可能です。