リクルートが提供するモバイル決済サービス”Airペイ(エアペイ)”
Airペイでは、
- カードリーダー
- iPadまたはiPhone
を用意することでクレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、複数の決済方法に対応することができます。
この記事では、Airペイの決済方法ごとの限度額について分かりやすくまとめてみました。
目次
Airペイの限度額は決済方法ごとに違う
Airペイの限度額は、
- クレジットカード(VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover Card)
- 交通系電子マネー(Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん)
- iD
- QUICPay
- QUICPay+
- スマホ決済(PayPay、LINE Pay、d払い)
といった決済方法ごとに変わってきます。
クレジットカード

Airペイをクレジットカードで決済する場合は、カードの利用可能枠(与信枠)が限度額となります。
クレジットカードの利用可能枠は、
- 年齢
- 職業
- 勤務形態(正社員、契約社員、派遣、アルバイトなど)
- 勤務先の会社の規模
- 勤続年数
- 年収
- 預貯金額
- 居住状況(持ち家、賃貸マンション、借家、社宅など)
- 居住年数
- 婚姻の有無
- 世帯人数
などによって決められます。
また、過去にクレジットカードの支払いを遅延・滞納した場合は、利用可能枠に大きく影響するので気をつけたいところです。

交通系電子マネー

Airペイを交通系電子マネーで決済する場合は、2万円が限度額となります。
交通系電子マネーの限度額は、
- 不正利用・セキュリティ
の観点から2万円に設定されています。

交通系電子マネーとは、交通機関が発行する電子マネーで主に公共交通機関(電車、バスなど)で利用できます。
iD

Airペイを電子マネー「iD(アイディー)」で決済する場合は、3万円が限度額となります。
電子マネー「iD」の限度額においても
- 不正利用・セキュリティ
の観点から3万円に設定されています。

iDとは、NTTドコモが提供する電子マネーで国内発行枚数は約3,000万枚を誇ります。
QUICPay

Airペイを電子マネー「QUICPay(クイックペイ)」で決済する場合は、2万円が限度額になります。
電子マネー「QUICPay」の限度額においても
- 不正利用・セキュリティ
の観点から2万円に設定されています。
QUICPayとは、JCBが展開するクレジットカードと紐づけて使える電子マネーです。
QUICPay+(クイックペイプラス)

Airペイを電子マネー「QUICPay+(クイックペイプラス)」で決済する場合は、登録しているクレジットカードの利用可能枠が限度額となります。
電子マネー「QUICPay+」の限度額は、
- セキュリティが向上したこと
から利用学の上限が撤廃されています。
QUICPay+とは、QUICPayの機能を拡張したサービスであり、クレジットカードと紐づけて使える電子マネーです。
PayPay

Airペイをスマホ決済「PayPay(ペイペイ)」で決済する場合は、最大50万円が限度額となります。
スマホ決済「PayPay」の限度額は、
- 支払い方法
によって変わってきます。
支払い方法 | 限度額 (過去24時間) |
限度額 (過去30日間) |
---|---|---|
PayPay残高 | 50万円 | 200万円 |
クレジットカード (本人認証未設定) |
5,000円 | 5,000円 |
クレジットカード (本人認証設定済み) |
2万円 | 2万円 |
クレジットカード (本人認証設定済み+青いバッジが表示) |
25万円 | 25万円 |
Yahoo!マネー | 50万円 | 200万円 |

また、PayPayにクレジットカードを登録して決済する場合は、本人認証と青いバッジの表示により限度額が最大25万円になります。
PayPayとは、ソフトバンクグループが提供するスマホ決済サービスです。
LINE Pay

Airペイをスマホ決済「LINE Pay(ラインペイ)」で決済する場合は、最大100万円が限度額となります。
スマホ決済「LINE Pay」の限度額は、
- 本人確認の有無
によって変わってきます。
支払い方法 | 限度額 (1回あたり) |
限度額 (過去30日間) |
---|---|---|
LINE Pay残高 (本人確認なし) |
10万円 | 10万円 |
LINE Pay残高 (本人確認あり) |
100万円 | 100万円 |

本人確認の方法は、
のいずれかになります。
LINE Payとは、メッセージアプリのLINEが提供するスマホ決済サービスです。
d払い

Airペイを電子マネー「d払い」で決済する場合は、登録しているクレジットカードの利用可能枠が限度額となります。
なお、電話料金合算払い(ドコモユーザー限定)をしている場合は、利用状況(年齢、契約期間など)によって限度額が変わってきます。
年齢 | 契約期間 | 限度額 (1回あたり) |
限度額 (過去30日間) |
---|---|---|---|
19歳まで | ― | 1万円 | 1万円 |
20歳以上 | 1~3ヶ月目 | 1万円 | 1万円 |
4~24ヶ月目 | 最大3万円 | 最大3万円 | |
25ヶ月目以降 | 最大10万円 | 最大10万円 |
d払いとは、NTTドコモが提供するスマホ決済サービスです。
交通系電子マネーは現金併用ができる
Airペイでは、交通系電子マネーに限って現金併用が可能です。
ただし、
- 交通系電子マネーの残高不足時のみ
という条件が付いています。

そのときは、
- 交通系電子マネー:7,000円
- 現金:3,000円
で決済することができます。
まとめ
Airペイの決済方法ごとの限度額と現金併用の可否について表にまとめると次のとおりです。
決済方法 | 限度額 | 現金併用 |
---|---|---|
クレジットカード | 利用可能枠 | - |
交通系電子マネー | 2万円 | ◯ |
iD | 3万円 | - |
QUICPay | 2万円 | - |
QUICPay+ | 利用可能枠 | - |
PayPay | 50万円 | - |
LINE Pay | 100万円 | - |
d払い | 利用可能枠 | - |