Zoomの録画機能(レコーディング)とは?保存先、ホスト以外など

テレワーク・在宅勤務のWeb会議やオンライン飲み会ツールとして注目を集める「Zoom(ズーム)」

Zoomは、無料でありながら最大100人の同時接続、画面共有、遠隔操作、バーチャル背景など、各種機能が非常に充実しています。

そんな数ある機能の中でも知っておきたいのが、

  • 録画機能(レコーディング)

です。

録画機能を活用することでWeb会議の模様を動画で保存することができ、参加できなかった人でも内容をしっかりと把握できたり、議事録を作成する手間を省くことができます。

この記事では、Zoomのミーティング内容を保存するときに便利な「録画機能(レコーディング)」について解説します。

Zoomの録画機能(レコーディング)とは

Zoomの録画機能(レコーディング)とは、Web会議の内容をボタン一つで録画・録音できる機能です。

活用シーンとしては、

  • 議事録の代わりに使いたい
  • パワーポイントのプレゼンを録画したい
  • Web会議、講演会、研修、授業などの模様を共有したい
  • 社内の専門ソフトの使い方などを録画して共有したい
  • 一人で動画を撮影してYou Tubeなどにアップしたい

など、様々です。

Zoomの録画機能(レコーディング)を活用すれば、わざわざパソコンの動画キャプチャソフトなどをインストールする必要はありませんね。

対応機種

Zoomの録画機能(レコーディング)は、パソコン、タブレット、スマートフォンで利用可能です。

Zoomの録画機能(レコーディング)の対応機種一覧
パソコン(PC) Windows、Mac、Linux
タブレット iPad Pro、iPad Air、iPad、iPad mini、Android
スマートフォン iPhone、Android

※タブレットとスマートフォンによる録画機能は、Zoom有料版(クラウド保存)のみ対応しています。

保存方法

Zoomの録画機能(レコーディング)には、2種類の保存方法があります。

保存方法については「無料版」と「有料版」で対応状況が違ってくるので注意が必要です。

Zoomの録画機能(レコーディング)の保存方法
ローカル保存 クラウド保存
無料版
有料版

ローカル保存

ローカル保存とは、録画した動画データをパソコンに保存する方法です。

保存先は、自分で選択することができ、パソコン内だけでなく「外付けHDD」や「USB」などを指定することもできます。

クラウド保存

クラウド保存とは、録画した動画データをZoomのクラウドストレージに保存する方法です。

これにより

  • パソコンの容量が圧迫されない
  • パソコンに保存(ローカル保存)する際に発生するエンコーディング(変換処理)の時間を短縮できる
  • インターネット上からアクセスして様々な端末で簡単に動画を視聴できる
  • Web会議の参加者にURLを送信して簡単に動画を共有できる(※アクセスパスワードで保護しておくことも可能です。)
  • Web会議の会話内容を文字起こしできる(※英語版のみ対応。今後、日本語にも対応予定です。)

といったメリットがあります。

ただし、クラウド保存を利用する場合は、Zoomの有料版に加入しなければなりません。

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2020.04.18

Zoomの録画機能(レコーディング)の使い方

ここからは、Zoomの録画機能(レコーディング)の使い方を解説していきます。

Web会議の録画方法は、Web会議中に下部メニュー「レコーディング」をクリックするだけです。

Zoomミーティングの録画(レコーディング)が始まると左上に”レコーディングしています…”というメッセージが表示されます。

また、下部メニューから「録画を一時停止/停止」することも可能です。

「下部メニューの停止ボタンをクリック」または「ミーティングを終了」することで動画データの保存が始まります。

その際は、右上に”ミーティングが終了すると、レコーディングファイルはmp4に変換されます”というメッセージが表示されます。

ローカル保存の場合、動画データは「Zoom」→「日付」のフォルダに保存されます。

なお、Zoomの録画機能(レコーディング)では「録音データ(音声のみ):audio_only.m4a」「録画データ(動画):zoom_0.mp4」「プレイリスト:playback.m3u」の3種類のデータが自動的に保存されます。

Zoomの録画ファイル形式
M4A
(録画データ)
音楽ファイルの記録形式として広く使われています。拡張子は「.m4a」です。Windows Media Player、QuickTime、WALKMAN、iPodなどで再生できます。
MP4
(録画データ)
動画ファイルの記録形式として広く使われています。拡張子は「.mp4」です。Dropbox、Box、Google Drive、Youtube、Vimeoなどにアップロードできます。

録画保存先を変更する方法

Zoomの録画保存先を変更する場合は、Zoomアプリのホーム画面にある「歯車アイコン」をクリックします。

設定画面が開くので「レコーディングしています」からローカル録画の「変更」をクリック。

動画データの保存先を選択しましょう。

動画データがどこに保存されたか確認することも可能です。

Zoomの録画機能(レコーディング)のよくある質問(Q&A)

ここからは、Zoomの録画機能(レコーディング)のよくある質問(Q&A)をまとめました。

Zoomの録画を開始したことは相手にわかる?

はい。Zoomの録画を開始したことは相手に分かります。

スマートフォンの「Zoomアプリ」でビデオ通話している場合は、右上に録画中を示す「REC」が表示されます。

勝手に録画をすると参加者にバレてしまう可能性は高いです。

肖像権、著作権・プライバシーなどのトラブルに発展しないためにも、あらかじめ参加者に許可をとって録画を開始しましょう。

Zoomの録画機能はホスト以外でも使えますか?

はい。参加者であっても主催者(ホスト)に許可をもらうことで録画機能が使えます。

初期の設定では、Zoomの録画機能(レコーディング)は、ホストのみ利用できるようになっています。

そのため、参加者は「レコーディング」をクリックすると”ミーティングのホストにレコーディングの許可をリクエストしてください。”というメッセージが表示されます。

参加者の録画を許可する場合、主催者(ホスト)は右上の「ギャラリービュー」をクリックします。

許可したい参加者の「・・・」から「レコーディングの許可」をクリックすれば、録画の許可ができます。

参加者は、主催者(ホスト)が許可しない限りは、録画機能(レコーディング)が使えず、実質的な録画禁止状態になっています。

保存された動画データのファイルサイズはどのくらいですか?

画面共有の録画は1時間あたり約20M、ビデオ録画は1時間あたり約200Mがファイルサイズの目安です。

※動画の品質・解像度・ビットレートなどによってファイルサイズは変わってきます。

Zoom有料版に加入した場合、初期のクラウドストレージ容量は1GB(別途オプションで追加可能)ですが、1GBを超過して2GB、3GBになっても保存されます。

しかし、次回から保存方法を「クラウド保存」にできないため、パソコンにダウンロードするなどして削除する必要があります。

Zoomの録画に失敗した原因は何ですか?

Zoomの録画(ローカル保存)に失敗した場合、次の原因が考えられます。

  • パソコンのディスク空き容量が不足している
  • 保存先のフォルダパスが間違っている

一つ一つ確認して原因を探ってみましょう。

最後に

ZoomのWeb会議の模様を動画として残したい。

それならZoomの録画機能(レコーディング)を活用してみましょう。

無料画面キャプチャーソフトのような時間制限はなく、怪しいフリーソフトをインストールすることによりウイルス感染の心配もありません。

録画ボタンの「開始」「停止」ボタンを押すだけで簡単に録画できるのでパソコン初心者でも簡単に使いこなせるでしょう。

4 件のコメント

    • はじめまして
      Zoomの録画機能は本当に便利ですね
      ご質問の件ですが、参加者がZoomの録画機能を利用する場合は、ホストの許諾が必要になります。
      参加者が「レコーディング」をクリックすると、ホストに許可のリクエストが送信される仕組みです。

  • はじめまして。
    分かりやすい説明をありがとうございます。大変助かります。
    一つご質問させてください。

    Web会議の参加者にURLを送信して簡単に動画を共有できる(※アクセスパスワードで保護しておくことも可能です。)
    —–
    ただし、クラウド保存を利用する場合は、Zoomの有料版に加入しなければなりません。

    とのことですが、URLを配信されるWeb会議の参加者はZoomの無料版でも記録動画を閲覧できるのでしょうか。

    • はじめまして
      記事がお役に立てたようで良かったです。

      質問の件ですが、クラウド保存した動画をURLの共有で”視聴”する場合は、Zoomの無料版でも可能となります。

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