JMS「おてがるPay」を他社と比較!メリット・デメリットと評判は?

おてがるPayは、大手金融機関であるJCB・三菱UFJニコス・UCカードの出資により設立された「JMS(ジェイエムエス)」が提供するモバイル決済サービスです。

おてがるPayを導入することにより

  • クレジットカード
  • 電子マネー
  • ギフトカード

の合計26種類のキャッシュレス決済に対応させることが可能。

全国で20万店の加盟店実績を持ち、大手ならではのアフター・フォロー体制で評判も上々です。

この記事では、JMSが提供する「おてがるPay」を他社と比較・メリットとデメリットをまとめました。

おてがるPayとは

まずは、おてがるPayについて簡単におさらいしましょう。

おてがるPayとは、一般的に広く普及しているスマホまたはタブレットをそのまま利用することにより低コストでキャッシュレス決済を導入できる”モバイル決済サービス”の一つです。

運営会社 株式会社ジェイエムエス
出資会社 株式会社ジェーシービー、三菱UFJニコス株式会社、ユーシーカード株式会社
初期費用 実質無料
月額料金 無料
決済手数料 3.24~3.74%
(2020年7月1日まで2.16%)
振込手数料 0円
入金サイクル 最大で月6回
必要デバイス iPad または iPhone
カードリーダー(※)
プリンター(※)
※キャッシュレス・消費者還元制度対象加盟店は無償提供
対応レジアプリ Okage、スマレジ、Ubiregi
日本初の国際カードブランド「JCB」、3大メガバンクの系列で日本最大のクレジットカード会社「三菱UFJニコス」、3大メガバンクのみずほ銀行の子会社「ユーシーカード株式会社」が出資会社であることから信頼度・安全度の高さで言えば間違いないと言っていいでしょう。

決済方法

おてがるPayは「クレジットカード」「電子マネー」「ギフトカード」の決済方法に対応しています。

他社モバイル決済と比較すると次のとおりです。

主要5社のモバイル決済方法の比較
おてがるPay Airペイ 楽天ペイ Square Coiney
クレジットカード
電子マネー
スマホ決済
ギフトカード
ポイント
決済方法は、リクルートが提供する「Airペイ」が一番豊富なことが分かります。

おてがるPayは”中国インバウンド”に強い

おてがるPayの他社にはないメリットとしては、銀聯カード(ぎんれんかーど)に対応していることが挙げられます。

銀聯カードとは、

  • 全世界取引高:1,400兆円以上
  • 全世界発行枚数:70億枚以上
  • 全世界加盟店数:5,100万以上

の国際ブランド「VISA」をも凌駕する中国人の”お財布代わり”と言えるほど深く浸透しているカードブランドです。

訪日観光客の4分の1以上を占める中国人観光客を取り込むことができ、中国インバウンドに対応させることができます。

その他にも全国30万店以上で利用できるJCBの新しいギフトカード「JCBプレモカード」に唯一対応しています。

JCBプレモカードは、全国のコンビニなどで審査不要で誰でも購入でき、残高がなくなってもチャージすれば繰り返し使える便利なカードです。

銀聯カードはモバイル決済「おてがるPay」で使える【中国インバウンド】

2019.09.06

決済手数料

おてがるPayの決済手数料は、業界最安水準をうたっているAirペイとほぼ同等です。

決済手数料とは、お客様が商品を購入する際、決済するごとに発生する手数料です。

例えば、クレジットカードの決済手数料が5%のとき、1万円の商品を決済すると500円(=1万円 × 5%)が決済手数料として店側に請求されます。

クレジットカード

クレジットカードの決済手数料は、Squareを除いてほぼ横並びとなっています。

クレジットカードの決済手数料
おてがるPay Airペイ 楽天ペイ Square Coiney
VISA 3.24% 3.24% 3.24% 3.25% 3.24%
MasterCard 3.24% 3.24% 3.24% 3.25% 3.24%
JCB 3.74% 3.74% 3.74% 3.95% 3.74%
American Express 3.74% 3.24% 3.24% 3.25% 3.24%
Diners Club 3.74% 3.74% 3.74% 3.25% 3.74%
Discover Card 3.74% 3.74% 3.74% 3.25% 3.74%
銀聯カード 3.74%

※全てのモバイル位決済サービスで「キャッシュレス・消費者還元事業の登録」により2019年10月1日から2020年6月30日まで決済手数料が実質2.16%になります。
※楽天ペイは、2019年10月から2020年6月までの期間限定で全てのブランドが決済手数料3.24%です。

国際ブランドの種類に関わらず、

  • おてがるPayでは、MUFGカード、DCカード、三菱UFJカード、ニコスカード、UCカード
  • Coineyでは、セゾンカード

の決済手数料が3.24%となります。

電子マネー

電子マネーの決済手数料は、おてがるPayの交通系電子マネーが他社より”0.5%”だけ高くなっています。

電子マネーの決済手数料
おてがるPay Airペイ 楽天ペイ Square Coiney
楽天Edy 3.24%
Suica 3.74% 3.24% 3.24%
nanaco 3.24%
WAON 3.24%
Apple Pay 3.74% 3.74% 3.74%
Google Pay 3.74%
iD 3.74% 3.74% 3.74%
QUICPay 3.74% 3.74% 3.74%
交通系電子マネー 3.74% 3.24% 3.24% 3.24%

※全てのモバイル位決済サービスで「キャッシュレス・消費者還元事業の登録」により2019年10月1日から2020年6月30日まで決済手数料が実質2.16%になります。
※楽天ペイは、2019年10月から2020年6月までの期間限定で全てのブランドが決済手数料3.24%です。

JMS「おてがるPay」の決済手数料は?他社モバイル決済と比較

2019.09.17

キャッシュレス・消費者還元事業

主要なモバイル決済サービスである

  • おてがるPay
  • Airペイ
  • 楽天ペイ
  • Square
  • Coiney

は、政府が実施する「キャッシュレス・消費者還元事業」の対象となっています。

2019年10月1日から2020年6月30日までの9ヶ月間にわたって実施される対象の支援策は、次のとおりです。

消費者への還元 キャッシュレス決済により最大5%還元
決済手数料の補助 国が決済手数料(3.25%以下)の1/3を補助
決済端末等の導入補助金 決済事業者がキャッシュレス決済端末費用の1/3を負担することを条件として、国が残りの2/3を補助

【消費者への還元】キャッシュレス決済により最大5%還元

おりがみPayでは、消費者への還元により「キャッシュレス・消費者還元事業」に登録した店舗は、顧客に最大5%が還元されます。

店舗ごとの還元率は、次のとおりです。

店舗ごとのポイント還元率
対象店舗 ポイント還元率
中小企業、個人経営の小売、飲食店、宿泊など 5%
コンビニ、外食、ガソリンスタンドなどの大手系列チェーン店 2%
大手スーパー、百貨店など 0%

例えば、小売店については、

  • 資本金または出資の総額が5,000万円以下
  • 常時使用する従業員の数が50人以下

の条件を満たしている会社および個人事業主が運営する店舗が還元率5%となります。

例えば、キャッシュレス導入店舗で1万円分の買い物をすると、顧客は200~500円分のポイント還元を受けることが可能です。

政府のポイント還元施策のため、店舗側は費用負担をする必要がありません。

店舗に”キャッシュレス5%還元”と掲げることができ、集客強化が期待できます。

【決済手数料の補助】決済手数料が実質2.16%

おてがるPayでは、決済手数料の補助により「キャッシュレス・消費者還元事業」に登録した店舗は、2019年10月1日から2020年6月30日まで決済手数料が実質2.16%になります。

対象ブランドは、次のとおりです。

キャッシュレス決済で最大5%ポイント還元!モバイル決済事業者まとめ【導入比較】

2019.07.11

【決済端末等の導入補助金】カードリーダーやプリンターも無償提供

おてがるPayでは、決済手数料の補助により「キャッシュレス・消費者還元事業」に登録した店舗は、カードリーダーやプリンターが無償提供されます。

おてがるPayでは、初期費用も実質無料なので低コストでキャッシュレス決済を店舗に導入ができます。

JMS「おてがるPay」のカードリーダー端末とは?導入費用0円でクレカと電子マネー対応

2019.09.16

入金サイクルと振込手数料

入金サイクルは、楽天ペイとSquareが”最短翌日”と短くなっています。

通常、クレジットカードによる決済では、商品が売れてから実際にお金を手に入れられるのは、1ヶ月ほど先になります。

金融機関との付き合いも深く資金が円滑にある経営者であれば問題ありません。

しかし、小規模な小売店や飲食店にとって、入金サイクルが遅いのは死活問題であり、下手をすれば現金が底をついてしまいます。

そうなれば、仕入れにも影響がでるようになり、お客様がいくら来店しようと商品やサービスを正常に提供できない事態に陥ってしまいます。

だからこそ、モバイル決済サービスを選ぶときは、”入金サイクルの早さ”に着目することも必要となります。

入金サイクルと振込手数料の比較
入金サイクル 振込手数料
おてがるPay 最大で月6回 0円
Airペイ 最大で月6回
※みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行
0円
楽天ペイ 最短翌日 0円
※楽天銀行
Square 最短翌日
※三井住友銀行、みずほ銀行
0円
Coiney 手動入金:月6回
自動入金:月1回
10万円未満:200円
10万円以上:0円

おてがるPayは金融機関に関係なく最大で月6回の入金サイクル

おてがるPayでは、金融機関に関係なく、

  • 最大で月6回
  • 振込手数料0円

で売上金が指定口座に入金されます。

※ゆうちょ銀行は指定できません。

Squareでは「三井住友銀行」と「みずほ銀行」以外を指定した場合は、週1回(月4~5回ほど)の入金サイクルになります。

また、楽天ペイにおいても「楽天銀行」以外を指定した場合は、振込手数料が1回あたり330円発生します。

売上金の入金に利用している口座によっては、おてがるPayを選択したほうが条件が良くなるケースがあります。

対応デバイス

おてがるPayは、iOS端末のみ対応しています。

そのため、どうしてもAndroid端末を利用したいのであれば「楽天ペイ」「Square」「Coiney」を選択する必要があります。

分割払いの対応状況
おてがるPay Airペイ 楽天ペイ Square Coiney
iOS
Android

※Coineyは、電子マネー決済にAndroid端末が対応していません。

おてがるPayの動作環境

iOS 12・iOS 13・iPadOS 13

おてがるPayの対応機種

【iPhone】iPhone 5s、iPhone SE、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone Xs、 iPhone Xs Max、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max

【iPad】iPad Air、 iPad Air2、iPad Air(第3世代)、iPad(第5~第6世代)、iPad mini 2、iPad mini 3、iPad mini 4、iPad mini(第5世代)、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro(第1~第3世代)

【iPod Touch】iPod touch(第6~第7世代)

分割払い

クレジットカードの分割払いに対応させたいならおてがるPay一択となります。

顧客は、クレジットカードの分割払いを選択することで、支払いを将来に先延ばしすることが可能。

今すぐにまとまったお金を用意できなくても高額な商品を購入できます。

分割払いの対応状況
おてがるPay Airペイ 楽天ペイ Square Coiney
1回払い
2回払い
分割払い
リボ払い
ボーナス払い

【モバイル決済】JMSの「おてがるPay」ならクレカ分割払いに対応

2019.09.14

まとめ

おてがるPayと他社モバイル決済サービスを表にまとめると次のとおりです。

分割払いの対応状況
おてがるPay Airペイ 楽天ペイ Square Coiney
決済方法
決済手数料
入金サイクル
対応デバイス
分割払い
インバウンド

おてがるPayのメリットの最大のメリットは、分割払いに対応していることです。

その他の項目については、他社モバイル決済サービスと比較しても引けを取っていません。

さらに

  • JCB
  • 三菱UFJニコス
  • UCカード

の大手金融機関が出資して提供していることからサポート面でも安心ができるのも大きなポイントと言えます。

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